株式会社レゾナック(旧:昭和電工株式会社)
- 従業員数
- 24000
- 事業とミッション
- 「素材/作る化学」最強の昭和電工×「材料/混ぜる化学」最強の日立化成
終身雇用は保証されない。その代わりに、どこに行っても通用する人材になれる。
レゾナックは、素材開発に強い昭和電工と、加工・実装技術に秀でた日立化成が統合して2023年に誕生した、“機能性化学”メーカーです。
(「機能性化学」とは、例えば半導体や自動車向けの薄いフィルムに、耐熱性や高い接着性といった「機能」を加える高付加価値な化学製品のことです。)
この統合をただの統合ではなく「第二創業期」と捉え、2030年には、“日本発の世界トップクラスの機能性化学メーカー”を目指します。
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■パーパス「化学の力で社会を変える」
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レゾナックのパーパス(存在意義)は「化学の力で社会を変える」です。
何十年後かの世の中では「当たり前」になったことについて、「これはレゾナックがいなかったらできなかった」と言われるような会社になりたいと考えています。
例えば、AIはこれからの社会を大きく変えていくと見込まれます。
そのAI用半導体部品は、より多くの情報を速く処理できるものにするために、より複雑な構造にしていく必要があり、そのためには材料も革新が必要です。
当社はこうした進化に貢献する新材料 を多く提供・開発しており、AIの進化に材料面から大きく貢献し、社会を変えていくことができます。
化学の力はあらゆる産業の起点となるもので、「レゾナックがいなければ」と言われるような可能性を持つ領域は広がりがあります。
レゾナックは、幅広い研究開発力・技術力で「化学の力で社会を変えていく未来」を実現していきます。
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■「レゾナックらしさ」とは
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【1】後工程で圧倒的なシェアを誇る半導体材料の会社
昭和電工は分子設計までさかのぼることができる「素材」の会社、日立化成は素材を使って機能を生み出す「材料」の会社です。
それぞれの強みを活用し磨いていこうとするのが、統合の大きなコンセプトです。
昭和電工は素材の技術に強みを持っていた一方、日立化成は半導体材料に強く、特に後工程分野で圧倒的なシェアを持ちます。
この両者の技術を組み合わせて、レゾナックは「素材」を「機能性を持たせた材料」にしています。
川中から川下までの長いバリューチェーンを持ち、後工程で圧倒的なシェアを誇る半導体材料の会社。
しかもそれぞれの材料の技術力が極めて高い会社。これが、事業ポートフォリオから見た「レゾナックらしさ」です。
【2】企業文化のトランスフォーム
もう1つの「レゾナックらしさ」はパーパス・バリューを徹底して浸透させ企業文化の醸成に取り組んでいることです。
日本の伝統的な大手企業は優秀な人材を擁しているにもかかわらず、その従業員の潜在能力が解き放たれていないという弱点を持っています。
その高いポテンシャルを解き放つためには、会社ごとカルチャーから変革しなければならないと考えています。
古い体質の大手日本企業からの脱却を早急に必ず成し遂げるという強い思いの下に、新しい企業文化の醸成に力を入れています。
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■「企業価値=戦略 × 個の力 × 企業文化」3つの要素でのレベルアップ
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【1】戦略「半導体材料でより大きなシェアを取りに行く」
今後も半導体材料において一定以上の地位を確保するために、必要な事業・周辺技術への積極的な投資を行っていくことが大事だと考えています。
これまで半導体の性能向上は前工程の微細化に依存してきましたがその限界が見え始め、現在では後工程における技術革新がこれまでになく注目を集めています。
半導体後工程材料で圧倒的なシェアを持つ当社としては、これを追い風にして成長につなげていく考えです。
