LabBase就職でスカウトがもらえるプロフィールの書き方

LabBase Media 編集部

LabBase就職でスカウトがもらえるプロフィールの書き方

「プロフィール、何を書けばいいかわからない……」。LabBase就職に登録したものの、入力画面を前に手が止まってしまった経験はありませんか?

プロフィールは、あなたの研究や専門性にマッチした企業からスカウトを受け取るための出発点です。この記事では、スカウトにつながるプロフィールの書き方を3つのポイントに絞って解説します。

この記事でわかること

  • •企業はキーワード検索でプロフィールを探している。学問分野・研究対象・スキルを具体的に書くことで「見つかる」確率が上がる
  • •研究の新規性・独自性を「背景→課題→自分のアプローチ」の流れで書くと、読み手に研究の価値が伝わる
  • •プロフィールは論文ではなく自己PR。「なぜこの研究を選んだのか」を自分の言葉で書くことが大切

就活全体の進め方が気になる方は、【28卒】「研究×就活」のリアルとは?27卒の事例から紐解く、理系院生が今すぐ始めるべき効率的アクションもあわせてご覧ください。

プロフィールを書くと、なぜスカウトにつながるの?

LabBase就職では、企業の担当者がプロフィールを読んで「この学生に会いたい」と思ったときにスカウトが届きます。つまり、プロフィールの内容が、届くスカウトの数や質を大きく左右します。

スカウトが届くまでのステップは、大きく分けて2つです。

1見つかる

企業のキーワード検索にヒットして、あなたのプロフィールが表示される

2伝わる

プロフィールを読んだ担当者に、あなたの研究内容や人柄が伝わる

どれだけ良い内容を書いていても、検索にヒットしなければ読んでもらえません。逆に、検索で表示されても、内容が伝わらなければスカウトにはつながりません。

この2つを両立するために、ここから3つのポイントを紹介します。

企業の担当者はプロフィールのどこを見ている?

ポイントの解説に入る前に、「誰がプロフィールを読んでいるか」を押さえておきましょう。読み手の視点がわかると、何を書くべきかが明確になります。

LabBase就職では、主に2つのタイプの担当者がプロフィールを見ています。

人事担当者

「伝える力」と「伸びしろ」を見ている

  • •論理的に伝える力 ── 研究を筋道立てて説明できているか
  • •課題解決の主体性 ── 壁にぶつかったとき、どう考え動いたか
  • •キャリアへの意志 ── 今後どんな仕事に挑戦したいか

現場の技術者

「一緒に研究開発できるか」を見ている

  • •専門知識・技術の合致度 ── 自チームの技術領域と重なるか
  • •興味関心の方向性 ── 学生の好奇心を活かせる環境か
  • •研究の基礎力 ── 仮説検証や論理的思考が身についているか

人事と現場、それぞれ見ているポイントは異なりますが、「自社のチームに合う人を見つけたい」という想いは共通しています。だからこそ、プロフィールで大切なのは自分自身のことを正確に伝えること。盛ったり飾ったりする必要はありません。

ここから、そのための具体的なポイントを3つ解説します。

ポイント① 具体的なキーワードを入れて「見つかる」プロフィールにしよう

企業はまずキーワード検索でプロフィールを絞り込みます。つまり、検索にヒットしなければ、どんなに良い内容を書いても読んでもらえません。

プロフィールの文章中に具体的なキーワードを含めるとともに、「研究キーワード」の設定も忘れずに行いましょう。

→ 自分の研究キーワードを設定する

企業が検索に使うキーワードは、大きく3つのパターンに分かれます。

学問分野

「流体力学」「通信工学」「有機合成化学」など

→ 自分の専攻・研究分野を、具体的な学問名で書きましょう。

研究対象・応用先

「航空機」「人工筋肉」「リチウムイオン電池」など

→ 自分が扱っている対象物や、研究の応用先を具体的に書きましょう。

研究スキル・手法

「HPLC」「分子動力学シミュレーション」「深層学習」など

→ 研究で使っている装置・手法・ツールを書きましょう。

迷ったら、「自分の研究を知らない企業の担当者が、こういう学生を探したいと思ったとき、どんな言葉で検索するだろう?」と想像してみてください。その言葉こそが、プロフィールに入れるべきキーワードです。

