先輩理系院生に聞いてみた#1 ~ エントリー何社すべき?~

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LabBase Media 編集部

先輩理系院生に聞いてみた#1  ~ エントリー何社すべき?~

先輩理系学生に聞いてみた#

本選考エントリーを控え、「第一志望企業は決まったけど、滑り止めも含めて何社くらいの企業にエントリーしたら良いだろう」と迷ってる方はいらっしゃいませんか?


就活を終えた17名の先輩理系学生の体験談です。
『大学』『専攻』『志望業界』などが自分と近い先輩の体験談を、ぜひ参考にしてみてください!



Q: 先輩に質問してみる


あなたの悩みも解決されるかも♪




質問: 「合計で何社エントリーしましたか?」


回答①
大学名:京都工芸大学大学院
専攻:化学系
志望していた業界:メーカー(化学・素材・食品)
内定企業数:2社(承諾除く)
エントリー企業数:6社

<体験談>
受かる自信があったため、本当に行きたいなと思える企業しかエントリーしなかったから。第一志望・第二志望・第二志望群のみに絞るとこうなった。


回答②
大学名:早稲田大学院
専攻:化学系
志望していた業界:メーカー
内定企業数:1(承諾除く)
エントリー企業数:40社

<体験談>
私は、コロナ禍であったこともあり就活中は研究室に行くこともできず就活に専念できました。第一志望の業界はありましたがその中でどの会社がいいかなどは決めきれず、またその業界は人気が高く必ずその業界の会社に受かる自信はなかったので、たまたま潰しのきく専攻であったので幅広くエントリーして最初は20社ほどES出しました。しかし、ESもなかなか通らず面接にたどりついても落ちることも多かったので気持ちに余裕を持てるようにESは面接が盛んに行われる時期になってもコンスタントに出し続けました。結果、ESを出した数だけなら40社ほどになりました。


回答③
専攻:電気工学専攻
志望していた業界:電気・ガス・熱供給業
内定企業数:4つ以上(承諾除く)
エントリー企業数:8社

周りの友人などと比較しても,本選考エントリー数が8社というのは妥当な数だったと思います。インターンシップ参加企業数は20社程度で,そこから絞ったり,新しい企業を見つけてエントリーしたり,逆オファー型サイトからオファーが来てエントリーした結果,8社という数字に落ち着きました。
研究はある程度スケジュールが任せられていたので,夏インターンからの長期戦略を立て,研究と就活の両立を試みました。今振り返ると,やや研究を疎かにした面もありました。
第一志望は2月頃には明確に決まっていましたが,それ以外の会社も受けました。これは,面接の場数を踏んで自信をつけるためでもありました。
コロナの影響で選考は予定よりも数週間遅れ,オンライン面接になったりしましたが,おおよそ順調でした。
約1年かけて準備してきたので不安はあまりありませんでしたが,内定取り消しや採用中止などのニュースが頻繁に報じられたときはさすがにナーバスになりました。


回答④
大学名:東京大学大学院
専攻:物理系
志望していた業界:IT・通信, メーカー(機械・電気)
内定企業数:4社以上(承諾除く)
エントリー企業数:20社

<体験談>
エントリーシートは使いまわせるので、とりあえず出せるところは出したから。
第一志望は決めていたが早い段階で落ちてしまい同じ業界の会社にいくつかエントリーした。コロナ故に研究室に行けなかったことが功を奏してエントリーシートを書く時間がたくさんあったこととオンライン面接が多かったことで1日に何社も受けることができたのがたくさん受けられた理由だと思う。早い段階で確実に受かるところを一社受けておくと良い。


回答⑤
専攻:電気電子工学専攻
志望していた業界:メーカー(機械・電気)
内定企業数:1社(承諾除く)
エントリー企業数:3社

<体験談>
第一志望の会社から一番に内々定を獲得出来たので、その時点で就活を終了した。内々定を獲得していなければ、もう2社程度エントリーを考えていた。本選考期間中は学会発表と被っていたが、研究に比重を置いていた。修士課程以上の学生はそれでも良いと思う(受ける会社にもよるが)。


