医薬品の開発技術を研究している私の2020就活レポート!

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LabBase Media 編集部

医薬品の開発技術を研究している私の2020就活レポート!

20卒学生の就活インタビュー。今回は、医薬品メーカーに就職予定の理系院生がいかにして就職活動を終えたのか、2020就活インタビューをお届けします!

はじめに


わたしは抗体医薬品の開発技術について研究しています。
研究をそのまま活かせる職に就きたいという思いは特にないままに就活活動をしていましたが、結果的に研究が活きる医薬品メーカーに内定を頂き入社予定です。


就活はM1の4月に始めました。


この時期に決まっていたことは1つだけ、「人の負の感情を解消するお仕事をする」という目標だけでした。
漠然としすぎていて、文系職・理系職、大手・ベンチャーどこから見よう...という状態。やりたくないことがあまりない人ほど、こうなりがちですよね。
でも悩んでいでも時間がすぎるだけなので、5月から12月くらいまでは土日を使ってとにかく多業界・他業種見るために行動してました!


秋になる頃には、就活序盤からお世話になっていたベンチャー企業の最終選考に進んだりしていました。が、まだまだ理系職や他の業界も見てみたい気持ちを人事の方にお伝えして、自分のやりたいことや覚悟が決まるまで最終面接の日程調整を保留してもらったりしてました。この時期はまだやりたいことが見つからずふわふわしてました。


12月、LabBaseが主催した座談会に参加しました。


「気になってた業界だけどレベル高そうだから受けてなかった。でも座談会くらいなら…」と思い参加したイベントですが、そこで見つけた企業が想像以上に楽しそうだった!そしてインターン選考に応募することを決めました。
選考フローはES→グループ面接→グルディス→個人面接。
結構な倍率の中、就活初心者のわりに健闘し、無事インターンに参加することが出来ました!


インターンを通して面接官やお世話になった社会人の方にフィードバックを貰うことができ自信に繋がりました。
私が評価されたことは、以下の3つです。
・俯瞰力
・わかりやすく伝える力
・反省力


面接で自分の強みを聞かれたときに、「論理的思考力」や「俯瞰力」ですと答えるのはなかなか自信が持ちにくいな...と思っていたので、自分を客観的に評価してもらえる機会に出会えて良かったと思います。企業や業界研究だけでなく、自己分析も深まるので、フィードバックが貰えるインターンは早めに参加しておくのが吉ですよ!


インターンを経験して本当にやりたい事が分かり、自信をつけて臨んだ3月。


この時期は「食品メーカー技術職」を受けようと決めてました。
が、とても苦戦しました。


苦戦した理由は2つ。
1つ目は、圧倒的準備不足。
「2月までに3月の準備はしておくんだよ」と昔、先輩に助言をもらってはいたものの、準備の仕方が中途半端でした。
いわゆる学チカや志望理由など、基本的なESのお題に対する自分の答えは200-500文字で作ってはいたものの、食品メーカーはそれ以外の質問のバリエーションがすごかった!圧倒されている間にES祭りに完全に置いてけぼりになり、時間に追われて3月が過ぎました。


事前準備大事。


2つ目の理由は、1つの業界を受け続けたこと。
食品メーカーを大手から中小まで受けましたが結果は全落ち。苦しかった。
お世話になった社会人の方にESや面接練習を見てもらっても、「大丈夫、書けてるよ。」「就活は企業との相性だから。」なんて言われて余計不安でいっぱいでした。


もちろん食品業界は倍率が高いからということもありますが、役員面接になって「実はそのテーマは掲げてはいるが、まだ自社では行えてない」なんて聞くこともあり、私が本当に興味のあることに取り組みたいと思うなら食品メーカーではないんだな...と、志望する理由と業界とのミスマッチも選考が進むにつれて強く感じるようになりました。就活を終えた友人と話していても、多かれ少なかれ受かりやすかった業界や通りにくかった業界はあるようです。企業だけでなく業界とのミスマッチも含め、業界一種受けはオススメしません!


さいごに


結果的には、4月に食品メーカー以外でやりたいことができる企業を探そうと方針転換し、滑り込みで受けた医薬品メーカーに入社予定なので、とてもハッピーです!
振り返ると効率が悪い就活だったと反省してますが、私の失敗談がお役に立ったら幸いです。



ライター
LabBase Media 編集部
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