■選考企業と選考ルート
・積水化学工業株式会社(冬インターン参加→早期一次面接→最終面接→内定)
・信越化学工業株式会社(夏インターン参加→ES提出→選考辞退)
・住友化学株式会社(冬インターン参加→ES提出→選考辞退)
・三菱ケミカルエンジニアリング株式会社(夏インターン参加→技術交流会参加→ES提出→一次面接→選考辞退)
・横浜ゴム株式会社(夏インターン参加)
■就活日程
6月 自己分析,志望業界決定
8月 横浜ゴム株式会社インターン参加
9月 信越化学工業株式会社インターン参加,三菱ケミカルエンジニアリング株式会社インターン参加
1月 積水化学工業株式会社インターン参加,住友化学株式会社インターン参加
2月 三菱ケミカルエンジニアリング株式会社インターン参加者限定技術交流会参加
3月 各社選考エントリー・ES提出,積水化学工業株式会社早期一次面接・最終面接・内定・内定承諾,各社選考辞退(就活終了)
■就活の軸とその理由
私は志望業界を絞ってその業界の企業を比較することを就活の軸にしてきました.修士一年の5月の時点では特にやりたい仕事が決まっていなかったので,機械系の職種かそれ以外か→ハードウェアとソフトウェアのどちらか→重工や重電のような大きいスケールの商品と自動車や家電などの小さいスケールの商品のどちらか,といった二択形式で業界を絞り,その業界各社の説明会やインターンなどで志望先を決定するといった方法を徹底しました.
■内定承諾の決め手
インターンシップに参加して,自分の専攻を活かすことができる職場だと感じたから.人柄が自分と合うと感じた人が多かったから.内々定の決定が早かったから.
■利用した就活サービス
①リクナビ② マイナビ③ LabBase
■選考突破ES
積水化学工業株式会社
機械系設備技術職冬季 インターンES
志望理由(300~380)
私が貴社のインターンシップを志望する理由は,多くの産業で材料の軽量化や高機能化が求められる今日において,適用先を限定せずにプラスチックの高機能化を追求する貴社の姿勢に感銘を受けたからです.私は,有機材料の高機能化により軽量で制御性の良いロボットを目指す研究に携わっており,自己修復機能を有した高分子材料の開発や表面の微小突起構造による把持力の向上などに取り組んできました.その経験の中で,材料の進化はロボット分野に限らずものづくり全体において新たな設計論を誕生させ得ると感じるようになりました.軽量かつ高機能なプラスチック材料が開発されれば,現在では考えられないような小型軽量かつ高機能な製品が誕生すると考えております.
ものづくりの出発点である素材生産・開発の設備設計に携わることで貴社の素材生産を支え,最先端の素材開発を後押しするような仕事をしたいです.
自己PR(300~380)
私は苦境に陥った場合でも慌てずに冷静に対処することを心掛け,実践してきました.学部2年生の時に自転車好きの友人と東京から北海道までのサイクリング旅行に挑戦したのですが,途中で台風の直撃や仲間が風邪を引くといった問題が発生しました.もっと急がないと間に合わないと焦るメンバーや今回は諦めて帰ろうかと言うメンバーもいるなかで,私は休憩時間を調整したり疾病者を風の抵抗が小さい車列の後方に配置したりするなどして,時間のロスと疾病者の負担を軽減することを提案し,最終的には800kmの道のりをほぼ予定通りの6日間でなんとか走破することができました.好きなことや得意なことでもつらい瞬間というものは必ずありますが,以上の経験以来,何か行き詰った際には一呼吸おいて冷静になることを意識し,視野を広げて解決策を考えるようになりました."
■ESでのアピールポイントや工夫点
理系大学院生は面接で研究内容をしっかりと語れるかどうか.技術者の質問に対して論理的な回答ができるかどうかが重要だと感じた.ESは自分の言葉で書けていれば多少見劣りする内容でも問題ないと思う.志望理由だけは自分の背景と入社後の仕事を結びつけるなど入社を志望する意思をしっかりと示す内容にした方がよい.
■就活の振り返り
良かった点
比較的早く内々定を貰えたので,精神的負担が少なく,研究にも集中できた
反省点
早期選考で内々定をもらうと,どうしても他の企業とフラットでみることができなかった.
印象的だった出来事
内々定を保留する期間を長く設定して欲しかったが,結局下手にでることしかできず,数日のうちに受諾を決定せざるを得なかったのが失敗だと感じている.