――学食での「ランチ会」を実施される理由について教えてください。
理系就活生がイメージを抱きにくいベンチャー企業の「リアル」について、メリットもデメリットも清濁含めて丁寧にお伝えしたい。それにより、研究に忙しい理系就活生が、自分も気づいていなかったキャリア観や志向性に出会い、考えを深めていくことに役立ちたいと思ったためです。量的採用活動でなく、就活生個々人に丁寧に向き合いキャリア観を形成する過程に寄り添う。そんな質的採用活動にトライしたいとの思いが原動力ですね。
理系生はとにかく研究が忙しいですよね。そのため、どうしても就活は省力化してしまいがち。研究室推薦や、名前を知っている企業にのみ応募など小さくまとめてしまう傾向にあるのが実情ではないでしょうか。もちろん、それが全て悪いとは言いませんが、キャリアに関してはミスマッチを防ぐためにも、あらゆる可能性を考慮し自分の志向性を明らかにしたうえで選択することが重要。センター試験のように「8割取れればOK」という客観的な基準があるものではありません。そのため、就活生が自らの価値観と照らし合わせられるよう、包み隠さない本音ベースの情報提供ができればと考えています。
ZAIZENの現在の募集状況は こちらよりご確認ください。
――具体的には、どのような”本音ベース”の情報提供を考えられていますか？
弊社がベンチャー企業だからといって、弊社のことやベンチャー企業のことだけを伝えるのでなく、大手とベンチャーとを様々な視点から比較するなどしたいですね。弊社は2003年設立のAIベンチャーですが、社内には大手企業出身者も多くいます。そのため、業務スタイルから裁量、風土、評価から待遇まであらゆる観点で比較をすることが可能です。たとえば
- 大手が情報開示しない大手ならではの働きづらさとは何か
- 大手は自由度が少ないというが、具体的にどんな点で閉塞感を覚えるのか
- ベンチャーは裁量が大きいというが、カオスの中からイノベーションを生み出す苦しさとはどんなものか
- それを楽しさに変えられるベンチャー向きの人はどんな人か
- 大手で活躍できる人、ベンチャーで活躍できる人とはそれぞれどんな人か
など、普通の会社説明会では決して聞けない赤裸々なお話ができるかと思っています。
高校の勉強の延長で入れた大学と違って、就職は研究の延長で何となく入るものではない。これだけ変化が激しく、絶対の安定などない不確実な世界を皆さんは生きているわけです。そんな中で求められるのは、これまで以上にどんなフィールドでどんなキャリアを築いていきたいかという自身の軸と志向性を明確にしていくこと。だからこそ、リアルな情報が必要になる。そして、そのためには、お互いを飾った説明会ではなくカジュアルなランチの場での情報提供が生きてくると考えています。
研究に忙しい多くの理系就活生にとって、ベンチャー企業について自ら見識を広めていくのは難しいもの。我々が学食に出向くことで「こういう世界もあるのか！」と視野が広がり、ワクワクを感じていただければ嬉しいですね。もちろん、我々も新卒採用を行っているので、ベンチャーに、そして弊社に興味を持っていただきたいというのが本音ではありますけど（笑）。
――1月31日（木）に九州大学で開催される第2回ランチ会については、どのような実施を考えられていますか？
選考要素のないカジュアルなランチから、より企業理解を深めていただくディナーの部、そして希望者には翌日に選考の場も用意しているので、ご自身の希望に合わせて気軽にご参加いただければと思っています。気軽な雰囲気で大手とベンチャーの比較をここまでリアルに知れる場はないんじゃないかと思っています。
※ 参加ご希望の方は、下記フォームよりお申込みください。
ランチの部参加申込フォーム
ディナーの部参加申込フォーム
――ちなみに、前回、次回と続けて九州大学で実施ですが、何か理由があるのでしょうか？
私が九州出身ということが大きいですね（笑）。という冗談はさておき、地方開催にこだわった理由は、地方の学生さんのほうがベンチャー企業の情報が届きづらく、内向きになりがちなのではないかという問題意識があったからです。とはいえ、非常に素直な方が多いので、リアルな情報提供でマインドセットやアクションが加速する人も多いのではないかと思っています。九州での開催を成功させ、それを皮切りに、今後他の地方にも広げていけるといいですね。
――最後に、ZAIZENさんが新卒採用で求める人材像についても教えてください。
弊社は現在、AIベンチャーと自らを名乗るスタート地点に立った段階です。これまで15年以上無借金経営を実現させ、安定的な収益を生み出すサービスも成長しました。今後は、それを思い切りAIに投下し、新しいプロダクトを生み出していくフェーズです。
企業の収益構造は安定しているけど、AIベンチャーとして何を行っていくかは自由度が非常に高く裁量が大きい。そのため、一気通貫でプロデューサー的な立ち回りができる人を求めています。プログラミングスキルも必要ですが、そこだけを追求するのでなく、AIで何を解決したいのか、場合によっては産学連携も含めてデザインするといった視座と機動力を発揮する可能性のある人に来ていただきたいと思っています。
――ありがとうございました。
1月31日（木）ZAIZEN×九州大学 ランチ会＆ディナー会は下記よりお申込みください！
ランチ
九州大学学食での開催を予定しています。
ディナー
現在場所選定中ですが、おいしいお店リサーチ中です！
ランチ会には、ZAIZENの人事の方はもちろん、LabBaseスタッフも同席します！TOYOTA出身者に、NISSAN内定者という2名。カジュアルな雰囲気の中、気軽にご質問いただける場なので、ぜひ参加を検討してみてくださいね！
ZAIZENの募集情報は コチラ！
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