この記事でわかること
1. LabBaseキャリアイベントとは?

理系学生向けのキャリアイベントで、開催数は年間180件以上に及ぶコンテンツがあり、1対1の面談形式や、技術社員との座談会など少人数形式のイベントから合同説明会まで幅広いイベントを展開しています!
技術系の先輩社員と会えるオリジナルイベント多数で、修士1年生をメインに年間総動員数は6,000人超の人気サービスとなっており、LabBase就職でスカウトを待つだけでなく、能動的に就活をしたい学生や、就活ノウハウをゲットしたい学生に人気のサービスです!
今回は、その中でも「イベントの中で新しい進路の選択肢が見えた!」と満足のお声が多かったイベントについてまとめた記事です!
2. 化学業界とは?
ご存知の方も多いと思いますが、身の回りには化学工業が関わっていない製品を探す方が難しいほど多様な製品があり、化学メーカーは私達の暮らしになくてはならない存在です。
製品の例
- 石油化学(プラスチックや樹脂など)
- 精油、香料や化粧品など
- 染料や着色剤など
- 化学繊維や紙、パルプなど
- 肥料
- ガラス
- 医薬品
3. 化学業界は、実は日本の産業のエース?!
実は日本の化学メーカーは国内で他の産業と比較すると、営業利益率(※1)が高いという特徴があります!
引用元:「グラフでみる日本の化学工業2022」https://www.nikkakyo.org/system/files/GraphJP2022all.pdf
なぜ営業利益率が高いのか?
- 高付加価値の製品を届けている
- 国内のみならず海外でも売上が高い
主にこの2つのポイントから、化学業界は日本の産業の中でのエース産業といえます。
(※1 営業利益率:売上高から売上原価や販売費、一般管理費を差し引いた営業利益の売上高に対する割合のこと)
4. 化学業界は国際競争力も高い!
国内で化学業界が強いだけ?そんなことはありません!
国際的に比較しても日本の化学メーカーは非常に高い生産性を誇っているエース産業なのです。
引用元:「産業別労働生産性水準の国際比較」https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/10bad8fb307149202fee4c4be50b5f9d_1.pdf
その結果、日本全体としては貿易赤字が続く中でも、化学業界だけを見れば長年”貿易黒字”を達成できています。
引用元:「グラフでみる日本の化学工業2022」https://www.nikkakyo.org/system/files/GraphJP2022all.pdf
5. どうして化学業界で機電系が活躍できるのか?
ここまでお読みくださったみなさまは「意外と化学業界ってすごいな」と思っていただいているでしょうか?では、「化学系専攻ではなかった先輩社員はどんな仕事をしているの?」という点についてご紹介いたします!
実際に機電系専攻から化学メーカーに入社し、生産技術職として活躍している先輩方にインタビューしたところ主に以下の3つの魅力が分かってきました。
オーナーエンジニアのような活躍ができる
- 様々な製品群を扱うため「1つの工程しかわからない」という状態にならない
- 「生産ライン・工場の立ち上げ」に関わることもある
少数精鋭だからこそ会社全体が見える・裁量権を持って働ける
- 若いうちから重要な仕事を任せられる→成長環境がある
- 修士卒1年目から億単位の仕事に関わるので視野を広く持てる
会社としての安定性+個人の収入面も安心できる環境
- 研究開発と比較して成果が見えやすい
- 収入の水準が高い
ここまで読んで、「あれ・・・意外と機械系メーカー以外にも活躍フィールドがありそうだな・・・」と思ったそこのアナタ!
実際に機電系学生を採用している化学業界企業と直接会ってお話をしてみませんか?