

一般財団法人電力中央研究所
- 従業員数
- 765人
- 業種
- エネルギー / コンサルティング・リサーチ / シンクタンク / 官公庁・公社・公団 / その他
- 所在地
- 東京都千代田区大手町1丁目6-1
- HP
- https://recruit.denken.jp/
26年27年就職:本採用
研究開発職
【研究職(正職員)】人工臓器・生体模倣システムを活用した低線量率放射線の影響評価(サステナブルシステム研究本部)
- 募集職種
- 研究開発職
- 対象資格
- 2026年、2027年修了見込みの方 修士, 博士, 博士研究員
- 勤務予定地
- 千葉県
- 備考
- 我孫子地区(千葉県我孫子市)
- 面接予定地
- オンライン面接, 千葉県
- 応募受付期間
- 2025年8月1日(金) ~ 2027年3月31日(水)
- 仕事内容
- 放射線被ばくによる生体影響として、同じ放射線量でも高線量率被ばくに比べて低線量率被ばくでは発がん等の生体影響が低減される「線量率効果」が知られています。その機構を実証することは、放射線影響研究における最重要課題の一つです。人に対する放射線の影響を科学的に評価する際、従来は、培養細胞や実験動物を用いてヒトの影響を「推測」することしかできませんでした。 近年、組織幹細胞やiPS細胞を元にヒトの臓器を模した人工臓器(オルガノイド)を作ることが可能になり、これを動物実験の結果と相互比較することで、ヒト個体のリスク評価の妥当性をさらに強く裏付け、国際的なコンセンサスが得られると考えられます。この研究を推進するにあたり、発がんの起源となりうる幹細胞と、それを取り巻く微小環境を複合的に模した多臓器由来のオルガノイドを用いた生体模倣システム(MPS)の構築が必要です。また、詳細な機構解明のため、1細胞単位で変異や遺伝子発現変化等を網羅的に解析する最先端のシングルセル・マルチオミクス解析技術が求められます。さらに、比較対象とする動物実験では一部の麻酔薬を扱うことや、多種多様な培養環境の構築において、薬理学の専門的な知識を持つ人材が必要であると考えています。 そこで、動物実験及び最先端の分子生物学研究に関連した専門性を有し、薬剤師もしくは獣医師の国家資格を取得した(もしくは取得見込みの)方で、国際的水準の研究開発に協調性をもって主導的に取り組むことができる研究者を求めています。 【当面の研究課題】 ・臓器由来のオルガノイドを用いた生体模倣システム(MPS)構築技術の確立 ・シングルセル・マルチオミクス解析を用いた低線量率放射線影響の評価
- 求める人物像
- 【学歴】 ・修士または博士課程修了者 【研究専門分野/専攻学科】 ・薬剤師もしくは獣医師の国家資格を取得(もしくは取得見込み)し、動物実験の経験を有する修士・博士課程を修了された新卒の方を歓迎します。
- 待遇
- 交通費支給, 宿泊費支給
- 関連する研究キーワード
- 分子生物学 環境 薬理学 ライフサイエンス 獣医学 放射線影響 ゲノム生物学
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