■選考企業と選考ルート
ダイキン工業株式会社（ES→SPI→スカイプ面談→最終面接→内定）
■就活日程
3月 就活開始
3月中旬 ダイキン工業からスカウトの連絡が来たが、職種に不安があり辞退
5月GW明け ダイキン工業からのスカウトを辞退したことを悔やみ、就活再開し、その二日後にESの締め切り
5月13日 SPI
5月21日 スカイプ面談
6月14日 面接・内々定（就活終了）
■就活の軸とその理由
企業選びの軸に「これまでの研究で培った経験や知識を活かし、香りを空間に演出し、空間の新しい価値やサービスを創出したいということ」と「グローバルに活躍できる場所」の二つをもっていた。
■内定承諾の決め手
ダイキン工業は未来技術の創出に向けた共同研究などを通じて、未来社会において重要性が高まる「空気の価値化」を軸にイノベーションを生み出し、複雑な社会課題を解決し、新たなビジネスを創出に力を入れていることを知ったから。
■利用した就活サービス
アカリク
■選考突破ES
ダイキン工業株式会社：IMEコース
（最初はIMEコースで選考していたが、途中から変更になった。ES時点ではIMEコース）
質問【1】あなたの一番大事にしていることは何ですか（200文字）
私の一番大事にしていることは、常に高みを目指すことです。成長の行き詰まりを感じた時は、「残りの人生も現状の地位で満足したいか？それとも、世界を変えるチャンスが欲しいか？」と自分に問い、常に高いレベルの環境に身を投じるように心がけています。例えば、北海道大学卒業後に、ヒトの体臭に関わる研究を追求したいと思い、嗅覚やフェロモンの解明においてパイオニア的存在である、東京大学大学院の研究室へ進学しました。
質問【2】あなたが過去にチャレンジしたことの中で直面した最大の困難は何ですか？また、それに対してあなたが何を考え、どう対処したか、その経験が今どのように活かされているかについて記述してください。（300字以内）
これまでの最大の困難は、アルバイトしていたレンタカー業で、組織を運営するリーダーとなり前年比の1.5倍の売り上げを達成するという目標に向かってマーケティングしていた時です。約10名の学生アルバイトの勤務に対する規律を設定し、受付対応の指導などの業務に加え、売り上げ向上という目標は困難でした。しかし、学生アルバイトや社長との毎月のミーティングの中で、他店にはない現代の流行に合わせたオプション品の提供などを考え、目標を達成することができました。この経験を通して、学生一人一人の個性を理解し向き合うことが、グループとしての成長を高めることを学び、研究においても物事を多角的な視点で思考することを意識しました。
■ESでのアピールポイントや工夫点
ES上で経験を述べる場合には、具体的な数値を使って説明したほうが説得力が増す。論理的に説明できているかということはもちろん、集団における自身の立ち回り方や考え方について企業で働くことを意識した解答をする。
■就活の振り返り
良かった点
実験がとても忙しい時期に、就活を隙間時間にできたことは今考えても素晴らしかった。面接では、研究についての質問が多く、研究に対する関心が高かったため、就活のための対策に時間をそれほど割く必要がなかったのが良かった。
反省点
SPIの準備を全くしていなかったことが悔やまれる。
印象的だった出来事
博士課程に入ってから、英語を持続的に勉強するために、定期的にTOEICを受けていた。面接日当日、面接会場に向かっている最中に直近で受けたTOEICのスコアが開示され、過去最高点だった。さらに、ちょうど面接中にTOEICのスコアを聞かれ、自己最高点を伝えることができて、とても嬉しかったし日ごろからコツコツ勉強していて良かったと感じた。