そこでLabBase就職では、28卒の学生に向けてオンラインセミナー「なぜ面接で落ちるのか?企業が本当に見ている評価ポイントを徹底解説」を開催しました。面接で落ちる構造的な理由から、27卒の先輩が直面した後悔談、企業の評価軸、さらには不合格の原因を特定する深掘り分析フレームワークまで解説しました。本レポートでは、当日の講義内容と要点を深掘りしてお届けします。
✓この記事でわかること
- 面接で落ちた原因を言語化する方法がわかる
- 企業が本当に評価しているポイントがわかる
- 秋冬インターンまでに改善すべきポイントが明確になる
- 次の面接で同じ失敗を繰り返さなくなる
1. なぜ面接で落ちるのか?―「能力不足」ではない本当の理由
夏インターンの選考で落ちてしまうと、「自分の能力が足りないのではないか」と自信を失ってしまい勝ちです。しかしインターンシップに受からないのは、決して学生の能力不足ではありません。
面接で落ちる原因は、大きく分けて以下の3つの要因に整理できます。
① 外部要因
インターン選考は、本選考とは異なる募集形態や募集人数が多くなるため、どうしても不合格者数が多くなる構造があります。
- 限定された募集枠:インターンシップは本選考と比べて受け入れ人数に限りがあり、枠そのものが圧倒的に狭き門となっています。
- 高すぎる採用倍率(10倍〜100倍):就活初期は知っている企業や大手企業にエントリーが集中しやすく、10倍〜100倍という非常に高い倍率の中で争うことになります。
- 面接官との相性:面接は人対人のコミュニケーションであるため、面接官のタイプやその場の相性といった要素も一定影響します。
② マッチング要因
企業は限られた枠だからこそ、求める基準を明確に設けて選考を行っています。
- 求める人物像との一致:企業がそのインターンでターゲットとしているターゲット層・スタンスに合致しているかがシビアに見られます。
- 専門性の適合とニッチな内容:インターンシップは短期集中型でニッチなプログラムも多いため、自身の研究分野や専門性とプログラム内容の「相性」や「方向性の一致」が強く求められます。
③ 改善できる要因
一方で、事前準備や伝え方を工夫することで確実に改善できる要因も存在します。外部要因やマッチング要因に振り落とされたと落胆するのでは無く、自分がコントロールできる以下のポイントに目を向けましょう。
| 観点 | 主なチェックポイント |
|---|---|
| 事前準備 | 想定される深掘り質問に答えられる練習ができているか、志望動機がクリアで他社と差別化されているか |
| 伝え方・対話力 | 質問の意図・背景を正しく理解して答えているか、専門用語ばかりにならず結論から簡潔に話せているか |
| スタンス | 面接終了後に振り返りを行っているか、熱量を示す逆質問を準備しているか、「合格すること」自体がゴールになっていないか |
2. 27卒の先輩の後悔談
就活を経験した一歩先を歩む27卒の先輩たちも、同じように多くの悩みや失敗を経験しています。ここでは、先輩たちが特に後悔している代表的な3つの事例と、その原因・結果について解説します。同じ失敗を繰り返さないための教訓として押さえておきましょう。
01. 夏のインターンに行けなかった/希望するインターンに受からなかった
知っている大手企業や人気企業だけに絞って応募(厳選応募)してしまったり、ES(エントリーシート)の自己分析やアピールの準備不足のまま選考に臨んでしまったことが主な原因です。
【結果】全落ちしてインターンに参加できず、自信を失う応募数が少ない上に難易度の高い選考ばかりに挑んだ結果、どこにも参加できずに夏の時期が終わってしまい、「自分の就活はうまくいかないかもしれない」と自信を失ってしまう状況に陥りました。
02. 早期に業界を絞り込んで後から取り返しがつかなくなった
「第一志望の業界や行きたい企業が明確にあるから」「研究が忙しくて他の業界まで調べる時間がない」といった理由から、就活の初期段階で早々に業界を限定してしまいました。
【結果】選考不通過時の焦り・興味喪失による不安いざ選考が進む中で通過しなかった際、他の選択肢を用意していなかったため強い焦りや不安が生じました。また、途中でその業界への興味が薄れてしまった際にも、路線変更が難しくなるリスクに直面しました。
03. 軸や強みの言語化をおろそかにしたまま時間が過ぎた
「研究室の活動が忙しくて就活に時間を割く余裕がない」「自己分析の具体的なやり方がわからない」「重要視していなかった」と、自身の軸や強みの言語化の後回しにしてしまいました。
【結果】選考に通過せず自信喪失・企業選択もしっくりこない面接で自分の言葉で説得力を持って語ることができず、選考不通過が続いて自信を喪失。また、自分なりの就活軸が曖昧なため、どの業界や企業を受けてもしっくりこないという状態に陥りました。
3. 企業が面接で重視するポイント
面接官の役割は、「自走して自社で活躍できる人材か(採用すべきか)」を見極めることです。そのため就活面接では、「研究成果そのものよりも、研究への向き合い方・考え方(プロセス)」が重視されます。
