一般財団法人電力中央研究所

一般財団法人電力中央研究所

従業員数
765人
業種
エネルギー / コンサルティング・リサーチ / シンクタンク / 官公庁・公社・公団 / その他
所在地
東京都千代田区大手町1丁目6-1
HP
https://recruit.denken.jp/
25年26年27年就職:本採用
研究開発職

【研究職(正職員)】環境リスクアセスメント技術の開発(サステナブルシステム研究本部)

千葉県
募集職種
研究開発職
対象資格
2025年、2026年、2027年修了見込みの方 修士, 博士, 博士研究員
勤務予定地
千葉県
備考
我孫子地区(千葉県我孫子市)
面接予定地
オンライン面接, 千葉県
仕事内容
 2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、エネルギー供給分野においては水素・アンモニア燃料の輸送・貯蔵や発電に関する技術開発、実証・導入に関する研究が進められています。しかしながら、水素やアンモニアを扱うインフラにおいて、事故や災害が発生した時には有害物質が漏洩・拡散する危険性があり、特に、水素関連のインフラでは、爆轟(気体が衝撃波を伴い熱膨張・燃焼する現象)などの固有の事象も懸念されており、リスク評価技術の確立が必要となっています。同様に、純国産の再生可能エネルギーとして、地熱発電には現状の2倍以上となる大幅な導入目標が定められており、地熱資源調査が各地で積極的に進められています。地熱発電に関する資源調査では、蒸気噴出事故などの危険性もあり、地中から噴出する有害物質に対するリスク評価手法の開発・整備が望まれています。  電力中央研究所では、大気科学、環境リスク評価や熱工学・流体力学、気象学・風工学の専門性をベースに、様々な有害物質漏洩時の環境リスクアセスメントに関する研究に貢献できる意欲的な研究者を募集します。採用後は、主に災害・事故に係るリスク想定と放出・漏洩シナリオの作成、さらに周辺環境への影響評価が可能なリスクアセスメントモデルの開発に関するテーマに従事していただきます。将来的に、大気中に放出された有害物質の挙動や漏洩形態、周辺大気との混合過程、化学反応、相変化を含む噴流現象の解明のための研究・開発をリードできるような専門家になれるよう、国内外の研究ネットワークも活用しつつ、人材育成にも力を注いでまいります。 【当面の研究課題】 ・水素・アンモニア燃料、CO2回収、地熱発電等に係る環境リスクアセスメントモデルの開発 ・確率論的な大気環境リスクアセスメント手法の開発 ・噴流(噴出)・混合などの流体力学、燃焼・爆発などの化学・熱力学に関する、実験、数値シミュレーション、現地観測技術の開発 【求人HP】 https://mypage.111.i-web.jpn.com/criepi/...
求める人物像
【学歴】 ・修士または博士課程修了者 【研究専門分野/専攻学科】 以下に該当する方を歓迎します。 ・機械工学、地球物理、建築工学、土木工学に準ずる分野を専門とされた方 ・熱力学・流体力学、気象学・風工学のいずれか、もしくは複数に関する専門知識を持ち、漏洩、混合、化学反応、相変化現象を伴う環境リスク分析に興味をお持ちの方 ・流体実験・数値流体解析・数値気象、気象・風況観測のいずれかもしくは複数の経験がある方
関連する研究キーワード
風工学 土木工学 機械工学 流体力学 数値シミュレーション 大気拡散 気象学 流体解析 風洞実験 地球物理 環境リスク 環境アセスメント 建築工学 拡散予測 観光リスクアセスメント 噴流現象