その半導体材料事業のコアコンピタンスは「開発力」であるため、開発人員の適切・継続的な確保と育成に特に注力しています。
例えば最新の半導体製造装置を揃えた新川崎の開発拠点「パッケージングソリューションセンター」、そこで設立したコンソーシアム「JOINT2」では半導体製造装置・材料・基板メーカーと組み、技術革新に挑んでいます。
さらに、その第2弾である「US-JOINT」を米国シリコンバレーにも新設し、米国でのレゾナックの存在感、活動を増やしていこうと考えています。
シリコンバレーの地の利を活かし、GAFAMなどとの関係を強化していくことが大事だと考えています。
【2】個の力「エンゲージメントの向上で個の力を解放、社員を自律させる」
2つ目は「個の力」です。レゾナックが大事だと考えているのは、従業員が楽しくニコニコ働ける会社になることです。
従業員のエンゲージメント向上は企業価値最大化の根源にある課題であり、小手先の収益改善策を重ねるよりはこの根本問題に働きかける方が有効であると考え、様々な施策に取り組んでいます。
経営を統合して1年目、まず「タウンホールミーティング」や「ラウンドテーブル」で経営トップが年間1,000人以上の従業員と会い、当社のパーパスとバリューを語りかけました。
その結果「経営層と双方向のコミュニケーションを取りたい」という意見が多く出たことを受け、2年目は「モヤモヤ会議」を開催しました。
これは若手従業員を集めてモヤモヤしていることを言い合い、バリューを使って解決策を経営層と議論するというプログラムです。モヤモヤを起点に気付きや共感が生まれ、解決策を模索するプロセスはを以て、小さな「共創」を実現してきました。
パーパス・バリューの理解がある程度進み共創文化が定着し始めた3年目は、従業員が自分自身を見つめる「パーパス探究カフェ」を始めています。
過去を振り返り、現在を見つめ、将来どういう状態になっていたいかを語ってもらい、自分のパーパスを考えてもらう取り組みです。
こうして段階を踏んで、「会社に依存せず自律してパーパス・バリューを体現する人材」を育成しています。
従業員へのエンゲージメントサーベイでも「パーパス・バリューを実践している」と回答した割合が大幅に向上しており、私たちが目指す「国内の製造業を代表する共創型人材創出企業」に着実に近づいていることが伺えます。
【3】企業文化「カルチャーの革新で共創型イノベーションを加速させる」
3つ目は「企業文化のトランスフォーメーション」です。企業文化のトランスフォーメーションは、人材の育成と併行して特に力を入れているテーマです。共創型人材の育成に加えて、それらの人材が自発的に動き出すカルチャー革新を組み合せることで、「共創型イノベーションの創出」を加速させています。
例えば、従来は半導体材料を作る拠点の要望に沿って別の拠点が素材を開発して届ける、という「点と点」のシナジーにとどまっていました。これを粉を作る拠点の開発の人を材料を作る拠点に配置することで、「面と面」の共創関係にレベルアップさせていこうとしています。さらに次の段階では、粉と樹脂、モノマーなど素材・技術ごとの研究・開発拠点をそれぞれ作っていくことで「共創型イノベーションの創出」へレベルアップさせていきます。
さらに、マーケティングから開発につなげていこうという動きが自発的に起こりつつあります。例えば「6Gに必要な材料は何か」から出発し、そこで必要な材料特性をどう出していけばよいのかを考え、どこの研究開発拠点が担当するのが最適かを決めていく。そうした流れが生まれ始めています。
加えて、「計算科学情報研究センター」では、シミュレーションによる開発時の実験回数の大幅削減を図っています。従来は数多くの実験を繰り返していた内容をAIでシミュレートし、有望と思われる実験に絞り込むことで、発期間の大幅な短縮につなげています。センターの人材がいろいろな現場に出向いて「シミュレーションにかけたいものはないか」と聞いて回ることで、社内での共創の機会も増えています。
このようなパーパス・バリューを体現する活動は、いろいろな拠点で自主的に多く立ち上がっています。人材と企業文化こそ企業価値最大化の核心であり、粘り強く取り組んでいきます。
- メンバーと環境
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■チームで共創するモノづくり
