先輩理系院生に聞いてみた#3

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LabBase Media 編集部

 先輩理系院生に聞いてみた#3

LabBase Q&A

本選考直前の今こそ重要!
納得感を持って、志望企業を決める秘訣を大公開。


「大学」や「専攻」などが自分と近い先輩の体験談などをぜひ参考にしてみてください!



Q: 先輩に質問してみる


あなたの悩みも解決されるかも♪




質問: 「研究に注力していたため、まだ志望企業を決められてないです。2月の今から、納得感持って決断するためには、どうしたらよいでしょうか」


回答①
■大学名:上智大学大学院
■専攻:電気電子系
■ 卒業年度:21年度卒
■志望企業が決定した時期:2月頃

<体験談・アドバイス>
研究活動に没頭していてこれまで就活に時間を割けられず,志望企業を決めかねているとのことでした。
研究に没頭して就活開始時期が遅れたことをネガティブに捉えているかもしれません。一方で,それほど研究に没頭できたということは今の研究分野や環境がご自身に合っているということのように思います。(自分はそれほど研究に没頭できなかったので,それも大きな強みです!)
なので,今の時期から就活を本格的に考える場合は「自分の研究分野が生かせる企業・業種」という軸で業界地図や四季報を眺めてみたり,研究室OBOGのこれまでの就職先を見てみるなど,ご自身が没頭できた研究という視点から企業選びを行う方針で問題ないと思います。
是非研究に没頭できた自分に自信をもって今後の就活を進めていただければと思います。


回答②
■大学名:京都大学大学院
■専攻:医科学
■ 卒業年度:20年度卒
■志望企業が決定した時期:9月

<体験談・アドバイス>
私は、ほとんど就活に時間をかけていない中、D3の8月から本格的な就活を始めて10月に内定を獲得しました。
私がしたことは、Labbaseや他の研究系求人サイトから自分のやってきたことと少しでも関連しそうな求人をひたすらピックアップし、企業HP等を参照しながら応募してもいいか吟味するということでした。その中で、企業の事業内容や理念と、自分の持つスキルとをしっかり結びつけられそうな求人をランク付けしていき、上位のものから応募していくという戦略をとりました。


回答③
■大学名:東京理科大学大学院
■専攻:情報系
■ 卒業年度:21年度卒
■志望企業が決定した時期:3月頃

<体験談・アドバイス>
まずはOBOG訪問をしましょう。インターンは終わりの時期であり、インターンでの企業調査は難しいです。そのため、説明会とかも良いと思いますが、学校の先輩・部活やサークルの先輩を探して話を聞いてみてはいかがでしょうか。私は数人ですが話を聞き、リアルな企業の入ってからの話など説明会に行くより効率よく情報収集ができました。おすすめです。


回答④
■大学名:東京都立大学大学院
■ 卒業年度:20年度卒
■志望企業が決定した時期:6月

<体験談・アドバイス>
自分がどういう状況だったら惰性でも仕事ができるか分析したのち、それに適った会社を選ぶ。
例:いろんな物事に興味があり、自然と興味の対象が移ろいやすい→一つのプロジェクトのスパンが短い仕事・手をあげたら部署移動させてくれる職場環境・具体的には様々な顧客に対応する営業職など


回答⑤
■大学名:金沢工業大学大学院
■専攻:バイオ・化学
■ 卒業年度:21年度卒
■志望企業が決定した時期:6月

<体験談・アドバイス>
志望する企業において、自分のなかで企業選びの軸を3つ決める。一つは絶対に譲れない軸、あと二つはできるだね譲れない軸、残りは妥協するつもりで選ぶ。私の場合、絶対に譲れない軸は勤務地が地元であること、残り二つの軸は安定的に会社の成長性があること、福利厚生などがある程度整っていることでした。そのため、職種や教育制度などはある程度目をつぶっていました。


回答⑥
■大学名:東京大学大学院
■専攻:物理系
■ 卒業年度:21年度卒
■志望企業が決定した時期:3月頃

<体験談・アドバイス>
今の時期から志望企業を決めるためには、とにかく情報収集を行うことが重要です。インターンや説明会に数多く出席し、企業間の比較検討を通して最も自分自身に合う企業はどの企業であるかじっくりと考えてみるのはいかがでしょうか。それが難しい場合は、企業のホームページやパンフレットで情報収集をしましょう。


回答⑦
■大学名:名古屋工業大学大学院
■専攻:機械系
■ 卒業年度:20年度卒
■志望企業が決定した時期:1月

<体験談・アドバイス>
22年度卒であればかなり開始が遅い部類に入ると思います。
なので、じっくり企業を見る時間は無いと思います。
ですが、研究に打ち込んでいたことは就活の強みになるので、弱きになる必要は無いと思います。
理系であれば、時間もないのでとりあえず
3社くらいに絞って受けて合格する。違うなと思ったら転職すればいいやくらいの気持ちで行けばいいと思います。情報がないのでどういう企業がいいかなどは言えません。。


回答⑧
■大学名:東京理科大学大学院
■専攻:生命科学系
■ 卒業年度:21年度卒
■志望企業が決定した時期:3月

<体験談・アドバイス>
まずは自己分析から始めてみてはいかがでしょうか。これまでの経験を振り返って楽しかったことややりがいがあったことを踏まえ、どのように何を目的に働きたいかという目標を具体的に考えてみてください。そうすれば、その目標を実現するためにはどのような企業を目指せば良いかが分かってくると思います。


回答⑨
■大学名:鹿児島大学
■ 卒業年度:21年度卒
■志望企業が決定した時期:3月

<体験談・アドバイス>
自己分析をやって早めに条件の優先順位を決めること。OB訪問は直前になったら、社員の予定が合わなくなるので1年前からやっておくと軸が定まりやすい


回答⑩
■大学名:東京農工大学大学院
■専攻:電気系
■ 卒業年度:21年度卒
■志望企業が決定した時期:8月

<体験談・アドバイス>
ラボベースのような逆求人を積極的に利用すべき。今年の就活はさらに就活がしにくくなると思われるため、今頑張っている研究で企業に目をつけてもらえるのは非常に大きい


回答⑪
■大学名:名古屋大学大学院
■専攻:有機化学
■ 卒業年度:21年度卒
■志望企業が決定した時期:6月

<体験談・アドバイス>
自身の将来について深く考え、そのために今身につけると良いスキル、知識、考え方などが得られる環境はどのようなものなのかを考え、それに合った会社につくこと。今の時代、生涯同じ会社で勤め上げることは当たり前ではないと考えられ、必ずしも大企業に入れたからと言って安泰とは限らない。会社に入って何をやりたいかを考えることが大切。


回答⑫
■大学名:東北大学大学院
■専攻:情報系
■ 卒業年度:21年度卒
■志望企業が決定した時期:1月

<体験談・アドバイス>
研究と就職準備は半半ぐらいです。
企業のコード試験を準備する、或いはLinkedin等就職ネットで履歴書を大範囲送る。


回答⑬
■大学名:筑波大学大学院
■専攻:化学系
■ 卒業年度:21年度卒
■志望企業が決定した時期:8月

<体験談・アドバイス>
オンライン就活では、相手の表情や雰囲気がわかりにくく感じると思います。それは、相手も同じように感じているため、自分の表情や声色、身振りなどを大きく分かりやすくして伝えることが大事です。また、質問の意味がわからない、聞こえにくいなどはあると思いますが、遠慮せずに聞き返した方がきちんと答えられますし、相手も話を聞いてくれているんだなと感じてくれると思います。



Q: 先輩に質問してみる


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ライター
小幡 龍之介
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