■選考企業と選考ルート
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株) (インターン参加→中堅社員と面談3回→課長面談→部長面談→内定)
・(株)三菱UFJ銀行(インターン参加→1次面接→2次面接→3次面接→辞退)
・野村證券(株) (インターン参加→1次面接→2次面接)
・SMBC日興証券(株) (ES→1次面接→2次面接)
■就活日程
7月 みずほ証券、ソシエテジェネラルのインターン選考開始
9月 ソシエテジェネラルのインターン参加
11月 野村證券インターン選考開始
12月 野村證券インターン参加、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJ銀行のインターン選考開始
2月 三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJ銀行のインターン参加
3月 野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJ銀行の選考開始
5月 三菱UFJモルガン・スタンレー証券内々定・内々定承諾(就活終了)
■就活の軸とその理由
金融市場や投資に関心があるので、金融専門職(クオンツ、フィナンシャルエンジニア)に絞って就活をした。
■内定承諾の決め手
インターン参加企業の中で、最初に内々定が出たから。また、日本国内においては、プレゼンスが高く、ファーストキャリアとして問題ないと判断した。
■利用した就活サービス
外資就活
■選考突破ES
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
フィナンシャルエンジニリングコース 冬インターン
■応募理由 200字
私は大学院で数理ファイナンスを専攻しています。しかし大学院で学んだことが、そのまま実務の世界に通用するわけではありません。株価や金融商品の理論価格を求める計算式が研究されてきた一方で、どの式も実際の価格とはズレがあります。理論と実務のズレにどう向き合いながら業務を行っているのかを知りたいため、本インターンシップに応募しました。
■学部卒業論文の内容、もしくは、演習/実験/研究テーマをご記入ください。特に、工夫した点や創造性・新規性について詳しく述べてください。 400字
卒業研究ではアベノミクスで実施された異次元の金融緩和が日本経済に与えた影響について、VAR(ベクトル自己回帰)モデルを用いて分析しました。量的緩和の波及経路は「量的緩和→債券の金利や貨幣価値の低下→株式等の代替資産の需要の増加と価格上昇→消費の増加」です。本研究ではアベノミクスによる金融緩和が、この波及経路通りの効果があったのかどうかを調べました。また日本銀行が掲げた年2%のインフレ目標の達成に効果があったのかを検証しました。VARモデルを用いた分析では、インパルス応答だけで波及経路を分析する先行研究が多いですが、それだけでは間違った波及経路である可能性があります。なぜなら様々な波及経路がお互いに影響を及ぼしあうからです。そこでインパルス応答に加えてグレンジャーの因果性検定も行いました。さらに詳しく分析するためにインパルス応答、グレンジャーの因果性検定に加えて予測誤差分解を行いました。"
■ESでのアピールポイントや工夫点
大学での研究内容に関しては、誰でも読みやすいように工夫した。分析に用いた手法についての質問が多かった。分析手法をしっかり理解して用いていたかをチェックしていたのだと思う。
■就活の振り返り
良かった点
インターンなどを通して、多くの学生と接する機会を得られたり、実際の仕事を見ることができた点。
反省点
トレーダーをもう少し見ておくべきだった。
印象的だった出来事
インターンの課題で高い評価を得られたことが嬉しかった。