一般財団法人電力中央研究所

一般財団法人電力中央研究所

従業員数
765人
業種
エネルギー / コンサルティング・リサーチ / シンクタンク / 官公庁・公社・公団 / その他
所在地
東京都千代田区大手町1丁目6-1
HP
https://recruit.denken.jp/
26年27年28年就職:本採用
研究開発職

【研究職(正職員)】人の本能を踏まえた行動変容設計:生物学的な合理性に基づく心理反応を活かした介入方策(グリッドイノベーション研究本部)

リモート,他2箇所
募集職種
研究開発職
対象資格
2026年、2027年、2028年修了見込みの方 修士, 博士, 博士研究員
勤務予定地
リモート, 東京都, 神奈川県
面接予定地
オンライン面接, 東京都, 神奈川県
仕事内容
行動経済学におけるナッジの概念は、日本でも省エネ行動を促進する情報提供サービスなどの分野で定着し、私たちの日常生活にも広く活用されるようになりました。一方で、ナッジを設計するための統一的な理論的枠組みは十分に確立されていません。 当研究所では、人間の心理反応を「生物学的な合理性」として理解する進化心理学の視点を基盤に、ナッジをより効率的に設計する枠組みの確立を目指しています。具体的には、環境配慮行動の促進などの課題を対象に、理論の構築から実証・応用まで一貫して行う研究を進めています。 本研究テーマは、従来の行動経済学、アンケート分析に必要な心理学や統計学の他、進化生物学、進化シミュレーションなど、複数の分野が融合する学際的なアプローチを取っています。また、北米やヨーロッパなどの海外研究者とも連携し、各分野の最先端の知見を取り入れながら研究を進めています。 これまでの成果の一例として、以下の論文をご覧ください: ・Komatsu, H., Kubota, H., Asano, K., Nagai, Y., Salmon, C., Widman, D., Oberzaucher, E., Wade, T. J., Kennair, L. E. O., Fisher, M. L., Burch, R., Takikawa, R., & Rice, S. (2025). The influence of familial nudging on attitudes toward climate change and monetary contributions: An exploration of ease and difficulty with evidence from Japan, Canada, the USA, and Norway. Sustainable Futures, 10, 101402. ・Komatsu, H., Kubota, H., Tanaka, N., Griffin, M., Link, J., Geher, G., & Fisher, M. L. (2022). Cross-cultural comparison of nudging effects for environmental protection: A case-study of risk-averse attitudes toward disposable plastics. PLOS ONE, 17(11), e0277183. 【当面の研究課題】 ・普遍性の高い心理学的知見とビッグデータ分析の融合に基づく行動変容に関する研究 【求人HP】 https://mypage.111.i-web.jpn.com/criepi/...
待遇
交通費支給, 宿泊費支給
求める経験、スキル、資格など
【学歴】 ・修士または博士課程修了者 【研究専門分野/専攻学科】 以下に該当する方を歓迎します。必ずしも全てのスキルを兼ね備えている必要はありません。 ・進化心理学と行動経済学を融合した新しい介入方策の設計に関心がある方 ・英語圏での国際共同研究に意欲的な方 ・進化心理学、行動経済学、データ分析、進化シミュレーションの素養がある方
関連する研究キーワード
行動経済学 データ分析 心理学 統計学 ナッジ 進化生物学 進化心理学 進化シミュレーション
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