日鉄ケミカル&マテリアル株式会社
- 従業員数
- 3454
- 事業とミッション
- 「素材を極め、未来を拓く」~For Your Dream & Happiness~
『鉄以外の全てが私たちのフィールド』
当社を一言で表すと、『鉄以外の素材』 を取り扱う素材メーカーです。
日本製鉄Grの中核セグメントとして、化学・新素材分野を担っているのが、当社『日鉄ケミカル&マテリアル株式会社』です。化学分野では長年構築してきた芳香族化学合成・精製・配合等の素材設計製造技術、新素材分野では薄箔・細線・微粒子等の材料技術を有しており、化学と新素材の技術を融合させて、日本製鉄Grが目指す総合素材対応力強化の一翼を担います。
また、自動車の電動化やマルチマテリアル化の進展による新たな素材のニーズや、電子デバイス向け材料の機能高度化ニーズなど、社会やお客様の要求変化に対して、幅広い素材シーズを駆使して対応します。
当社は以下の4つの事業から構成されています。
Ⅰ コールケミカル事業
日本製鉄の製鉄プロセスで発生する副生成物(コールタール・ガス)を有効利用することが本事業のミッションです。コールタールの蒸留技術を極め、製鉄化学としてニードルコークスやカーボンブラックなど様々な製品を作り込んできた110年以上に渡る実績があり、『世界トップクラスのコールケミカル』と自負しています。
Ⅱ 化学品事業
コールケミカル事業と同様、製鉄プロセスで発生する副生成物を原料として、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族基礎化学製品などを製造しています。スチレンモノマー、ジビニルベンゼン類、特殊溶剤類、ビスフェノールAなど独自の製造プロセスを強みとする化学製品を扱っています。又、自社独自の技術開発、日本製鉄との共同開発など、日本製鉄グループで蓄積された豊富な技術をベースに、さまざまな用途や使用環境に対応する潤滑油の品ぞろえの充実を図ってきました。Ⅰのコールケミカル事業と同様に当社の屋台骨を支える『副生成物に付加価値を付ける』・『価値ある素材の有効活用とリサイクル』事業です。
Ⅲ 機能材料事業
世界中のスマートフォンやタブレットで使用される回路基板材料、液晶ディスプレイ材料、有機ELディスプレイ材料などの化学材料や、半導体封止材料用の無機球状微粒子、半導体接続用の金属材料、HDD(ハードディスク)のサスペンションおよび排ガス浄化用メタル担体に使用される金属箔などを扱っており、世界から高い信頼を得ています。また、それぞれニッチな市場で『世界トップシェア』など一芸に秀でた製品を多数揃えている、当社の成長を担う事業です。
Ⅳ 複合材料事業
優れた接着性、耐薬品性、電気絶縁性など多彩な特性を持つエポキシ樹脂と、高弾性・高熱伝導性を特長とするピッチ系炭素繊維、またエポキシ樹脂と炭素繊維を組み合わせた複合材料を有しており、産業用機器、医療機器部材、半導体・液晶製造機器、社会資材、スポーツ用品など幅広い分野で活用されています。
当社はこれまで鉄鋼生産プロセスの副生品を高付加価値化し、利用技術の開発を積み重ねた結果、継続して新製品を市場に投入して事業を営んできました。こうした技術的なブレークスルーに私たちの競争力の源泉があります。
また、芳香族化学、炭素材料、メタラジーを中心としたコア技術で、各種素材から機能性材料(炭素・化学・樹脂・複合材・無機・金属)までの幅広い用途展開とそれぞれを組み合わせたシナジー効果により、高付加価値製品への展開を図っていく素材提案力が当社の武器です。
- メンバーと環境
- Ⅰ 当社の社員はどんな人?
当社の社員を一言で言うと「優しい」社員が多いです。
チームで課題に取り組むことが多く、ライバル心をむき出しで競い合うというよりも、お互いに協力し、助け合いながら、同じ目標に向かって邁進します。そんな環境が優しい社員を育んでいます。
そんな社員たち生の声を聞いてください。
「「有機と無機のハイブリッド」に新たな可能性を拓く」(有機化学専攻出身 2020年入社・研究開発)
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「製造と研究を経験し、キャリアを築く。」(炭素工学専攻出身 2012年入社・研究開発)
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「若手から大きなプロジェクトを主導。」(表面・界面専攻出身 2016年入社・生産技術)
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「モノづくりをチームで進める」(化学プロセス工学専攻出身 2015年入社・生産技術)
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「化学・素材分野で機械屋は重要な存在」(機械工学専攻出身 2015年入社・設備保全・設計企画)
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Ⅱ どんな環境で働いている?
社員同士の距離感の近さも特長の一つです。例えば、設備部門の社員であっても、研究部門や工場などと連携しながら仕事を進めることが多く、この「距離感の近さ」が仕事の原動力になり、また相乗効果を生んで、新たなものづくりにつながっています。 また、部長であっても「〇〇部長」ではなく「さん」付けで呼ぶことが多いのも、社員同士の距離の近さを表しています。
Ⅲ 成長をサポート
一方で、目まぐるしく変化するこの時代で、新しい素材を生み出し続け、社会のニーズに応えていくには、「優しさ」だけでは成しえません。一人ひとりが成長していくことで、チームの成果も最大化します。その成長のためには、「経験」と「学び」が大事だと考えます。そのために当社では、『育成ローテーション』と充実した『研修制度』『自己啓発補助制度』があります。
【育成ローテーション】
広い見方や考え方を持ち、様々な状況に対応できる社員へ育つことを期待して、若いうちにいくつかの職種を経験して頂きます。この経験で自分自身の適性を見つめなおすこともできます。
【研修制度】
新入社員から役員まで一貫した研修体系を整備しています。皆さんが入社されたあとの「新人導入研修」では約1か月の濃密な研修を同期と受講することで、「働く準備」と「同期との絆」を作ります。
【自己啓発補助制度】
100を超える通信講座とeラーニングのメニューを持ち、また英会話教室等の社外での学びや資格取得への補助など、学ぶ社員を全面的にサポートします。
Ⅳ 生活をサポート
「ワークライフバランス」を重視した福利厚生制度を有しています。例えば、プライベートを充実してもらうための「フレックスタイム制度」や「リフレッシュ休暇制度」、働くママをサポートする「短時間勤務制度」や「キャリアリターン制度」、将来への貯蓄をサポートする「財形貯蓄制度」や「確定拠出年金制度」などです。めずらしいものでは、毎年付与されるポイントを遊びなどに自由に使える「カフェテリアポイント制度」などもあります。
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