大学院の研究生活が拓く可能性 | Kaggleや世界中のデータコンペティション入賞の現役理系学生に聞きました!

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LabBase Media 編集部

大学院の研究生活が拓く可能性 | Kaggleや世界中のデータコンペティション入賞の現役理系学生に聞きました!

理系大学院生のキャリアを考えた上で学院生生活をどのように過ごしたら効率的でしょうか?

現役の理系大学院生として、薬学研究を通して身につけたスキルで
Kaggleや世界中のデータコンペティションで入賞されている京大 博士課程在籍の井ノ上さんに
「大学院の研究生活が拓く可能性」をテーマにお話いただきました!


大学院の研究生活が拓く可能性


Inoue Yuichi
・京都大学薬学研究科博士課程
・Rist AIエンジニアインターン
・松尾研究所 エンジニアインターン
・Kaggle Competition Master
・Twitter: @inoichan


コネクティッド・ドッツを信じ、興味の赴くままに勉強する


井ノ上さんはこれまで、AIエンジニアとしてのインターンやデータサイエンスに関するコンペティションなどの大会にもよく参加されています。
大学院では薬学の研究と様々なジャンルを学ばれている井ノ上さんですが、自身の専攻のみならず自分の興味の赴くままに勉強しているそうです。


井ノ上さん:色々なことに興味を抱いても、実際にはやらない人が多いと感じています。挑戦してみる・やってみるその閾値をとにかく下げることが重要だと思っています。


ーー新しいことを始めるときに気をつけていることやアドバイスがあれば教えてください!


井ノ上さん:新しいことを始めたら、以下のことに気をつけています。
・面白いと思ったことをやり続ける
・インプットにもアウトプットにもしっかりと時間をかける
・雑にしない
・量より質を大事にする
・毎回新しいことを少しでも取り入れる
などです。


また、継続するために、
・良い環境に身をおく
・信頼関係を築く
・(無理ない範囲で)定期的に自分の限界を超える
などを気をつけるようにしています。


研究経験や興味分野の挑戦は必ず役に立つ!


ーー薬学専攻である井ノ上さんが機械学習を初めったきっかけはなんだったのでしょう?


井ノ上さん:機械学習を始めたきっかけは博士課程への進学費用を稼ぐためでした。
他にもブログを書いたり、ゲーム作ったり、VRのコミュニティ作ったりいろいろしましたが、たまたま機械学習やKaggleに強い興味を持ちました。


井ノ上さん:大学の研究は無駄ではないし、新卒での就職という出来事は1つ目のステップに過ぎないと思います。大学院での研究生活というのは良いDOTを作ることができる大切な時間です。みなさん、充実した生活をお過ごしください。


――様々なことを学習し経験されるからこそ、より多くの選択肢から自分にとって良いものがみつけられるのですね。



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