
一般財団法人電力中央研究所
- 従業員数
- 765人
- 業種
- エネルギー / コンサルティング・リサーチ / シンクタンク / 官公庁・公社・公団 / その他
- 所在地
- 東京都千代田区大手町1丁目6-1
- HP
- https://recruit.denken.jp/
25年26年27年就職:本採用
研究開発職
【研究職(正職員)】放射性廃棄物処理施設の安全性評価に資するセメント系材料の長期物性評価モデル構築(サステナブルシステム研究本部)
- 募集職種
- 研究開発職
- 対象資格
- 2025年、2026年、2027年修了見込みの方 修士, 博士
- 勤務予定地
- 千葉県
- 面接予定地
- オンライン面接, 千葉県
- 仕事内容
- 電力中央研究所では、放射性廃棄物処分施設の安全評価に関わる技術開発を進めています。低レベル放射性廃棄物処分施設では、放射性物質が外部へ漏洩することを防ぐための人工バリア材として用いるセメント系材料を用いる計画となっています。人工バリア材としてのセメント系材料には、一般構造物とは全く異なった性能が求められます。例えば、放射性核種に対する収着性能や低拡散性等がそれに当たりますが、同時にこの性能を千年〜万年オーダーで維持することも期待されています。 放射性核種に対する収着性能や低拡散性を評価するためには、セメント系材料の微細構造等の諸物性を精緻に評価する必要があり、当所では核磁気共鳴などの先端測定機器を用いた物性評価を実施しております。一方で、千年〜万年オーダーにわたる超長期のセメント系材料のバリア性能は、分析で得られた知見や熱力学等に関する理論に基づき、数値シミュレーションモデルを構築し推定していく必要があります。 そこで電力中央研究所では、実験で得たデータを活用し、セメント系材料の長期的物性を予測する数値シミュレーションモデルを構築できる研究者を求めています。粘土鉱物学等の複数の分野と関わりながら研究を進めていく必要があり、関連する当所研究者と共働できる意欲的な方を募集します。なお採用後は、数値解析結果の妥当性確認に必要な室内実験に関する技術も習得して頂くため、人材育成にも力を注いでいきます。 【当面の研究課題】 千年〜万年オーダーにいたる超長期のセメント系材料のバリア性能予測モデルの構築 【求人HP】 https://mypage.111.i-web.jpn.com/criepi/...
- 求める人物像
- 【学歴】 ・修士または博士課程修了者 【研究専門分野/専攻学科】 ・土木、建築、資源、原子力、環境、材料の分野において、無機材料やセメント系材料に関する知識、および熱力学に関する知識を有する方 ・熱力学等に関する数値シミュレーションモデルを用いた解析経験があり、数値シミュレーションモデル・解析コードの開発や、高精度化に興味をお持ちの方
- 関連する研究キーワード
- 建築 原子力 土木 解析 環境 資源 数値シミュレーション 熱力学 放射性廃棄物 セメント 無機材料 人工バリア材 低レベル放射性廃棄物処分