一般財団法人電力中央研究所

一般財団法人電力中央研究所

従業員数
765人
業種
エネルギー / コンサルティング・リサーチ / シンクタンク / 官公庁・公社・公団 / その他
所在地
東京都千代田区大手町1丁目6-1
HP
https://recruit.denken.jp/
26年27年就職:インターン・仕事体験
研究開発職

【インターンシップ】確率論的アプローチによる放射性廃棄物処分安全評価手法の開発

所要日数:1週間程度 千葉県
募集職種
研究開発職
対象資格
2026年、2027年修了見込みの方 修士, 博士, 博士研究員
対象専攻
化学 / 基礎化学・複合化学 環境学 / 環境解析学・環境保全学
勤務予定地
千葉県
備考
我孫子地区にての対面もしくはオンラインでの実施(ハイブリッド型での実施も可)(応相談)
面接予定地
オンライン面接, 千葉県
選考フロー・応募後の流れ
書類選考、面接など
応募受付期間
2025年4月15日(火)~2025年8月31日(日)
実施期間
2025年4月1日(火)~2026年3月31日(火)
備考
通年で受入れ可能です。 具体的な実施期間および時期については、面談等を通じてご相談のうえ決定します。
2050年に持続可能で社会に受容されるエネルギーシステムを実現するには、原子力の持続的な利用が不可欠です。原子力発電施設の運転では、種々の放射性廃棄物が発生します。また運転年数を重ねた発電施設は、更新のために、廃止措置を着実に進めなければなりません。放射性廃棄物埋設処分事業の重要性はますます高まっており、新たな施設設計の埋設処分事業の申請が、今後10数年にわたり連続的に計画されています。  放射性廃棄物の処分事業を順調に進めるためには、廃棄物を地下に埋設処分した後の長期的な影響を評価し、その安全を説明しなければなりません。具体的には、「廃棄物に含まれる放射性核種が地下環境中で如何に移行するか」「移行を抑制する処分施設の設計やバリア材料の性能は十分か」「生活圏における放射線影響は安全なレベルに抑えられているか」を技術的に評価して、放射性廃棄物処分の安全を社会へ十分に分かりやすく伝える必要があります。  このため、当研究所では、放射性廃棄物処分の安全評価に内在する不確実性を評価する研究を行っています。そこで、処分システムを構成するバリア(工学材料・地質環境)の性能評価モデル・核種移行評価モデル・線量評価モデルの信頼性向上、線量のリスク論的評価に基づいた放射線安全基準の論理構築、安全基準への適合性の合理的な判断方法の具体化、等の研究に一緒に取り組む人材を募集します。  放射性核種の挙動に興味を持ち、放射線防護の重要性を理解した上で、放射性廃棄物処分に係るリスクを、確率論的なアプローチによって、現象論に基づいた論理を構築して評価する技術開発に挑戦する気概を持つ方を求めます。また、放射線防護基準への適合性判断方法の合理化につなげるため、国際原子力機関(IAEA)・国際放射線防護委員会(ICRP)等の国際機関への発信や働きかけが重要です。国際的な活動に意欲のある方を期待しています。
求める人物像
・原子力化学、地圏環境化学、放射能環境動態、環境システム、原子力環境材料などを学んだ方 ・化学実験・機器分析の経験を有する方 ・「確率」に興味をお持ちの方
求める経験、スキル、資格など
・原子力化学、地圏環境化学、放射能環境動態、環境システム、原子力環境材料などを学んだ方 ・化学実験・機器分析の経験を有する方 ・「確率」に興味をお持ちの方
関連する研究キーワード
確率 放射性廃棄物 機器分析 環境システム 放射線防護 廃棄物処分 原子力化学 地圏環境化学 原子力環境材料 放射能環境動態
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