最先端のテクノロジーを駆使し、データ業界を牽引するDATUM STUDIO 若手社員が爆速成長できる環境の舞台裏

インタビュー

LabBase Media 編集部

最先端のテクノロジーを駆使し、データ業界を牽引するDATUM STUDIO 若手社員が爆速成長できる環境の舞台裏

グループ含め社員329 名のうち、社員の8割がデータサイエンティストである DATUM STUDIO。業界内で有名なトップランナーも数多く在籍している。それだけ高度な人材が集まる理由は、若手社員が「爆速で成長できる」組織力と企業カルチャー、そして同社の技術の動向を見極める「先見性」にあるようだ。 前半はDATUM STUDIO代表取締役 武智壮平社長に同社で働くことの意義を、後半は新卒入社4年目の佐々木拓真さんに現場で感じるリアルな声を聞いた。 DATUM STUDIO株式会社: DATUM STUDIOは、最先端テクノロジーを最先端のテクノロジーを駆使してデータ業界を牽引するデータコンサルティング企業です。人工知能&ビッグデータ領域のトップランナー2人が創業以来、様々な業界、業種の課題を解決しています。直近5年間における売上高のCAGR(年平均成長率)は25%で成長してきております。 コンサルティングからデータ基盤の構築やデータ分析、システム開発、開発後の運用までワンストップで提供できる強みから将来的にも売上高の拡大が見込まれています。

専門家集団・コンサルの融合が生む「構想力」と「実装力」


──まずは武智社長、DATUM STUDIOという会社の強みを教えてください。



武智:私たちDATUM STUDIOは、データ分析やAIなどの最先端技術を活用しながら、コンサルティングサービスやシステム開発を通じて、お客様の課題を解決することをミッションとしています。対象の業種・業界は、渋谷区のような行政から建設、不動産業界、放送局、通信会社、IT企業など幅広い領域にわたります。


ビジネスにAIや新しいソリューションを導入する際は、「既存の業務をどう変革してAIにフィットさせるか」「レガシーなシステムとどうやって連携するか」といった変化のロードマップを描く必要があります。当社には優秀なデータサイエンティストやエンジニアに加え、技術的な知見を持ったコンサルタントも在籍しているので、クライアントの変革をトータルで支援できることが大きな強みです。全体最適の視点で、オペレーション変革からシステム開発、データ分析、プロダクト化まで、さらに運用から保守までも一気通貫でご支援するサービスを提供しています。


──御社の「組織」としての最大の特徴は何でしょうか?


武智:DATUM STUDIOの特徴は、「構想力」と「実装力」の両輪を持っている点です。当社のサービスは、外資系コンサルティングファームや大手SIerと似ている部分もあります。しかしそれらの会社は、自分たちの「強み」とする技術やサービスに特化しているところがほとんどです。それに対して我々は、常に最新のデータサイエンスの技術を総合的に取り入れながら、顧客にとって最も価値のあるソリューションは何なのかをゼロから構想します。



データベースの技術、検索エンジンへの対応、最新のAIに関する知識など、複合的な要素をすべて活用して、システムを構築するのにはかなり高度なノウハウが求められ、その技術を持つエンジニアは多くありません。かつ、テクノロジーに強いだけではなく、顧客のビジネスにも明るい必要があります。そんな多様なスキルを持つ専門家たちが集まっている点が、私たちの強みです。


──具体的には、どのような案件に取り組んでいるのでしょうか。


武智:例えばとある製造業さまでは、製品を仕上げる際の工程が複雑で、経験とノウハウを持った熟練職人しか対応できないという課題を抱えていました。加えて職人の方々の高齢化が進み、技術を継承する人材も不足しているという状況でした。
そこで、素材に合わせた温度や形状など多数のパラメーターに対し、その「最適値」をAIによって導き出すというプロジェクトを提案・支援させていただきました。データサイエンスにおいて最適化問題と呼ばれる領域ですが、これにより一部の工程を自動化することを実現し、現在は、高い品質を保ちながら安定的に生産できるようになっています。また近年、大企業を中心に、自社内に散らばっている大量の自社データを集めて一元管理し、経営を高度化する動きが活発化しています。我々はSnowflakeというプラットフォームを活用し、これまでに40社以上のデータウェアハウスを構築してきました。それだけでなく社内ドキュメントを活用したLLM(大規模言語モデル)を組み込んだチャットボットの開発や、さらにシステムが自律的に動いてデータ入力などを実行するAIエージェントを構築したりもしています。