回答⑥
専攻:工学科・総合工学専攻
志望していた業界:メーカー(機械・電気), コンサルティング
内定企業数:2社(承諾除く)
エントリー企業数:3社

<体験談>
研究も大変だが、最優先すべきは就活だと割り切って考えた。第一志望は確定させてなかったが、3社くらいに絞っていた。初めての就活が今回のような状況だったので、例年との比較はできない。絞っていた企業の中で内定を頂いたので、エントリー数も少なく済んだ。不安はなかった。



回答⑦
専攻:機械工学専攻
志望していた業界: コンサルティング
内定企業数:3社(承諾除く)
エントリー企業数:5社

<体験談>
研究のほかに、人工衛星の開発もやっているため、一般の大学院生よりは忙しいと思う。
第一志望は決めていて、そこに照準を合わせて就活を行った。
とても不安は感じたが、それは仕方ないことなので、一社ずつ丁寧に就活することを心がけた。


回答⑧
大学名:東北大学大学院
専攻:工学系
志望していた業界: IT・通信
内定企業数:2社(承諾除く)
エントリー企業数:5社

<体験談>
研究と就職活動を並行して進めていたため、LabBaseを活用して就活を行いました。研究に関して、修士から他大学に進学したため、研究内容についての理解や進捗もあまりよくない状況でした。さらに、3月で助教の先生が異動ということもあり、焦っていました。そのため、LabBaseのようなシステムで就職活動ができたことが非常にありがたかったです。
志望業界は決まっていましたが、第一志望は漠然とここかな?というくらいでした。スカウトしていただいた企業、自分が興味を持った企業をすり合わせていき、就活を進めていく中で第一志望が決まりました。
1月から面接が少しずつ始まりましたが、最終面接やその一歩手前の面接でうまくマッチングせず、最初に行った三社は残念な結果になりました。就活に慣れていなかったこと、自分の志望動機や企業でやりたいことなど、しっかりと対策を行えていなかったことが原因だと思っています。自分自身の興味関心や志望動機、自己分析は自分でただひたすら考えるしかないですが、面接対策やESは、大学のキャリアセンターやOBの先輩、LabBaseの皆様に協力していただいて磨き上げられたと感じています。
僕は5社中2社に内々定を頂きましたが、その2社で決めたいと思いつつも、これまでのようにうまくいかないのではないかという不安と、コロナによって新卒をとらない企業や採用人数を減らす企業があることの不安などがありました。
5社で決められなかった場合は、その後にエントリーしたい企業もいくつか決めていました。しかし、2社から内々定を頂いたことで、これから内々定を頂けるかわからないことやコロナの状況が深刻なことを踏まえて、就活を終えました。
後悔している点は、就活をそこで終えてしまったことです。その後も就活について少し考えることはしていて、この企業もいいな、といったことも考えるようになり、もっといろいろな企業に接しておけばよかったと思っています。いろんなサイトなどで先輩の就活体験記を見ていましたが、そこで言っていた「就活を早くに終えてしまったことを後悔している」、「もっといろんな企業を見ておけばよかった」といった後悔が今ではよくわかります。
以上になります。うまくまとまっているかはわかりませんが、お力になれれば幸いです。


回答⑨
大学名:山口大学大学院
志望していた業界: メーカー ,インフラ
内定企業数:2社(承諾除く)
エントリー企業数:32社

<体験談>
研究を取り止めて就活に専念できる環境であったので、多数の企業を第一志望群に設定して就活を行いました。選考そのものは順調で、早い段階で内定を頂きましたが、それを辞退したので結果的にエントリー企業数が増えてしまいました。


