[化学系]光学系専攻の修士が データ分析・IT業界を選ぶまで

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LabBase Media 編集部

[化学系]光学系専攻の修士が データ分析・IT業界を選ぶまで

研究室での高度なレーザー解析、土日の社会人チアリーディング、そしてホテルのフロントでのアルバイト。文字通り「息つく暇もない」ほど充実した日々を過ごしていたTさんですが、その裏側には理系学生特有の「研究と就活の両立」という高い壁がありました。 「自分に何ができるのか」という不安を抱えながら、いかにして納得のいく一社に巡り合ったのか。効率的なツールの活用法や、女性としてのキャリア観、そして現在進行形の挑戦。等身大の言葉で語られた、迷いと選択のプロセスを辿ります。 【この記事でわかること】 ・研究・スポーツ・バイトを並行しながら、効率的に早期内定を獲得するための時間活用術。 ・理系特化型スカウトサービス「LabBase就職」を活用した、自分にマッチする企業との出会い方。 ・ライフイベントを見据えた、理系女性としての誠実な企業選びの基準。



「何から手をつければいいのか」——手探りで始まった修士一年の春


──就活を意識し始めたのは、かなり早い段階だったそうですね。


Tさん:そうですね。大学二、三年生の頃に、もともといた大学のキャリア支援コーナーに置いてあったLabBase就職のパンフレットを見たのがきっかけです。理系だし登録しておこうかな、くらいの軽い気持ちでした。本格的に意識したのは、修士一年の四月に入学した時。同期の間でも「就活の早期化」が話題になっていて、早めに動かないとマズいよね、という空気感がありました。


──研究室も新しくなり、かなり多忙なスタートだったのでは?


Tさん:はい。レーザーを使った実験は研究室の中でなければできませんし、土日は社会人チームでのチアリーディングの練習が一日中ありました。さらにホテルのフロントでのアルバイトも続けていたので、正直なところ「就活にどれだけ時間を割けるのか」という不安は常にありました。最初はESの書き方も、面接の作法も全く分からず、ネットの記事を読み漁る日々でしたね。


スケジュール帳とAIの活用で見えた「効率化」の兆し


──多忙な中で、どのように就活を軌道に乗せたのでしょうか。


Tさん:九月頃、全国大会が終わったタイミングで「就活専用のスケジュール帳」を作りました。締め切りを可視化して、「明日はこのESを絶対に書き上げる」と自分にノルマを課すようにしたんです。


──デジタルではなく、あえて手書きで管理されたのですね。


Tさん:その方が「やばい、明日だ!」という危機感を持てたんです(笑)。それから、AIも積極的に活用しました。自分で一度書いたESの構成を壁打ち相手になってもらって整えたり、面接で話す内容の矛盾点を指摘してもらったり。一人で悩む時間を減らして、研究やチアの合間に「効率的に」進めることを何より優先しました。


「自分の研究」を見てくれるという安心感


──多くのサービスがある中で、LabBase就職がどのように役立ちましたか。


Tさん:他のサイトだと、自分の専門とは関係のない企業からも機械的にメールが届くことが多くて、整理するだけで疲れてしまうんです。でもLabBase就職の場合、私の少し特殊な研究内容をしっかり読み込んだ上で、関連する技術を持つ企業からスカウトが届くのが印象的でした。


──具体的に、選考で有利だと感じた場面はありましたか。


Tさん:今回内定をいただいたITコンサル企業もそうですが、インターン経由で「ES免除」の特別ルートに招待していただけたのは非常に大きかったです。理系学生にとって、一社ごとにESを作り込む時間は貴重な研究時間を削ることに直結します。書類選考をパスして最初から面接で対話できる形は、多忙な私にとって最大のサポートになりました。


研究室の中で、締め切りと向き合う日々


──順調に見える一方で、精神的にきつかった時期はありましたか。


Tさん:十二月の年末にかけてですね。早期選考の面接が重なる中で、研究の進捗も求められる。ふとした瞬間に「みんなは面接対策をしているのに、私は暗闇でレーザーと向き合っていて大丈夫かな」と孤独を感じることもありました。でも、研究で培った「Pythonでのコーディング」や「データの解析力」が、志望していたIT・データ分析業界で求められている技術そのものだと気づいてからは、研究がそのまま就活の準備になっているんだと前向きに捉えられるようになりました。


大切にしたい「軸」


──早期に内定を得たデータ分析系企業の選考では、どのような点に魅力を感じましたか?


Tさん:一番は、最終面接での誠実な対応です。単に「うちに来て」と勧誘するのではなく、会社のポジティブな面もネガティブな面も隠さず教えてくれました。就活生に対して「本当にTさんのキャリアにとってうちがベストなのか、しっかり考えて選んでほしい」と、選択権をこちらに委ねてくれるような姿勢が非常に印象に残っています。


──技術力以外に、大切にされている軸はありますか。


Tさん:女性としてのキャリア形成です。育休・産休の取得率が「男性も含めて」高いかどうかを重視しました。男性が当たり前に育児休暇を取れる環境なら、女性である私にライフイベントがあっても、ハンデなくキャリアアップしていける。そうした「人を大切にする文化」が浸透しているかどうかを、座談会での社員さんの話し方や温度感から判断しました。


早期内定がもたらした「集中」


──現在の心境を教えてください。


Tさん:一月に一つ、納得できる内定をいただけたことで、気持ちに大きな余裕ができました。現在は、その安心感を持ちつつ、第一志望群の選考に向けて全力を注いでいます。就活を早めに、効率的に進めたからこそ、守りに入らずに自分の可能性を広げられている今の状態が、私にとって一つの納得の形です。


後輩へのメッセージ


Tさん:「研究が忙しくて就活なんて無理」と諦めないでください。LabBase就職のように、自分の研究を評価してくれる場をうまく使えば、研究を頑張ること自体が就職活動になります。


特におすすめしたいのは、夏から秋にかけて「自分が本当に行きたい業界」をある程度絞っておくことです。広く見すぎると、貴重な時間が削られてしまいます。そして、一人で抱え込まずにAIやサービス、同期の力を借りてください。研究を突き詰めた先には、必ずそれを必要としてくれる場所があります。


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編集後記


インタビュー中、Tさんは「チアもバイトも研究も、全部やりたいんです」と朗らかに笑っていました。その明るさの裏には、秒単位でスケジュールを管理し、最新のツールを使いこなして時間を生み出す、理系学生らしい徹底した合理性と情熱がありました。


彼女が「女性の活躍」を軸の一つに据えたのは、自分の価値を社会でどう最大化できるかを真剣に考えた結果でもあります。この記事が、同じように多忙な日々を送る理系学生の皆さんの、次の一歩を照らす光となることを願っています。


こちらの体験談が参考になった方は、ぜひLabBase就職でプロフィールを更新し、興味ありを押してあなたを待っている企業からのスカウトを受け取ってみてください。


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