半導体業界特集〜次世代チップを支える「究極の職人技」に迫る〜

インタビュー

LabBase Media 編集部

半導体業界特集〜次世代チップを支える「究極の職人技」に迫る〜

【本記事で得られること】 ・半導体業界の概要、今後の展望 ・入社時に専門性はどこまで求められる?理系学生の活躍フィールド ・技術系社員は普段どんな思いで仕事をしているのか ・もしもこの企業がなかったら世の中はどうなる?各社の技術をご紹介

「半導体って何がすごいの?」日本企業の技術を取材してきた


※最新のウェビナー映像を本文中に掲載しているので、ぜひご視聴ください!


みなさんこんにちは!LabBaseの半導体ヲタクこと学生マーケティングチームの大西です。
私がどれくらい半導体が好きかというと、休みの日はゲーム機の基板を引っ張り出してプロセッサの型番を見ているタイプの人間で、NVIDIAのGPUの話になったら一晩語れます。


そんな私がお届けするのは、半導体業界をまだよく知らない方にこそ読んでほしい特集です。
就活の参考にもなるけど、それ以上に「半導体業界、めちゃくちゃ面白いんだぞ」とまずは知ってもらうきっかけにしたい!そんな想いでこの記事を書いています。


さて、今回お話を伺ったのは経済産業省で技術アドバイザーを務める中島氏(半導体業界歴40年超のレジェンドです)、半導体製造装置で有名な株式会社ディスコ(以下、ディスコ)、半導体の製造部材で高いシェアを誇る大日本印刷株式会社(以下、DNP)です。


最先端の半導体を支える現場社員の思いや日本企業の技術力の秘密を、
「ウェビナー映像」形式で収録させていただきました。
「半導体って何がすごいの?」「日本企業はどこで活躍しているの?」という方にも
わかりやすい内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください!
※短時間でポイントを知りたい方向けに、インタビュー概要をまとめたテキスト版も
 ウェビナー動画下部にご用意していますのでご注目ください




【ウェビナー映像】



  • 00:20〜:【業界動向説明】経産省アドバイザー・中島氏が解き明かす、半導体業界の市況
  • 37:08〜:【パネルディスカッション】日本はどうやって世界と戦うのか?——次世代半導体を支えるエンジニアと採用担当者に、インタビューしてみた。
  • 11:52〜:【世界の半導体を支える2社のヒミツを大公開!】半導体を“割れずに超極薄まで削る”技術 & 回路を“ナノ単位で正確に転写する”技術に迫る
  • 1:22:19〜:研究と就活の両方を頑張るあなたへ。半導体業界を支える4人が最後に語った言葉

【時間ない方向け】テキスト記事Ver のインタビュー内容はこちら




【業界動向説明】経産省アドバイザー・中島氏が解き明かす、半導体業界の市況


ご登壇いただいたのは、CUBIC MICRO株式会社 代表取締役の中島氏です。
1981年から半導体業界一筋、業界歴40年超のレジェンドで、現在は半導体関連企業の顧問を務める現役プレイヤーです。また、2026年5月からは経済産業省・安全保障局の「上級重要技術アドバイザー」に就任予定で、国の半導体政策の中枢で日本のこれからのシナリオを描いている中島様から業界動向を説明していただきました。




「日本の半導体業界って強いの?」そう思っている方、いるのではないでしょうか。
中島氏の解説を聞いて、私は確信しました。今、日本半導体は戦後最大級の波の真っ只中にいると。就活生だからこそ知っておくべき"4つのファクト"をまとめてみました。


■Fact 1|日本の輸出産業、3位・4位は実は"半導体関連"だった


1位はもちろん自動車。じゃあ3位・4位は?
・・・実は半導体と半導体製造装置(合わせて約11兆円)なのです。
ちなみに2位は「インバウンド(観光業)」です。
半導体はなかなか目立ちやすい産業ではないものの、日本経済の大黒柱として静かに支えています。


■Fact 2|世界市場は2025年に100兆円突破。成長カーブがすごい。



世界市場は2025年に100兆円突破しており、大きく成長を遂げています。
2020年に約50兆円だった市場が、わずか5年で100兆円に倍増しています。
また2026年は150兆円、2055年には720兆円と30年で7倍になる予測です。
(※720兆円は、ほぼ日本のGDP(約600兆円)に匹敵するスケールです。)
主要産業を見渡しても、これだけの成長カーブを描いている業界はまずありません。
半導体は、いち産業ではなく"国の経済そのもの"のサイズに規模が膨らんでいきます。


■Fact 3|戦後最大の産業政策、誕生。日本の半導体産業は2040年に"4倍"を狙っている。



日本の立ち位置としては、2025年が約11兆円ぐらいの売上で、2030年までに15兆円を目標としています。しかし、今回高市政権は2040年に約40兆円まで伸ばしていきたいと目標を掲げています。中島氏はこれを「戦後最大の産業政策」と語っています。


  • Rapidus(北海道):日本初の最先端ロジック半導体工場。すでに3兆円超の国家投資が投入され、2027年量産開始予定
  • JASM(熊本):TSMCの日本法人。第2工場まで建設が決定しており、将来的には第5工場までの構想も進められています。