回答⑩
専攻:応用化学系
志望していた業界: メーカー
内定企業数:1社(承諾除く)
エントリー企業数:5社

<体験談>
修士課程で企業に就職するつもりではいたが、研究には積極的だったため博士課程に進む気が全くないわけではなかった。そのため、就活がうまくいかずに長引かせて研究が忙しくなるくらいなら、本当にそこで働きたいと思える企業にのみエントリーしダメだった場合は進学しようというくらいの気持ちでいた。


回答⑪
大学名:東京大学大学院
専攻:化学系
志望していた業界: IT・通信, メーカー(化学・素材・食品)
内定企業数:1社(承諾除く)
エントリー企業数:7社

<体験談>
専攻分野は化学でしたが、データサイエンス系に興味がありIT系や化学メーカーのデータサイエンス職を志望していました。選考を進めていく中で希望の職種(データサイエンス系)での採用はできないといわれ選考を辞退したところが多く、最終選考に進んだのが1社のみで内定も1社のみになりました。
また、就活の時期と修論の中間発表とがかぶっていたので、たくさんの企業を受けるのは難しかったということもあり、周りに比べるとエントリー数も少なかったです。


回答⑫
大学名:東京工業大学大学院
志望していた業界: IT ・メーカー
内定企業数:2社(承諾除く)
エントリー企業数:8社

<体験談>
研究を優先し実験に明け暮れた結果全て後手後手になってしまったという感覚があります。第一志望をどうするか、どんな企業に行きたいのかを考えながらの就活だったので落ちそうなら次を応募して……を繰り返していました。あまり良くない姿勢かもしれませんが、先行を通して自分のやりたいことや方向性に気づけた面もありました。


回答⑬
専攻:機械工学専攻
志望していた業界: メーカー
内定企業数:0社(承諾除く)
エントリー企業数:4社

<体験談>
経緯としては
2月頃:1社目の早期選考を受けて,一次選考落ち
3月頃:第一志望を含む3社の選考にエントリーして選考を受ける
4月頃:第一志望から内定を得たため,選考中であった2社は途中で辞退
という経緯で4社にエントリーしました.
3-4月にかけてが一番忙しかった印象があります.SPIと面接対策で,個人的には同時に3社選考が限界だと感じました.
2月の選考に落ちた頃は内定出ないんじゃないかと正直一番不安が強かったです.


回答⑭
専攻:機械工学専攻
志望していた業界: メーカー
内定企業数:4社以上(承諾除く)
エントリー企業数:10社

<体験談>
選考が始まった当初(10月頃)には志望度の高い4社のみの就活を予定していましたが、1社目で内定をいただくことができず焦りを感じたため10社へのエントリーとなりました。コロナの影響でオンラインでの面接となり、面接会場への移動時間が無かったため、研究との両立はあまり気にせず就活を行うことができました。
選考はかなり順調に進み、3月ごろから内定をいただけるようになってきたので、あまり多くは受けず、10社に絞って就活を行いました。


回答⑮
専攻:物理
志望していた業界: メーカー
内定企業数:3社以上(承諾除く)
エントリー企業数:5社

<体験談>
やみくもに受けてもやる気が分散してしまうし、研究が進まないため自分の軸を1つ決めて、それにそう企業を受けた。手応えもあったのでそれ以上は増やさなかった


回答⑯
大学名: 千葉工業大学大学院
専攻:機械系
志望していた業界: メーカー(機械・電気)
内定企業数:2社(承諾除く)
エントリー企業数:15社

<体験談>
当初の予定では15社も受ける予定ではなく、コロナ禍で第1志望の会社のほとんどが選考延期になったからです。延期期間に暇だったため、いろいろな会社の選考を受けてみました


回答⑰
大学名: 東京大学大学院
専攻:工学系
志望していた業界: メーカー(化学・素材・食品), コンサルティング
内定企業数:1社(承諾除く)
エントリー企業数:3社

<体験談>
そこ以外に行きたいところがなかったため



Q: 先輩に質問してみる


あなたの悩みも解決されるかも♪




ライター
小幡 龍之介
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