[工学系]航空宇宙工学専攻の修士が、 幼少期からの夢である重工メーカーの内定を得るまで

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LabBase Media 編集部

[工学系]航空宇宙工学専攻の修士が、 幼少期からの夢である重工メーカーの内定を得るまで

「ずっと飛行機が好きだったんです」。そう穏やかに語るTさんの言葉の裏には、一浪してまで志望する大学の門を叩き、研究と並行して幼い頃からの夢を現実のものにしようとする、静かですが強い意志がありました。 多くの理系学生が直面する「研究と就活の両立」という壁を、Tさんはどのように乗り越えたのか。特定の業界を志望しながらも、あえて視野を広げることで得られた納得感。そして、限られた時間の中で効率的に「特別ルート」をたどり、早期内定を手にするまでの軌跡を辿ります。 【この記事でわかること】 ・幼少期からの夢を叶えるための、戦略的な夏インターン活用術 ・シミュレーション待ち時間を活用した、研究と就活の効率的な両立方法 ・スカウトサービスを通じて得られる「選考優遇」を賢く使うメリット



幼少期からの夢を、一歩ずつ現実へ


──まずは就職活動の状況から教えてください。重工業界を志望されていたそうですね。


Tさん:はい。私は航空宇宙工学を専攻していて、これからも飛行機や宇宙に携わりたいという思いがありました。祖母が北海道に住んでいたこともあり、幼い頃から飛行機に乗る機会が多く、自然と憧れを持つようになったんです。その夢を叶えたくて、大学進学の際も一浪して今の専攻を選びました。


──その一貫した想いが、今の内定に繋がっているのですね。現在はどのような状況ですか?



Tさん:夏インターンから繋がった早期選考で、重工業メーカー2社、航空会社1社、本選考で重工業メーカー1社から内定をいただきました。


──素晴らしいですね。研究の方はいかがでしょうか。


Tさん:材料系のシミュレーション研究を行っています。私の所属する研究室は非常に雰囲気が良く、同期や先輩とも頻繁にコミュニケーションをとっています。教授も就活に対して理解があり、「やるべきことをやっていれば自由にしていい」というスタンスだったので、非常に助かりました。


先輩からの紹介と、視野を広げたツール活用


──本格的に就活を始めたのはいつ頃ですか?


Tさん:修士1年の4月頃からです。まずは自己分析や「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」の整理から始めました。同じタイミングで、研究室の先輩から「登録しておくといいよ」と勧められて、LabBase就職に登録しました。


──先輩からの紹介だったのですね。実際に使ってみていかがでしたか。


Tさん:当初は重工業界や航空会社に絞って見ていたのですが、LabBase就職を通じてそれ以外の業界からもスカウトをいただくようになり、少し視野が広がりました。例えば、地元に近い企業や、自分の高校の先輩が在籍している企業からメッセージが届いたときは、働くイメージの解像度が上がりましたね。


──他のスカウトサービスとも併用されていたそうですが、違いは感じましたか。


Tさん:はい。他のサービスは大量のメッセージが機械的に届く印象がありましたが、LabBase就職は「なぜ自分にスカウトを送ったのか」という理由が具体的に書かれている企業が多かったです。自分のプロフィールをしっかり読み込んでくれていると感じる企業には、自然と好印象を持ちました。


効率的に掴む「特別ルート」


──具体的に、サービス経由で進展した企業はありましたか。


Tさん:修士1年の6月に参加した工具メーカーのインターンが印象に残っています。この企業はLabBase就職でスカウトをいただくまで知らなかったのですが、「選考なしでのインターン参加」という優遇ルートを提示していただきました。


──「選考なし」というのは大きなメリットですね。


Tさん:本当に助かりました。当時はまだ夏インターンの選考が本格化する前で、インターンそのものがどういうものか分かっていない時期でした。そこで早めに一社、実際の現場を体験できたことで、「就活ってこういう流れなんだ」という確信を得ることができました。


──その経験が、本命である重工業界の選考にも活きたのでしょうか。


Tさん:もちろんです。その会社は東北にある企業で、非常に雰囲気が良く「世の中にはこんなに良い企業があるんだ」と知ることができたのも収穫でした。この一社があったおかげで、焦らずに本命の選考に臨むことができたと思います。


実験の合間にESを書く、理系ならではの日常


──研究と就活の両立で苦労されたことはありましたか。


Tさん:1ヶ月ほど夏インターンで研究を休まなければならなかった時期は、研究進捗に不安を感じていました。そのためインターン以外の期間は研究も並行するよう心掛けていました。私の場合シミュレーションを回している際の待ち時間にエントリーシート(ES)を書いていました。


──研究室の環境も重要だったようですね。


Tさん:そうですね。他の研究室では「就活を理由に休むのが難しい」という話も聞きました。先生に言わずに隠れてインターンに行っている友人もいて、大変そうだなと。私の研究室は対話が多く、就活の情報交換も活発だったので、メンタル的にも救われていたと思います。


──研究室の仲間とは、どのような情報交換をされていたのですか。


Tさん:志望企業が重なることも多かったので、「インターン受かった?」「あそこの選考は座談会も評価されてるらしいよ」といった細かいアドバイスを共有していました。ライバルというよりは、一緒に頑張る仲間という感覚でしたね。


最後まで貫いた「航空宇宙への想い」


──最終的に重工業メーカーを第一志望に選んだ決め手は何でしたか。


Tさん:航空宇宙事業にメーカー、モノづくりの観点から携わりたいと強く思ったからです。その想いはインターンに参加する中で高まっていきました。


──他の重工業メーカーではなく、その企業だったのは、具体的な仕事内容が大きかったのですね。


Tさん:はい。早期選考はすべてオンラインで終わってしまったのですが、実は最後の1社の面接は対面で受けることができました。最後に役員の方々の前で自分の想いを直接お伝えして、自分の中でこの就活を納得して締めくくることができました。


──非常に丁寧な締めくくりですね。納得のいく形が見えていて何よりです。


Tさん:ありがとうございます。幼い頃からの夢の入り口に立てたことに、今はホッとしています。


後輩へのメッセージ


──最後に後輩へのメッセージをお願いします。


Tさん:理系学生は、どうしても研究で忙しい日々を送ることになります。だからこそ、効率的に情報を集め、時には「選考優遇」などの特別ルートを賢く活用することが大切です。 また、第一志望の業界が決まっていたとしても、一度は全く知らない業界からのスカウトに目を通してみてください。思わぬ優良企業との出会いや、新しい発見が、本命の選考に挑む上での心の余裕に繋がります。研究室の仲間やツールを頼りながら、自分なりの納得のいく形を見つけてください。


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編集後記


Tさんへのインタビューを通じて感じたのは、ご自身の軸をしっかりと持ちながらも、周囲の意見や新しいツールを柔軟に取り入れる「しなやかな強さ」です。幼少期からの夢を語る際の真っ直ぐな眼差しと、シミュレーションの合間にESを書くという淡々とした努力。その両立が、早期の納得内定という結果を引き寄せたのだと感じました。理系学生にとって、研究室というコミュニティと、LabBase就職のような支援ツールをどう組み合わせて「自分だけの道」を切り拓くか。その鮮やかなモデルケースを見せていただいた気がします。


こちらの体験談が参考になった方は、ぜひLabBase就職でプロフィールを更新し、興味ありを押してあなたを待っている企業からのスカウトを受け取ってみてください。


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ライター
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