日東化成株式会社

日東化成株式会社

従業員数
90人
業種
化学
所在地
大阪府大阪市東淀川区西淡路3-17-14
HP
https://www.nittokasei.co.jp/
従業員数
90
事業とミッション
化学メーカーであり、原料メーカーであるというのが私たち日東化成株式会社です。船底防汚や漁網防汚、化成品、安定剤などの分野でそれぞれに強みを持ち、「オンリーワン」の技術力をもってお客様の課題を解決するソリューション企業です。 当社には、4つの事業領域があります。船底防汚事業、漁網防汚事業、化成品事業、安定剤事業の4つはそれぞれ業務内容が異なりますが、目指すゴールは同じです。そのゴールとは、より豊かで安全・快適な社会の実現です。 <船底防汚事業> 海に浸かっているものは必ず汚れます。貝類や海藻類が付着するのです。 全長400m級の、巨大なタンカーやコンテナ船を想像してみてください。その船底が汚れると、巨大な燃料の無駄(燃費ロス)が発生し、最終的には航海できなくなります。これを防ぐため、すべての船舶には「船底防汚塗料」が塗られています。 日東化成は、この分野で技術的ソリューションを提供し、塗料原料である樹脂や添加剤を製造し供給しています。世界での市場シェアは20%で、地球上の船舶の5隻に1隻が日東化成の製品を塗っています。このようにして日東化成は、造船・海運業界のお役に立ち、地球環境保全に貢献しています。 <漁網防汚事業> 人類の世界規模での人口増加により、タンパク源の確保という意味で、「魚の海洋養殖」は非常に重要になってきています。 直径50mの巨大な生簀(いけす)が、海に浸かっている姿を想像してみてください。中では数百匹のクロマグロが泳ぎ回っています。生簀(いけす)は、漁網でできています。漁網が汚れると、中にいる魚が窒息したり、病気になったり、発育不良になったりします。これを防ぐため、あらかじめ漁網を防汚剤で染め付けておきます。 より効率良く、より低コストの海洋養殖を実現するため、日東化成は、原料となる薬剤、樹脂、および最終製品(防汚剤そのもの)を製造し供給しています。日本国内での市場シェアは35%です。このようにして日東化成は、人類のタンパク源確保と、海洋資源の再生産に貢献しています。 <化成品事業> 様々な樹脂(ポリウレタン、シリコーン、エポキシ、ポリエステル等)を架橋させ硬化させる「架橋触媒」を、製造し供給しています。 日東化成は錫系、ビスマス系、チタン系、その他の触媒をラインナップしていますが、特に錫系触媒に強みがあり、日本国内での市場シェアは75%です。 用途は、自動車関係(塗料、タイヤ、シート、ワイヤーハーネス、エアバッグ等)、土木・建設関係(ユニットバス、温水式床暖房、断熱二重窓ガラス、吹付け断熱材、シーリング材、ガードレール、アスファルト舗装、風力発電プロペラ等)、その他、多岐に渡ります。このようにして日東化成は、人々の安全で快適な暮らしを支え、人類・社会・地球環境に貢献しています。 <安定剤事業> 塩化ビニル樹脂や難燃樹脂に添加する「安定剤」を、製造し供給しています。安定剤とは、これらの樹脂を成型する際に、高熱による樹脂の劣化・変色を防ぐための、必須となる添加剤です。 日東化成は錫系、カルシウム亜鉛系、バリウム亜鉛系、その他の安定剤をラインナップしていますが、特に錫系安定剤に強みがあり、日本国内での市場シェアは60%です。 用途は、コロナ対策の透明パーテーション、医薬品の透明パッケージ、半導体や液晶ディスプレイの製造装置、地中の巨大なパイプ、ビル屋上の防水シート、航空機や列車の内装部品、バンドエイド、消しゴム、その他、多岐に渡ります。このようにして日東化成は、人々の安全で快適な暮らしを支え、人類・社会・地球環境に貢献しています。
メンバーと環境
船底防汚、漁網防汚、化成品、安定剤という4つの事業領域をもち、それぞれに強みを有するユニークな化学メーカーです。本社は大阪市内、工場は兵庫県尼崎市にあるため、人事異動はあっても転勤はありません。技術革新によって成長を続けてきた会社なので、技術志向にこだわりを持っています。お客様のご要望やニーズをいかに正確に理解し、それを形にするかという一連の工程をすべて社内で完結することによってノウハウを蓄積し、それを次なる技術革新につなげてきました。 こうした企業価値のすべては人が生み出すものであり、それは創業以来変わらないものです。社員が気持ち良く働ける会社だからこそ結果が生まれるという信念のもと、人を大切にする会社として「昼食無料」「ドリンク無料」「有給休暇消化率90.5%」などをはじめとする数多くの福利厚生を導入している点もとてもユニークな企業です。
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https://nittokasei.com/recruit/
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