① AIやビッグデータ解析で時代を拓く「ユーザーローカル」
現代のビジネスに不可欠なデータ解析ツールや、 AIを利用したチャットボット を主力商品として提供するユーザーローカルは、ビッグデータのジャンルで研究開発を行うパイオニア企業です。
ユーザーローカルは「サポートチャットボット」という業務サポートツールで、AI技術を使った働き方改革を提案。顧客からの問い合わせ内容を分析し、瞬時に自動応答をするチャットボットは、ログを元に会話を改善し、最適かつ自然なコミュニケーションを可能にします。既に名だたる大手企業が同製品を導入しており、実際に残業の減少など確かな成果が出ているとのこと。AIで労働生産性を改善する好例として、今後ますます需要が高まりそうです。
また、同社の開発した 「User Insight」は、ウェブサイトを訪れたユーザーの属性や所属組織の解析に加え、マウスの動きやタップといったアクションを読み取るウェブ解析ツール。
ソーシャルメディア上での自社名や製品名を含む口コミ情報を解析し通知するほか、競合他社のアカウントの動向チェックなども可能です。人力では対応できない膨大なデータを処理し、炎上を回避したり、最適な投稿時間を割り出したりといったマーケティングの効率化を図ります。
ユーザーローカルは「データ解析と可視化によって世界を進化させる」という理念を掲げ、テクノロジーの力で企業の業務改善に貢献しています。彼らは、「世の中を面白くするために楽しんで働く」というスタイルを提案。業務を効率化することでクリエイティブなアイデアが生まれやすい環境が整えば、ビジネスそのものや「働き方」の可能性はもっと広がりそうです。
新しい働き方の発信源となるユーザーローカルで、「働き方改革」に貢献しながら、さらなる価値を生み出してみてはいかがでしょうか。
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② エンジニアも実サービスに関われる「DeNA」
モバイルゲームの開発と配信を中心に、ソーシャルメディアの運営や電子商取引サービスも手がけるDeNA(ディー・エヌ・エー)。AI研究開発分野においては特にディープラーニングに注目し、コンピュータービジョン、データサイエンス、強化学習、音声合成などの就業型インターンシップコースも開催するなど、同分野に力を入れている様子がうかがえます。
DeNAといえば、主にインターネットを中心とした多角的な事業展開が有名です。「モバゲー」をはじめとするゲーム事業、配車サービス「タクベル」などのオートモーティブ事業、動画配信サービス「SHOWROOM」などのソーシャルLIVE事業……。その他にも、ヘルスケア事業やエンターテインメント事業、プロ野球チーム運営のスポーツ事業なども挙げられます。
ITからIoTへと事業の軸を移しつつあるDeNAは、AI事業・研究開発を「次のDeNAの成長を支える柱」と位置づけています。同社のAI研究開発のエンジニアは、ただ学術的な研究を行うだけでなく、開発した技術を自社サービスとしてどう形にしていくかというところまで関われるのが特徴です。
その背景には、エンターテインメントから健康分野まで人の日常を支えるDeNAの既存サービスや製品にAI技術をプラスし進化させるなど、研究と実用化の距離が近いビジネスモデルがあります。ただ開発するだけでなく、サービス運用からデータを収集し、そのデータを基に改善を図ることで、世の中により価値のあるものを提供していくスタイルを確立しているのです。
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③ ASIMOや自動運転も実現してきた「ホンダ」
高性能な自動車やバイクを世に送り出してきた本田技研工業(ホンダ)。メーカーとして名高い世界のHONDAは、ASIMOなどのロボット技術や、 AIを搭載した自動運転車などの分野でも発展を遂げています。
特に自動運転技術の実用化に向け、ホンダは「ヒューマンエラーによる交通事故の減少」「高齢者や運転が苦手な人にも移動の利便性を提供」「新たな車の魅力の発信」というビジョンを掲げ、自動車メーカーとして全ての人に平等な一歩先の未来を目指します。近年は法整備も進み、遠い未来の話と考えられてきた自動運転車が現実のものとなる日が着実に近づいていると言えるでしょう。
ホンダは2020年をめどに高速道路での自動運転技術の実現を予定しており、現在、コックピットユーザーインターフェース、車載インフォテイメント、制御システムなどの研究開発人材を募集中。電気・電子工学、情報工学、機械システム、制御工学、ロボット工学など、さまざまな専門性を活かしながら、社会に役立つ次世代の移動手段を生み出す一員になることが可能です。
ウェブサイトの採用ページには就活生に向け「どうなるかじゃない、どうするかだ。」という力強いメッセージを掲げるホンダ。自分たちの力で世界を豊かに便利に変えたい、という強い思いが求められています。
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④ 画像解析に強い名刺管理のエキスパート「Sansan(サンサン)」
ビジネスシーンに欠かせない紙の名刺をAI技術でデータベース化し、情報管理の効率化を図るだけでなく、関連SNSサービスまで運営するのが2007年創業のSansan(サンサン)。現在はゴールドマン・サックスとジャパンコインベストを株主に迎え、シンガポールなどで海外展開も進める注目企業です。
コンセプトは「名刺を企業の資産に変える」。取引先や顧客からもらった名刺を引き出しやファイルの中で眠らせたままだったり、紛失してしまったりというトラブルを、クラウドサービスで解決します。画像解析で読み取った名刺の情報をクラウド上に蓄積することで、社内ネットワークで自在に共有しながら新たなビジネス展開を作り出していくことも可能です。
さらに、同社の個人向け名刺アプリ「Eight」は、読み取った名刺情報を基に広がるビジネスSNS。人と人のつながりを金とするビジネスの基本とAIの先端技術がマッチングして生まれた、新時代のビジネスコミュニケーションといえます。
ただAI技術を使ったツールを作るだけでなく、人脈の広げ方やコミュニケーションの在り方をも進化させたところにSansanの先見性がうかがえます。
Sansanは、在宅勤務や連休制度、エンジニアやデザイナー向けに技術書やスマートフォン購入費用のサポート制度などを設け、待遇面も充実。現在、データサイエンティストとして、名刺管理のビジネスニーズを理解し、機械学習(マシーンラーニング)、データ分析、自然言語処理、画像認識などのスキルを持つ人材を募集しています。
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AIと一言で表しても、その技術が活かされる産業分野は千差万別です。少子高齢化による人材不足を補うという面でも、業務効率化に貢献するAI関連分野は今後さらなる発展が期待できます。自分の持つ知識やアイデアをどんなジャンルで体現していくか、気になる企業をぜひチェックしてみてください。