企業が選考で見極めているポイントは、主に以下の3点です。
| 評価ポイント | 面接官が見ている観点 | 紐づく選考項目 |
|---|---|---|
| ① 人柄・人物像 | どのような価値観を持ち、どんな想いで行動してきたか | ガクチカ、研究への姿勢 |
| ② 自社への熱量 | なぜ他社ではなく自社なのか、業界・企業への興味関心が本物か | 志望動機、逆質問の内容 |
| ③ 今後の可能性 | 入社後に自走して成長し、成果を出せるか(ポテンシャル) | 自己PR、強みの再現性 |
4. 自分が面接で落ちた理由を分析しよう
まずは、自分がなぜ面接に落ちてしまったのか、思い当たる理由を洗い出せるだけたくさん書き出してみましょう。
【よく挙げられる不合格の理由】
- 緊張してうまく話せなかった
- 結論ファーストで話せなかった
- 話が長くなってしまった
- 言いたいことが相手に伝わらなかった
- 専門用語が多くなってしまった
- 話が具体的ではなかった
- 志望理由が浅かった
- 深掘り質問に詰まってしまった
ここで一度立ち止まって考えてみてください。
「その反省、表面的な振り返りになっていませんか?」
「話が具体的ではなかった」「志望理由が浅かった」といった現象の裏には、必ずそうさせてしまった「根本的な原因」が存在します。表面的な不合格の理由にとどまらず、「なぜ具体的にならなかったのか?」「なぜ志望理由が浅かったのか?」と掘り下げて考えることが重要です。
面接で落ちる根本原因は、大きく以下の4つの領域に整理することができます。
| 原因の分類 | 状態と課題の定義 | 自問自答すべきチェック質問 |
|---|---|---|
| ① 自己理解不足 | 自分自身への理解が浅く、自分の考えや行動の理由を具体的に説明できない。 | ・やりたいこととその理由を言えるか? ・自分の強み3つとその理由を伝えられるか? ・就活で大事にする軸とその理由を納得感をもって語れるか? |
| ② 業界・企業理解不足 | 「やりたいこと」を叶える手段としての企業選択ができておらず、志望動機が浅い。 | ・この業界で何がしたいのか? ・なぜ他社ではなくこの会社なのか? |
| ③ 言語化不足 | 一方的に伝えるだけで、相手に伝わるコミュニケーションになっていない。 | ・研究内容を専門用語を使わずに説明できるか? ・研究内容を30秒で伝えられるか? ・研究で苦労したことを30秒で伝えられるか? |
| ④ マッチング | 理念・ビジョン、求める人物像、募集職種・人数の一致(コントロールが難しい)。 | ・企業側の基準と自身の方向性・特性が合致しているか? |
振り返りを行う際は、「なぜ」を繰り返して掘り下げ、自分がどの要素に該当するのかを正確に把握しましょう。
5. LabBase就職を活用して効率的に秋冬インターン・選考に参加しよう
理系学生にとって秋冬は、研究室の実験や学会発表と就活が重なる多忙な時期です。研究を犠牲にせず、効率的に自分に合った企業と出会うために「LabBase就職」をフル活用しましょう。
LabBase就職に登録する3つのメリット
結果だけでなく研究のプロセスや人柄を見て企業からスカウトが届くため、優良企業との接点が生まれます。
企業側から見つけてくれるため、自分で企業を1社ずつ探す手間や時間を大幅に省くことができます。
面接突破講座やES書き方講座などのイベント・サポートを通じて、知識をつけて自信を持って選考に挑むことができます。
【必見】スカウトを増やすための3つのコツ!
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企業は人柄やプロセスを理解し、納得感を持ってスカウトを送りたいと考えています。プロフィール充実度を80%以上にすることで、60%の学生と比べてスカウト受信数が4.9倍※1に跳ね上がります。
さらに!1〜3の条件をすべてクリアすると、スカウト受信数が3.1倍※2に!
プロフィールを充実させたことで「インターンに参加できた」「早期選考の内定に繋がった」「ES免除や面接免除、カジュアル面談などの特別案内が届いて研究の忙しい時期に助かった」という先輩の声も多く上がっています。今すぐできるアクションからコツコツと積み上げていきましょう。
※1 対象:就職年2027(27卒)でLabBase就職に登録済みの学生 27,510人
※2 集計時点:2026年7月時点の累計受信数(データ抽出日まで)
学生へのメッセージ
秋冬インターン・本選考はこれからが本番です。だからこそ今大切なのは、「なぜ落ちたのか」を正しく理解することです。
原因が正しく分かれば、次に何を改善すべきかが自然と見えてきます。夏の失敗は決して無駄ではなく、秋冬で納得のいく結果につなげるための貴重なステップです。自分の面接を正しく振り返り、研究で培った思考力を武器に、自信を持って次の選考へ挑んでいきましょう!
