2020卒:旭化成株式会社内定者の就活体験談 

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LabBase Media 編集部

2020卒:旭化成株式会社内定者の就活体験談 

同じ専攻の先輩たちが体験した就活がまとめられています。選考フローや就活日程、中には選考を突破したESを紹介してくださる方も!参考になること間違いなしです。

■選考企業と選考ルート


旭化成株式会社(ES→一次面接→最終面接→内定)
花王株式会社(ES→一次面接→最終面接辞退)
株式会社三菱ケミカルホールディングス(ES→一次面接辞退)
キリン株式会社(ES→一次面接辞退)
株式会社三菱総合研究所(ES→グループディスカッション・論文試験→一次面接→二次面接)
富士フイルム株式会社(イベント参加→ES→一次面接)
東レ株式会社(ES→グループワーク)
住友化学株式会社(ES→グループワーク)


■就活日程


2月 アサヒビール株式会社研究開発系インターンシップ参加
3月 ES提出開始
4月 各企業選考開始・旭化成株式会社最終面談合格(就活終了)
6月 正式に内々定


■就活の軸とその理由


メーカーで研究開発に携わりたかったが、事業内容に自身の専攻がマッチするとは考えにくかったため、社風や環境が魅力的な企業を志望した。途中で食品・飲料メーカーでは自分が希望するレベルで研究開発に取り組むのは難しいと考え、化学メーカーの志望度を上げた。


■内定承諾の決め手


もともと多角化経営や企業理念、研究開発に力を入れていることから志望度は高く、最終的には選考を通じた社員との接触により、自分が一番合う企業であるとして第一志望とし、運良く内定をいただけたので承諾した。


■利用した就活サービス


①マイナビ ②キャリタス ③ワンキャリア ④外資就活 ⑤理系ナビ


■選考突破ES


旭化成株式会社/選考職種:技術系


右の9つのワードのうち3つ以上のワードを用いて、自由に文章を作成してください。物語、詩、自分の考えなどどんな内容、表現方法でも結構です。(全角200字以内)
< 科学・比・ニーズ・創造・経済・究・細胞・信念・結合 >


東京オリンピックから30年が経過した現在、科学技術の進歩は従来の比ではない。かつて確固たる信念を持った技術者が行っていた細かな作業は、その大部分がAIにとって代わられ、劇的成長を遂げた生産効率は経済を回す駆動力となっている。iPS細胞に由来する再生医療技術は、分断された四肢の自発的な結合を可能にするまで究められている。新たな価値を創造してまで応えるべきニーズなど、もはやこの世に存在しないのだ。


■ESでのアピールポイントや工夫点


研究を頑張ったことは大前提とみなされると考えていたため、サークル活動で幹部を務め、全国大会に進出したことを研究以外のアピールポイントとした。ところが面接ではこの点についてはほとんど深堀されず、ほとんど研究についてのみの質問がなされた。


■就活の振り返り


良かった点
就活そのものを楽しむことができ、ストレスをあまり感じることなく終えられた。


反省点
何事もあまりに準備不足で、三月に入ってからものすごく忙しかった。特に研究概要はほとんどの企業で求められたため、早めに用意しておくべきだった。


印象的だった出来事
旭化成の面接は二回とも9割ほどが研究活動についての発表と質疑応答で占められていたため、「就活用」の建前や志望理由を繕う必要がなく、本来の実力を評価してくれたのがとても好印象だった。一方で、シンクタンク会社の面接ではいわゆる就活における一般的な質問が来たが、準備不足が露呈してしまったと思う。

ライター
LabBase Media 編集部
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