バイオ系学生のリアルな就活事情!

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LabBase Media 編集部

バイオ系学生のリアルな就活事情!

10月21日、横浜国立大学バイオM1に向けた就活座談会を開催しました! バイオ専攻の学生は多様な業界に就職する傾向が強く、研究活動をしながら志望業界を決めたり就活準備を進めるのはとても大変ですよね。この座談会では、異なる業界に就職予定の4人のバイオM2に登壇していただき、自身の就活経験をふまえてM1の悩みに答えてもらいました! この記事では、座談会でM1の参加者から出た質問とM2の回答の一部を皆さんに紹介します!

――初めに、登壇者の方々のプロフィールを紹介します!


・1人目は化学メーカーに内定のHさんです!就活開始時は明確にどの業界を受けるかを決めていなかったそうです。印刷業界や製薬業界などをはじめ、幅広い業界のインターンに参加するなかで化学メーカーに面白さを感じたそうです!博士課程への進学を迷うほど研究好きなHさんは希望通り、技術職に決まっています!


・2人目は投資銀行に内定のKさんです!金融や商社などをみていたKさんは、就活開始時から研究という狭い世界ではなくビジネスをみる職に就きたいと決めていたそうです。キラキラした業界でワクワクしたいというKさんは、政治家の発言で株価が変動するのが面白い!と思ったそうです。Kさんの関心にバッチリ当てはまるリサーチ部門への就職が決まっています!


・3人目は製薬メーカーに内定のNさんです!Hさん同様、どの業界を受けるか決めていなかったためベンチャー企業から大手企業まで幅広く検討していたそうです。インターンに参加する中で技術力のある商品で健康的な生活に貢献したいという考えが強くなったそうです。食品業界や製薬業界を受け、製薬メーカーの技術職に決まりました!


・4人目はメディカルライター職に内定のSさんです!高校生のことから医療に関わりたいと思っていたSさんは主に臨床薬メーカーやCROをみていたそうです。しかし「身近な人が間違った知識で間違った治療を受けてほしくない」という想いから、研究職ではなく医療全般の幅広い知識を身につけられるメディカルライターという職種に決められたそうです!


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座談会の前半ではいくつかのテーマについて4人のM2がそれぞれの就活体験談を話しましたが、その内容の一部をご紹介します!


――テーマ①:就活で大変だったことは?
Nさん「自己肯定感を喪失したことですね。選考落ちた時のダメージがきつかったな。」
Kさん「同じく選考に落ちてしまったときの心の平穏を維持することが難しかった。でも面接慣れして、割り切るしかないと思う」
M1「どのくらいで慣れるんですか?」
Kさん「面接は10社くらい受けて慣れたかな」
M1「10社…!」
Nさん「Kさんの業界は企業数も多いもんね!でも面接の実践慣れはあるよね」
Hさん「面接であなたにとっての成長とは?など哲学的なことを言われて考えすぎてしまったことがあって大変だった。誰でもいいから誰かと話すといいかも!
Sさん「私は振り返ってみるとそんなに大変なことはなかったかな。でも交通費は大変だった。遠回りして安い経路で行ったりした!」


就活では、選考結果や面接内容に惑わされず自分の考えや自分らしさをブレずに保つ割り切りの心が大事だということですね!!交通費が嵩むことも多くの人が負担に感じるところですよね。



――テーマ②:1年前の自分にアドバイスするなら?


Hさん「『博士進学はしないからもっと早く就活準備をしよう!』就活準備の本質は自己分析と企業分析だと思う。好きなものの共通点を考えるとか。自分の場合は、好きになるきっかけがピンポイントで出る場合もあって新しいものが好きっていう大事な軸に気付けた!」


Nさん「私も就活準備で『志望企業の前年度のESを書いてみよう!喜怒哀楽を言えるようにしよう!』私が受けた業界はESの質問のバリエーションがすごかったし、自己分析を面接でどう発揮するかに悩んだ。でも最近の自分の喜怒哀楽を軸を反映させて話せるようになったら面接通るようになった!」


Kさん「『ネットの情報に一喜一憂しないで!相談は先輩にしよう!』ネットの掲示板とか速報の情報は気にしすぎないようにするべきだなと今なら思う。それに、就活中に出会った仲間は結局はライバルで本当に大切なことや手の内は見せ合わない。やっぱり相談は先輩とか親など信頼できる人にのってもらうべき!」


Sさん「『自分に嘘つかない!自分の安売りもしない!』就活終わりかけに研究職じゃ無くてもいいやって思った時期があって、その時期は滑り止めポジションでうけたIT企業しか通らなかった。貰っていた内々定を断る覚悟の実質内定がない状態で業界を絞って数社しか受けない!と強い決心をしてから内定を貰えたよ。万人にできるアドバイスじゃ無いけど。」


希望職種についた皆さんでもこれだけの量のアドバイスが出てきました・・・!


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座談会の後半ではM1の参加者からの質問にM2が答えるというQ&Aを行いました!こちらも一部ご紹介します!


Q:「インターンに参加した企業のESにインターンのことは書きましたか?」
A:Kさん「面接で話すことはあったけどESには書いていないかな」
Nさん「志望動機は「インターンに参加したから」ではないはず!だからESには記載しなかった!」


Q:「ウェブテストは対策してましたか?」
A:Hさん「対策はしたけれど、やってくうちに覚えてくる。答えみたいなものも出回ってるけど、100%正解ではないだろうし自分で勉強した方がいいよ!」
Kさん「金融は玉手箱が多かったからやってくうちに答えを覚えてしまった!」
Sさん「SPIも全く同じ問題が出ることもあるから答え書いておいたりとか、、、」


上記のような学生同士の座談会ならではの質問がたくさんでました!




今回の座談会は、同じ学科の先輩だから思い切って聞けることや、あまり聞く機会のない就活失敗談などが盛りだくさんでした!参加されたM1の方からは「近い距離で、近い境遇の先輩たちの意見を聞けて、今後の就活にとても参考になりました!」といった感想もたくさん頂きました!


M1の皆さん、学科の先輩に就活相談してみてはいかがでしょうか!


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