業界のトップランナーが集まる要因


──2014年の設立から11年目の現在、DATUM STUDIOは社員数が329名(グループ含む)と急成長を遂げています。多くの企業がデータサイエンティストの不足を課題に感じている中で、御社に優秀な人材が多く集まる理由は何だと思われますか?


武智:さまざまな理由が考えられますが、最も大きい要因は、あらゆる企業にとってデータの活用が重要となった流れの中で、当社の「先を見る目」が当たり続けてきたことだと思います。近い将来どの技術がトレンドになるか、どういうサービスが求められるか、世界のテクノロジーの最新の潮流を常にキャッチアップし続けてきました。その結果、当社で働くエンジニアたちはさまざまな業界・業種のお客様のご支援を通じて、データサイエンティストとしてのスキルを高め続けることができています。当社の右肩上がりの成長も、彼らの貢献によるものにほかなりません。近年、エンジニアの人々の間では、SNSなどを通じて「あの会社はいいよ」といった噂がすぐに広がります。当社においても優秀なエンジニアが多数在籍してくれているおかげで、さらに優秀な人が集まるという好循環が生まれています。加えて、自由活発な会社のカルチャーも口コミで伝わって、魅力となっているようです。



──在籍するトップランナーの方について教えてください。


武智:取締役副社長であるとともに、出身地の沖縄に子会社の「ちゅらデータ」を創業して代表を兼任する真嘉比愛や、執行役員兼ちゅらデータのシニアデータサイエンティスト淡島英輝など、自然言語処理の学術論文を発表している自然言語学会でも名が知られるエンジニアが在籍しています。他にもSnowflake社が優秀なエンジニアを表彰する「Data Superheroes」に、執行役員の菱沼雄太はに4年連続、データエンジニア梶谷美帆が2年連続で選出されています。2025年度の同表彰を受けたのは、日本人で13人しかおらず、そのうち2人がDATUM STUDIOのメンバーとなっています。


求めるのは最先端技術をキャッチアップする成長意欲


──DATUM STUDIOで活躍できるのはどのような人でしょうか?


武智:問題解決能力と論理的思考能力の高さは必須です。かつ、お客様の課題解決のために手を動かすことを面白いと思えるマインドセットを持ち、クライアントの期待値以上の価値を提供できる人。そんな人が当社で活躍していけると思います。
それに加えて、「早く成長したい」という成長意欲を持っている人ですね。この業界は、技術の進化が非常に早く、AI技術一つとっても文字通り日進月歩で新しいテクノロジーが生まれています。そうした変化に尻込みせず、自ら積極的に技術を学んで自分のモノにできる人が一番フィットすると思います。



──人事の評価についてはどのような基準で行っているのでしょうか?


武智:人事評価制度は当社オリジナルのパフォーマンスファクター(職能・成果)の軸に照らし合わせて、プロジェクトごと、グレードごとに昇級の評価を行います。上位20%の評価に入り続ければ、早ければ4年ほどでマネージャー職に就いて、年収1,000万円を超えます。


当社は平均年齢が32.5歳と若く、約4割が新卒採用者で、若くして活躍しているメンバーがたくさんいます。この業界では「即戦力」を求めて中途採用に力を入れる会社が少なくありませんが、当社には新卒の社員がしっかりと技術を身につけることができ、第一線のデータエンジニアとして成長できる環境があります。


──「爆速」で成長でき、結果を出せば20代でもかなり高い報酬が得られる環境があるわけですね。最後に、DATUM STUDIOに興味がある方、データサイエンティストとして働いてみたいと検討している方へ、メッセージをお願いします。


