知らない企業からのスカウトメール、受け取ったら面談に参加が6割以上。
売り手市場の就活が続く中、優秀な理系学生を採用したい!とのニーズは高まっています。そのため、LabBaseでもプロフィール記入を充実させていればスカウトメールを受け取る方も多い状況。とはいえ、スカウトは自分の知っている企業からだけとは限らないのも事実。憧れの企業ならすぐに返信するかもしれませんが、知らない企業からスカウトメールが届いたらどうする?
上図のように、6割以上の学生が、知らない企業からのスカウトメールに対してもアクションし、面談や説明会に参加していることがわかります。
また、その後の企業理解については、下図のように、「理解が深まった」の回答が多く、知らない企業でも話を聞いて興味を持ったことがわかります。

自分の働く未来が想像しやすいのは既知の企業。知らない企業でも半数以上が働く未来見える。
面談の結果、自分の働く未来が見えたかどうか。知っている企業の方がそこで働く自分がイメージしやすいようですが、知らなかった企業でも、半数以上が見えると回答しています。

また、自分が活躍できそうかどうかについては、7割以上が「思う」と回答。聞いたことのない企業、知らない企業という理由でスカウトメールをそのままにしておくのは、自分の活躍の機会を狭めてしまうことになるのかも…!

7割以上が次の選考に進みたい。背中を押すのは企業の対応。
次の選考に進みたいと思うかどうかについて、スカウトメールを受け取るまで知らなかった企業についても、7割以上が「思う」と回答。44.8%は「非常に思う」と強い意志を表し、その理由について、企業の対応がとても丁寧だったから、企業理念に共感できたからという回答が目立ちました。

知らなかった企業への興味が深まった理由・フリーコメント
- 時間をかけて非常に丁寧に説明してもらえたから。
- 志望している業界であり、今後の展望などを詳しく聞けたから。
- 技術者として成長しやすい環境であり、今後の企業成長に期待できると感じたから。
- 担当者がご自身が携わっている仕事の意義とやりがいについて熱く語ってくれた。
- 高い技術を持った企業だと感じ、理念や社風にも共感できたから。また、非常に柔らかい雰囲気で面接を受けられたため。
- 自分の経験が活かせそうで、ぜひ機会があれば働いてみたいと思った。
- 自分のやりたいこととマッチしていたから。
知らない企業だったけれど6割以上が友だちに薦めたい。
知らない企業からのスカウトメールからの面談・説明会も、参加してみれば「友だちに薦めたい」企業に。「薦めたい」割合を比較しても、知らない企業の魅力を十分に感じとったことがわかります。

その企業(知らなかった企業)を薦めたい理由・フリーコメント
- 社員教育の環境が整っているように見受けられたため。また各プロジェクトの進め方が物理の研究をしている人には向いているため。
- 将来性のある分野であり、かつベンチャー企業なのでできることも多そうだったため。
- 仕事に対する姿勢や必要なスキル、考え方について具体的に説明してくれたため。
- 成長機会が多い、会社に伸びしろが多いと思ったため。
- 幅広いソフトウェアに携わっており、どの内容も興味深かったため。
- 自社開発というところに魅力を感じた。自分の軸としているタイプと合っていた。
- 開発職の作業スペースまで見せてもらえ、社員の方にも直接質問できた。
- 雰囲気が明るかったから。
スカウトメールで切り開け!今は知らない企業にも、自分の未来が見えるはず。
スカウトメールが届いているのに放置…なんてしている人はもったいない!!なかなか伝わりづらいかもしれませんが、送る企業側にとっては思いを込めて編集された「あなた宛」のメール。企業から見て、魅力のある人、欲しいスキルにピンポイントで送付されているものなのです。
ちょっと聞いたことない企業だなと思っても、実はその業界では実績があったり、大企業より伸びしろがあったり、働いている人が生き生きとしていたり、自分の研究内容に興味を持ってもらえたり、実際に見たり会ったりしてみるととても魅力的だったということが往々にしてあるものです。今回のアンケートでもそのことがはっきりしたと思います。
自分の価値観で選択肢を狭めるのはもったいない。スカウトメールを受け取ったなら、自分の未来の選択肢が増えたと考え、前向きにアクションしましょう。知らない企業だったらあらかじめプチ企業研究をして、聞きたいことをまとめていくとGOOD。
また、知っている企業だけでなく、少しでも興味があると感じた企業、業界には積極的にアプローチを。それだけで就活にはっきりと差がつきます。その際、LabBaseの「興味あり」ボタンを押すとスカウト獲得する可能性も高まるのでオススメです (※スカウト獲得検証記事はこちら)。