藤倉航装株式会社
- 従業員数
- 232
- 事業とミッション
- ◯国内唯一の『パラシュート』メーカー
皆さんは、飛行機に載っている『パラシュート』に興味を持ったことがありますか?パイロットの命を守るパラシュートを、国内で唯一作っているのが、『藤倉航装』です。
◯『人命』に関わる技術にこだわる
パラシュートはまさしく『人命』を背負ったものです。だからこれまでとにかく技術と安全性にこだわって製造を行ってきました。一つの製品開発で、テストジャンプは、数百回にも及び、絶対に安全な製品を作ってきました。
◯主要顧客は、防衛省、航空機・製造メーカー。安定したニーズ。
飛行機が飛ぶ限り、パラシュートは航空機の運行に不可欠であり、それを製造している弊社は安定したニーズに高い技術力でおこたえをしております。今後は海外にもその技術を活かして製品を販売していきたいと思っています。
◯「はやぶさ2」や「こうのとり」の回収用カプセルのパラシュート開発を主導したのは『新卒若手社員』
宇宙分野の担当(新卒)はHTV小型回収カプセルにおける設計で、収納形状が特殊でパラシュートの袋をいれるのが大変だったが、誰もやったこと無いことに取り組めることが魅力だと語っています。
◯翼形方形傘による最大飛行距離46.2キロはギネス世界記録に認定
翼形方形傘による最大飛行距離46.2キロはギネス世界記録に認定されました。
・設計者 コメント
「日本では試験の制限が多く、まずミニチュアの風洞試験を行い、その後、何種類もの試作や試験等の基礎研究を重ねてきました。そして、国内でダミー投下試験や低高度からの人員降下試験、また、何度も渡米して実施したダミー投下試験や人員降下試験(設計者である私も被験者として降下しています)という、多くの試験の積み重ねの結果、素晴らしい性能のパラシュートを完成することができました。これも多くの方々の協力があり達成できた記録であると感謝しております。」
◯HTV小型回収カプセルの開発で文部科学大臣賞、東日本災害の支援の実績で防衛大臣賞。など受賞歴も多数。
その貢献に多くの受賞歴があります。今後も社会のために事業を発展させ続けたいと思っています。
- メンバーと環境
- ◯テストジャンプは、実際にアメリカの演習場で。
日本国内では、テストジャンプが中々出来ないため、テストジャンプはアメリカの演習場で行うことが多いです。試験のために春に3、4回程度アメリカの演習場で投下試験を行うなど、様々な環境での投下試験を体験することが出来ます。
◯SAFE ASSOCIATIONなど海外のシンポジウムで最先端の技術に触れる
https://www.safeassociation.com/index.cf...
など、海外のシンポジウムにも毎年参加を行い、技術力の底上げを行っています。
◯『技術センター』で今後20年の技術力の底上げを。
現在も試験設備として、大型の風洞試験設備や試験用航空機などを弊社は持っています。2020年から建設中であった『技術センター』が2021年3月末に完成しました。この技術センターには、従来保有の風洞試験装置に比べて大幅に試験範囲拡大を行った新たな風洞試験装置を導入するととともに、従来未保有であった環境試験室及び各種飛込試験を実施可能な専用プール等を新規に設置し、研究開発基盤が大幅に充実強化され創業100周年に向けた今後20年の技術力が向上しました。
◯誰もやったことが無いことに取り組める
宇宙分野の担当(新卒)をはじめ、多くの弊社若手社員は、『誰もやったことが無いことに取り組める』ことが面白いと言います。様々な製品に組み込まれる弊社の製品は、試行錯誤の末に生まれています。そういったことを楽しめる方に来ていただきたいです。
◯業績も安定、技術にのめり込んでやりたいことに取り組める環境。
決して大企業ではありませんが、業績も極めて安定し、全社員のうち女性社員の比率が高いだけでなく、結婚後子育てしながら働き続ける社員も多く、年間休日も十分確保されるなど労働環境も良好です。
- PRリンク
- http://www.fujikura-parachute.co.jp