武智:私たちのミッションは、社会や企業の抱える課題をテクノロジーの力でアップデートし、未来のスタンダードを作っていくことです。その目的を果たすためにエンジニアが取れる手段、選択の幅は無数にあります。DATUM STUDIOではベースの技術力があれば、希望する仕事に自ら手を挙げてチャレンジでき、自分の仕事で世の中をより良くしていくことが可能です。データサイエンティストとして最先端のテクノロジーや社会課題に触れながら、この会社を舞台に成長を遂げたい人の応募を、心からお待ちしています。


ノリが合いそうな雰囲気に惹かれたのが一番の理由


──ここからは、新卒入社して4年目の佐々木拓真さんにお話を伺います。まずはじめに、学生時代の専攻や研究内容を教えてください。


佐々木:もともと数学が好きだったので、大学院で数学専攻に進みました。専門は数理統計学という応用数学で、データサイエンスの基礎にもつながる学問です。ただし数学を使って社会に何かを実装することを目指すというより、数学理論を突き詰める純粋な研究で、数式とにらめっこする日々でした。



──就職先にDATUM STUDIOを選んだ理由は何だったんですか?


佐々木:数学の知識と経験を活かしながら、今後の社会で活躍できる職業として浮かんだのがデータサイエンティストでした。なかでもこの会社を選んだ一番の理由は、雰囲気やメンバーの人柄が自分と合っていると感じたことです。入社前にZoom面談してくれた役員方の背景画像がユニークだったり、社員にピンク色の髪の方がいたりと「自由な空気の会社だな」と感じる一方、大手のSIerに伍して大企業の高度な仕事をいくつも受注している事実を知って、関心を抱きました。学会で登壇しているメンバーがいるなど、高度にデータサイエンスに精通する人がいることにも魅力を感じました。


──入社してから実際に専攻は活かせましたか?


佐々木:プログラミングについては大学の授業でPythonをいじった程度で、コンピュータサイエンスについてはほぼ素人だったので、仕事で今使っている9割以上の知識は入社後に学習しました。ちなみに当社のデータサイエンティストは情報系を専攻した人が8割ほどですが、残りが私のように数学・物理系などの出身です。


DATUM STUDIOは教育・研修の制度がかなり手厚く、仕事に必要な知識・スキルを身につけられる環境が整っています。特に入社後すぐの3カ月間の研修はかなり充実しており、「SQLはどう書くか」といったエンジニアスキルや機械学習の知識、ビジネスのコンサルティングの考え方など、みっちりと学びます。最後に研修参加者全員で模擬プロジェクトに取り組み、架空のお客さんに対してプレゼンの練習まで行います。実際に仕事が始まってからも、上司が丁寧に教えてくれるので不安はありません。


当社の新卒社員の特徴として、難関校と呼ばれる国立大学の理系修士の卒業生が7割ほどを占めていることがあります。それはプログラミングの知識だけでなく、課題解決力と論理的思考力を評価しているからだそうです。


──現在の佐々木さんのポジションと、取り組んでいる業務内容を教えてください。


佐々木:チームメンバーが4〜5人の中で、私は一人のデータサイエンティストとしてLLM(大規模言語モデル)のプロンプト設計や精度向上、速度改善、分析などを行っています。プロジェクトチームで抽出した顧客課題を分析・検証し、最終的にアプリーケーションとして開発・実装するという仕事です。


具体的には、GoogleのLLMを利用して、お客様が持つ音声データから文字起こし・要約までを出力する専用アプリーケーションを作っています。また記述形式のアンケートデータにタグ付けをし、課題改善のために必要なアンケート結果だけを抽出するプロジェクトにも取り組んでいます。
業界として最近関わっているのは、ある旅行業のお客様です。旅行業は季節によって価格変動(ダイナミックプライシング)を実施しており、季節や休日が連続している場合などの過去のデータの特徴量を使って、価格決定の計画を立てるためのデータ分析を行いました。


お客様にとって最適だと信じた技術の提案が喜んでもらえる


──仕事のどのような部分にやりがいを感じていますか?