ポイント② 新規性・独自性を伝えて「読まれる」プロフィールにしよう

研究内容を伝えるうえで最も大切なのは、「何が新しいのか」「何が独自なのか」を明確に書くことです。

研究とは、既存の知見の先にある未知を切り拓く活動です。読み手が知りたいのは「これまで何がわかっていて、あなたはそこからどんな一歩を踏み出そうとしているのか」というストーリーです。この「境界線」が伝わらなければ、どれだけ丁寧に手法やプロセスを書いても、研究の価値は伝わりません。

書き方のコツは、次の3ステップの流れを意識することです。

1背景

この分野ではここまでわかっている(既存の知見を1〜2文で簡潔に)

2課題

でも、まだ〇〇がわかっていない/できていない

3自分のアプローチ

そこで私は、△△という仮説のもと□□に取り組んでいる

読み手は必ずしも同じ分野の専門家ではありません。人事担当者が読むケースも多いため、専門用語には簡単な補足を加えることも意識しましょう。たとえば「CFD(数値流体力学シミュレーション)を用いて」のように、略語のあとにカッコで説明を添えるだけで伝わりやすさが変わります。

自分の研究の価値を言語化するヒントについては、自分の研究の「価値」を知れば、研究はもっと楽しくなるも参考にしてみてください。

ポイント③ 自分を主語にして「伝わる」自己PRにしよう

特に「研究を選んだ理由」や「研究の意義」の項目で意識してほしいポイントです。

よくある落とし穴が、論文のイントロダクションのような書き方になってしまうことです。学術的な意義だけが書かれていて「あなた自身」が見えないプロフィールは、企業から見ると「研究テーマはわかったけれど、この人がどんな人かわからない」という状態になります。

プロフィールは論文ではなく、自己PRです。研究の説明を通じて「自分はどんな人間か」を伝えることが本当の目的です。

そのために、次の3つを意識して書いてみてください。

なぜこの研究を選んだのか ── 自分の原体験や興味の起点を書く
この研究の意義をどう捉えているか ── 学術的な進歩や社会へのインパクトを、自分の言葉で語る
研究を通じて何に挑戦しているか ── 困難にどう向き合い、何を工夫しているか

「研究の意義」の項目は、たとえば次のような構成で書くと、あなたの考え方や人柄が伝わりやすくなります。

1社会的・学術的な背景

この研究が求められている理由(1〜2文)

2自分なりの捉え方

自分はこの意義をどう考えているか

3だからこう取り組んでいる

意義を踏まえて、自分が力を入れていること

研究内容を正確に伝えることはもちろん大事ですが、それに加えて「この研究に対する自分の想い」が書かれたプロフィールは、読み手の印象に残ります。

研究に打ち込んだ経験が就活でどう活きるか気になる方は、研究が忙しくて就活できない?「研究への没頭」と「学会経験」で"面接無双"できた理由も読んでみてください。

まとめ

  • •具体的なキーワードを入れる ── 学問分野・研究対象・スキルを明記し、研究キーワードも設定する。検索にヒットしなければスカウトは届かない
  • •新規性・独自性を明確にする ── 「背景→課題→自分のアプローチ」のストーリーで、あなたの研究の価値を伝える
  • •自分を主語にして書く ── 論文ではなく自己PR。なぜこの研究を選び、何に挑戦しているかを自分の言葉で語る

まずはひとつでも取り入れて、プロフィールを更新してみてください。書き始めてみると、自分の研究を改めて言語化する良い機会にもなるはずです。

あなたの研究や専門性にマッチした企業との出会いが生まれることを願っています。

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