2020卒:株式会社エス・エム・エス内定者の就活体験談

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LabBase Media 編集部

2020卒:株式会社エス・エム・エス内定者の就活体験談

同じ専攻の先輩たちが体験した就活がまとめられています。選考フローや就活日程、中には選考を突破したESを紹介してくださる方も!参考になること間違いなしです。

■選考企業と選考ルート


・株式会社ブレインパッド(ES→インターン参加→3次面接→最終面接)
・株式会社エムティーアイ(ES→インターン参加→1次面接→2次面接→3次面接→選考辞退)
・Retty株式会社(ES→1次面接→2次面接→3次面接)


■就活日程


5〜7月 イベント参加,各社インターン選考
8月 株式会社エムティーアイ,株式会社ブレインパッド 短期インターン参加
9月 株式会社エス・エム・エス 長期インターン参加
10月 株式会社エムティーアイ選考開始
11月 株式会社ブレインパッド3次面接
12月 株式会社エス・エム・エス 1次面接 最終面接 内定
1月 株式会社ブレインパッド最終面接
2月 Retty株式会社選考開始
3月 株式会社エス・エム・エス 内定承諾(就活終了)


■就活の軸とその理由


職種:データサイエンティストなど,大学の専攻である数学と好きなプログラミングの技術が活かせるような職種。
社風:「自分より仕事ができない上司」がいないであろう企業
特に変化なし。


■内定承諾の決め手


長期インターンを通じて合いそうだと思ったから。データサイエンティストの部署が立ち上がったばかりで貴重な経験ができると感じたから。


■利用した就活サービス


①LabBase ②OfferBox ③iroots ④アカリク ⑤Wantedly


■選考突破ES


株式会社ブレインパッド(データサイエンティストサマーインターン)


大学での研究内容
大学ではOR(オペレーションズリサーチ)や数理最適化を専攻しており、特に現実の都市空間におけるシステムの最適化という軸で研究を行っている。ここでは卒論で行った「(研究名)」という研究について述べる。
**研究内容非公開のため省略**
アピールポイントは以下の2つである:①身近な対象に数理的な構造を見出してモデルを構築した点 ②難解な数式を使うのではなくアイデアで勝負した点。今年の4月に国内ジャーナルに投稿し、現在は査読結果待ちの状態である。



インターンで学びたいこと
分析のストーリー作り(方向性決定)に関するノウハウを学びたい。データ分析企業での長期インターンの経験から、顧客企業を説得するためには一本筋の通ったストーリーを作ることが重要だと考えている。今思えば長期インターンでは分析の方向性に関してあまり意識できていなかったため、本インターンで改めて学びたい。また、その長期インターンでは主に小売店のPOSデータを扱っていたため、Webアクセスログなど全く別種のデータに触れてアプローチの相違点なども体感したい。


 
株式会社エムティーアイ


学業、ゼミ、研究室などで学んだ内容
大学ではOR(オペレーションズリサーチ)や数理最適化を専攻しており、特に現実の都市空間におけるシステムの最適化という軸で研究を行っている。ここでは卒論で行った「(研究名)」という研究について述べる。
**研究内容非公開のため省略**
アピールポイントは以下の2つである:①身近な対象に数理的な構造を見出してモデルを構築した点 ②難解な数式を使うのではなくアイデアで勝負した点。今年の4月に国内ジャーナルに投稿し、先月に採択通知が届いた。


人生において目標を持って取り組んだこと
修士1年の5月、研究室全体のプログラミング技術の向上を目指して初のPythonゼミを企画した。私の研究室ではPythonをメインのプログラミング言語として使っており、ほとんどの学生がPythonを未経験から始めて徐々に習得していく。しかし、学生間でコーディング能力に大きな偏りがあることや、個人特有の技術が全体に共有されていないことに問題を感じた。さらに、学部4年生は研究を始める序盤からPython(あるいはプログラミング全般)でできることを知っておいたほうが研究が捗るだろうと思った。そこで研究室全体でPythonのゼミをやろうと思い立った。内容は、学生を3人ずつのグループに分け、1週間でグループごとにテーマを考えてPythonで結果を出して発表するというもの。結果としては大成功で、技術が向上したのはもちろん、全員が楽しそうに取り組んでいたのが嬉しかった。ここから研究テーマのヒントを見つけた学生もおり、先生も「これは毎年恒例にしよう」と嬉しそうだった。


当社を志望する理由
1. エムティーアイでやりたいこと
2. IT技術を使って実現したいこと


数理的な知識や技術を使って御社の事業をより一層発展させたいため。私は「数学×プログラミング」という2つの好きな分野を軸にキャリアを構築していきたいと考えている。この2つの分野は応用先(業界)を問わないという点で共通しており、それが大きな魅力だと感じている。特に大学で専攻している数学は自分にとっても強みだと認識している。御社の事業領域はヘルスケア、エンタメ、フィンテック、人工知能など多岐にわたるが、どの領域でも最適化などの数理的な技術によって解決できる問題があるはずである。特に、ヘルスケアに関しては他社にはない膨大なデータを保有しているため、予測だけでなく他の使い道を模索してみたい。一方で私は女性ではないため、女性が抱えている本当の悩みや問題はわからない。技術をただ自己満足的に「使っただけ」にならず本当に役に立つものを作るために、周りの女性(=ユーザー)の意見を参考にしながら開発に携わりたい。


■ESでのアピールポイントや工夫点


面接でよく聞かれたこと:研究内容の深堀り(他にどんな対象に適用できそうか)
工夫点・評価された点:研究内容を専門用語を使わずに紹介したこと


■就活の振り返り


良かった点
年内に内定がもらえたこと。短期集中ではなく長期間ローカロリーで続けられたこと。


反省点
研究をおろそかにしてしまったこと。


印象的だった出来事
株式会社ブレインパッドの短期インターンに参加してそのタームの最優秀賞をいただき、最終面接でもまずまずの手応えがあったのに内定がもらえなかったこと。既に他企業からの内定があったのでダメージは少なかったですが、正直驚きました。

ライター
LabBase Media 編集部
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