佐々木:最新技術をどんどん取り入れ実装する日々の中で、「世界の最先端を走っている感覚」にやりがいを覚えています。管理職の人も「技術好き」が多く、新しいテクノロジーが出てきたらすぐに取り入れて検証し、そのメリット・デメリットが社内に共有されます。そうやって素早く最先端技術を身につけられる環境は、働いていてとても充実しています。


当社の案件は規模の大きな企業が多いので、課題解決のインパクトが大きいのも魅力です。またチームの力を結集することで、実装までのスピードがすごく速いのもこの会社の特長だと感じています。


出る杭は打たれない。上下関係なく意見を言える組織


──DATUM STUDIOはどんな雰囲気の会社でしょうか?


佐々木:個性的で技術に尖った人が多い会社であると同時に、「出る杭は打たれない」どころか「どんどん杭を出していこう」という社風です。すごくフラットで、上司・部下の立場は関係なく、仕事に関して気軽に意見が言えます。また最近では「会社のつきあいとプライベートは切り離す」という企業も多いですが、DATUM STUDIOは社員に若い人が多いこともあって、しょっちゅうイベントや飲み会があります。もちろんすべて自由参加ですが、どのメンバーとも仕事以外の時間も仲良しで、和気あいあいと楽しむカルチャーがあります。僕も十数人の同期とよく食事に行ってますが、直近の新卒の3年定着率が97%と高い理由も分かります。先日は執行役員の人とカニを食べに行き、技術的な深い話題を酒の肴に、小1時間ほど話しました。


──会社の制度で一番のお気に入りはありますか?


佐々木:僕には小さな子どもがいるので、リモートで働けることが本当にありがたいと思っています。きちんと業務を日々遂行していることが前提ですが、子どもが自宅のデスクの周りをうろうろしながらプログラミングしており、家事・育児をしながら働ける制度に非常に助けられています。


──これからの目標を教えてください。


佐々木:知識をさらに高め、社内で誰にも負けないくらい、どんどん案件に挑戦していきたいです。あとは、人に自分の得た知識を教えるのが好きなので、自分がこの会社で培ってきた知識やスキルを誰かに教えられる立場になれればと考えています。


──DATUM STUDIOに興味がある方、データサイエンティストとして働いてみたいと検討している学生へ、メッセージをお願いします。


佐々木:DATUM STUDIOは、直接データ分析とは関わりがなくても学生時代に頑張ってきたことをかなり評価してくれるので、「今、自分のやっている研究や勉強を頑張って」と伝えたいです。社風はフランクで働きやすいし、技術が好きな人なら大歓迎です。ぜひ一緒に働きましょう、と胸を張って言えます。


編集後記


社員同士の和気あいあいとした雰囲気が印象的だったDATUM STUDIOの取材で、何度も出てきたキーワードは「お客様の課題解決」だ。顧客のために、常に先見の明をもって最先端の技術動向を探り、社員の共有知としてきた。フラットな組織を志向するのも「顧客に真に役立つ半歩先ゆく技術を取り入れ、シェアする文化」のためであり、それこそが急成長の理由となっているのだろう。


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ライター
山岸 裕一
カメラマン
先方 提供
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企業情報

DATUM STUDIO株式会社

DATUM STUDIO株式会社

◆最先端のデータテクノロジーを駆使し、データ業界を牽引するデータコンサルティング企業、業界のトップランナーが多数在籍◆ DATUM STUDIOは「データとテクノロジーで、ビジネスに持続的成長と新しい可能性を提供する」データ分析コンサルティング、ソフトウェア開発企業です。 人工知能&ビッグデータ領域のトップランナー2人が創業以来、様々な業界、業種の課題を解決しています。Snowflakeの導入実績は日本国内においてNo.1クラスです。 直近5年間における売上高のCAGR(年平均成長率)は25%で成長してきております。
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