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レゾナックでは、技術系・事務系の枠組みを超え、専門性のあるさまざまな分野の職種が互いにクロスオーバーし、有機的に協力し合いながら一体となって業務を動かしています。
技術系・事務系ともに、活躍できるフィールドはさまざまです。
例えば・・・
・化学系(有機・無機・分析など)
┗当社がお客様に提供する「価値」創造の土台となる分野です。
これまでにない特性や機能を発現する材料の力と、材料が持つ特性や機能を最先端の技術で評価・解析し、
材料の本質を見抜く人の力を掛け合わせることで、より安全で環境負荷が少なく、安定した生産・供給で、お客様に安心して使っていただける材料を創出していきます。
・化学工学系
┗当社の製品を作り出すための生産プロセス技術開発や生産効率向上、設備の安定稼働に携わる重要な技術です。
大規模なケミカルプラントや最先端の半導体材料などの多様なモノづくりに、最前線で取り組めます。
事業によっては、数億円超の大規模なビジネスに携われることが当社ならではの醍醐味です。
・機械工学系
┗モノづくりには機械設備が不可欠です。製品化に向けたプロセス技術開発・量産設備の立ち上げから、設備改良や安定稼働のための設備保全まで、設備に関わる中心的役割を担当。
またモビリティ事業では機械系を中心に研究開発を行っており、樹脂・金属の技術を駆使して自動車部品・部材の試作・評価のサイクルを回しています。
・電気・電子工学・制御工学系
┗設備の稼働に欠かせない分野です。自社の水力発電による電気の送電・変電から設備の制御・計装・保守保全まで、強電・弱電の両分野に携わります。
また、製品化に向けたプロセス技術開発や半導体パッケージ技術開発といったモノづくりを支える分野にも取り組むなど、他の化学メーカーに類を見ない業務の幅広さが特徴です。
・数理・計算科学系
┗量子化学計算、分子動力学計算などのミクロな領域から、有限要素解析を用いた構造解析まで、
数理に基づくさまざまなシミュレーション技術が最先端の材料設計を支えると共に、機械学習や統計解析を通じて、データに基づく意思決定により材料開発を加速する分野です。
計算機の力で当社独自の技術を深め、当社が手がける幅広い事業を横断するような領域で活躍できます。
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■2027年実績新卒待遇詳細(2025年4月時点)
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【給与】
学部卒:275,000円
修士卒:295,000円
博士卒:350,000円
※賞与年2回(6月、12月)
【休日休暇】
年間休日129日
完全週休2日制 祝日、年末年始
年次有給休暇(会社指定行使日5日/年あり)、サポート休暇、特別休暇
その他休暇:
産前産後休業、配偶者出産休暇、結婚休暇、弔慰休暇、公用休暇、罹災休暇、転勤休暇、リフレッシュ休暇、介護休暇、子の看護休暇、不妊治療休暇、母性健康管理休暇、アディショナル休暇等
【福利厚生】
各種手当:
時間外手当、通勤手当、独身寮・社宅(事業所ごと異なる)または家賃補助、ライフサポートプレミアム、育英補助、在宅勤務手当、弔慰金、災害補償 等
※会社規定に基づき、条件該当者に支給
※ライフサポートプレミアムとは:資産形成や不時への備えへの「自助化促進原資」と位置付けており、個人のニーズに合った商品を選択可(選択可能商品/団体積立年金、確定拠出年金拠出、GLTD個人上乗せ補償、医療保険、生命保険、損害保険 等)
※育英補助とは:扶養家族である満22歳未満の子を有する社員に子一人あたり10,000円/月支給する手当(上限なし)
その他:
退職金有:確定給付企業年金制度(DB)、確定拠出型年金制度(DC)
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■長期ビジョン実現のための戦略はこちら!
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■RESONAC REPORT 2025(統合報告書)はこちら!
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