[情報系]「配属確約」を勝ち取り、 大手空調メーカーを選ぶまで

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LabBase Media 編集部

[情報系]「配属確約」を勝ち取り、 大手空調メーカーを選ぶまで

「研究室が忙しくて、就活に割く時間がない」 理系学生なら誰もが直面するこの悩みに、一つの解を示してくれたのがKさんでした。彼は情報工学の最先端を走りながら、夏インターンで30社近くにエントリーし、最終的には「初期配属確約」という納得の条件で、第一志望の大手メーカーへの切符を手にしました。 一見すると順風満帆に見えるその裏側には、ジャーナル投稿と長期インターンの重複、そして初めて書くエントリーシート(ES)への葛藤がありました。効率を追求しながらも、泥臭く「自分に合う場所」を探し続けた、ある理系修士の等身大の記録をお届けします。 【この記事でわかること】 ・研究とジャーナル投稿、就活を並行させるための「シングルタスク化」の重要性 ・「選考優遇」を活用し、研究時間を確保しながら大手へのルートを切り拓く戦略 ・「配属ガチャ」への不安を払拭する、初期配属確約という選択肢



「就活」という未知との遭遇


──まずは、就活を始めた当初の心境を教えてください。


Kさん:正直に言うと、不安と焦りが入り混じった状態でした。大学入学時から大学院進学は決めていましたが、いざ就活となると、何から手をつけていいか全く分からなくて。特にM1の春は大学院の講義が詰まっていて、研究の進捗も出さないといけない。そこに「初めての就活」という未知のタスクが加わった感覚でした。


──そんな中で、研究室の先輩からLabBase就職を紹介されたそうですね。


Kさん:はい、3月末ごろでした。先輩から「理系なら登録しておいたほうがいい。プロフィールを埋めておけばスカウトが来て、夏インターンの選考も楽になるよ」と勧められたのがきっかけです。最初は「紹介特典がもらえるなら」という軽い気持ちもありましたが、実際に使ってみると、その便利さに驚きました。


効率的な立ち回りを模索し、見つけた「自分なりの武器」


──夏インターンでは、かなり積極的に動かれたと伺いました。


Kさん:そうですね。手当たり次第ではないですが、自分の軸である「関西で働くこと」と「情報工学の専門性を活かすこと」に合致する企業を、上から順にローラー作戦で探していきました。結果として、25社から30社ほどエントリーシート(ES)を出しました。


──それだけの数のESを書くのは、かなりの負担だったのでは?


Kさん:めちゃくちゃ大変でした。最初は書き方も分からないし、落とされると「自分はダメなんだ」と落ち込むこともありました。だからこそ、LabBase就職での「選考優遇」は本当に大きな武器になりました。


──具体的に、どのようなメリットを感じましたか?


Kさんプロフィールを見てくれた企業から「ES免除」や「リクルーター面談」の案内が届くのは、時間のない理系学生にとって救いでした。自分でゼロから企業を探して応募する手間が省けるだけでなく、企業側がこちらの研究内容を理解した上でアプローチしてくれるので、ミスマッチが少ないんです。


例えば、ある通信関連企業から「カジュアル面談」のスカウトが届いたときは、特別な感覚がありました。早い段階で社員の方と直接話せたことで、「就活が順調に進んでいる」という自信にも繋がりましたね。


3週間のインターンと論文投稿。マルチタスクの限界を超えて


──選考が進むにつれ、研究との両立がさらに厳しくなった時期があったそうですね。


Kさん:9月が最も過酷でした。第一志望である今の内定先で、3週間の長期インターンシップに参加していたのですが、その期間がちょうどジャーナル(学術雑誌)への論文投稿締め切りと重なってしまったんです。


──それは想像しただけでハードですね……。


Kさん:インターンでは実務に近いテスト作業にどっぷり取り組み、夕方に解放された後は、家に帰って夜中まで論文を書く。就活で結果を出したいけれど、研究の手も抜けない。この「マルチタスク」の状態が精神的にも体力的にも一番辛かったです。


──それをどう乗り越えたのですか?


Kさん:最後は「気合」でしたが(笑)、工夫した点もあります。「就活のピーク時に研究が被らないよう、学部4年の後半から早めに研究の進捗を出して、ストックを作っておく」。これが、結果的に自分を助けてくれました。


また、LabBase就職でログイン頻度を上げたり、自分から企業に「興味あり」を送ったりすることで、効率的にスカウトを引き寄せるようにしていました。受け身で待つだけでなく、システムの仕組みを理解して動いたことが、忙しい中での時間短縮に繋がったと思います。


「配属ガチャ」のない安心感が、決断の決め手


──最終的に、今の内定先を選んだ決め手は何だったのでしょうか。


Kさん:最大の理由は「初期配属確約」でした。多くの大手企業が「総合職採用」で入社するまで配属先が分からない中、その会社はインターンでの評価を元に、どの部署で働くかを事前に約束してくれたんです。


──「配属ガチャ」への不安がなかったのですね。


Kさん:はい。3週間のインターンを通じて、職場の雰囲気や業務内容を肌で感じ、「ここでなら頑張れる」という確信がありました。その上で「技術的な側面から、システムづくりに関わる」という明確なキャリアが見えたことが、他社を辞退して決断する決め手になりました。


──就活を終えて、今の心境を教えてください。


Kさん:1月や2月には納得のいく形で終えることができたので、今は心置きなく研究に没頭できています。もしあのままズルズルと就活を続けていたら、今頃どちらも中途半端になっていたかもしれません。早めに動いて、ツールを賢く使い、効率的に進めたことが「納得の内定」への近道だったと感じています。


後輩へのメッセージ


──これから就活を始める後輩たちへ、メッセージをお願いします。


Kさん:就活は早めに動き出すに越したことはありません。4月、5月くらいから情報収集を始め、まずは手当たり次第でもいいのでエントリーしてみることをお勧めします。エントリーは無料ですから。


特に理系学生は、自分の研究を「難しいことを分かりやすく説明する力」として磨いておくと、面接で大きな武器になります。そして、自分一人で抱え込まずに、LabBase就職のようなサービスをフル活用してください。プロフィールをしっかり埋めるだけで、自分が思ってもみなかった大手企業から「選考優遇」のチケットが届くかもしれません。それは、あなたの研究時間を守ることにも繋がるはずです。


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編集後記


Kさんのインタビューで最も印象的だったのは、その「戦略的な姿勢」です。企業からスカウトが来るのを待つだけでなく、自ら「ログイン頻度を上げる」「興味ありを送る」といったアクションを起こし、システムを適切に活用しチャンスを最大化させていました。しかし、その根底にあるのは、学部時代から積み上げてきた真摯な研究姿勢です。効率を求める姿勢と、泥臭い研究努力。その両輪があったからこそ、彼は「配属確約」という最高の納得形を手に入れることができたのだと感じました。


こちらの体験談が参考になった方は、ぜひLabBase就職でプロフィールを更新し、興味ありを押してあなたを待っている企業からのスカウトを受け取ってみてください。


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