このように実際に国家投資を投入して、日本の半導体産業を大きく伸ばそうとしています。


■Fact 4|実は日本は"半導体関連分野"では既に世界を握っている。


日本の半導体シェアはこれから伸ばしていくことを掲げていますが、実は半導体のサプライヤーでは日本が圧倒的に強みを持っています。


  • 半導体製造装置:世界シェア約30%(米国に次ぐ世界2位)
  • 半導体素材(部材):世界シェア50%超(断トツ世界1位)

この数字からわかるように、日本が生産を止めると、世界の半導体が本当に止まります。
チップを"作る側"ではなく、チップを作るための「装置」と「素材」で今世界を握っているのが日本なんです。 そして今回ご登壇いただいたディスコ(製造装置)とDNP(製造部材)は、まさにその主役級のプレイヤー。 次のセクションから、そのエンジニアと採用担当者が登場します。




日本はどうやって世界と戦うのか?—— 次世代半導体を支えるエンジニアと採用担当者に、インタビューしてみた。


ここまでで半導体業界の盛り上がりを体感いただけたでしょうか?
そしてここからは実際に、その最前線で働いている人たちが何を考え働いているのか、本音を詳しく聞いていければと思います。


Q. 半導体業界に就職した理由を教えてください。


桑田(ディスコ):私は就活の時、半導体業界に絞っていたわけではありません。
大学院で学んでいたことを活かせる職を探している中の一つに半導体業界がありました。会社説明やインターンシップに参加した上で、最先端技術に関われるところと、忙しそうなところに魅力を感じました。忙しいということは良いことだと思っていて実際に入ってみたら確かに忙しいですがその分すごく楽しく働けているので、入ってみてよかったと感じています。


須田(DNP):私も半導体業界に絞っていたわけではありません。
大学では電気電子工学を専攻していて、工学を活かせる業界に携わりたいという気持ちがありました。様々な業界の話を聞く中で、業界を一つに絞らずに様々な分野に携わりたいという気持ちが強くなり、半導体分野だけでなく様々な事業を展開するDNPに出会い、魅力を感じ入社しました。実際に働いていく中で、異なる分野の情報を収集しながらも半導体事業に携われる点が面白い会社だと感じています。


——「最初から半導体業界一択でした!」みたいな話を期待してたんですが、二人の答えは意外にもどちらも「最初から狙ってたわけじゃない」とのことで驚きました。


Q. 半導体業界で働くやりがいについて教えてください。


桑田(ディスコ):半導体業界は多くの仕事をやらないといけない、そしてスピード感がすごくある業界だと感じています。それに伴い、元々の専門だった光学を活かすだけでなく、機械やソフトもできるようになるなど成長を実感できる点がやりがいの一つです。


須田(DNP):スマートフォン、PC、インフラなど現代社会に欠かせない産業の基盤となる技術に携われていることにやりがいを感じます。作る側として半導体の市場をリアルに把握できるというところがワクワクします。


Q. 半導体業界の未来と世界との戦い方を教えてください。


須田(DNP):DNPならではの想いとして、世間では「紙の印刷」のイメージが強い一方で、半導体事業についてもより多くの方に知っていただきたいという気持ちがあります。
普段、半導体そのものに直接触れる機会は少なくても、半導体を活用した製品には多くの方が日常的に触れています。だからこそ、それらの製品がどのようなプロセスを経て支えられているのかを知っていただきたいと考えています。そして、こうした半導体技術が今後も継承され、発展し続けてほしいと思っています。


桑田(ディスコ):半導体は、私たちの社会にとって欠かせない存在であり、これからもさらに進化し続けていくものだと考えています。現在の技術では実現できないことも、今後は次々と実現していく必要があると思っています。そのため、日々研究開発を行う上では、お客様から要望をいただいてから動くのではなく、市場のニーズを常に先取りすることを意識しています。お客様から「こういうことがしたい」というご相談をいただいた際に、「それなら当社で実現できます」とすぐにお応えできる状態でありたい。そんな思いをもって、日々取り組んでいます。


Q. 具体的な働き方を教えてください。


須田(DNP):忙しさにはやはり波があります。半導体の需要が高まれば、それに伴ってフォトマスクの需要も増えるため、業界全体として忙しくなります。一方で、DNPは非常に働きやすい環境が整っている会社だと感じています。フレックス制度が導入されているため、自分自身で業務のペースを調整しやすく、働き方の自由度が高いです。私自身も、夜遅くまで仕事をした翌日に少し遅めに出社するなど、柔軟に働くことができています。また、お子さんのいる社員は基本的にテレワークを活用しており、子育てと両立しやすい環境も整っています。


桑田(ディスコ):弊社でもフレックス制度を導入しており、私は朝は少しゆっくり出社し、その分、夜に集中して業務へ取り組む働き方をしています。また、早めに退勤したい日や休みを取りたい時も、柔軟に調整しやすい環境です。業務面では、同僚や先輩、上司と一緒に「どうすれば解決できるか」を考えながら、チームで力を合わせて取り組んでいます。楽しみながら仕事をしている社員がとても多いと感じます。もちろん、時には残業時間が増えることもあります。ただ、「やらされている」という感覚よりも、「もっと良いものを作りたい」「自分たちがやりたいから取り組んでいるうちに、気づけばその時間になっていた」というケースの方が多いですね。


Q. 学生時代の研究は今の業務にどのように活かされていますか。


須田(DNP):学生時代は電子回路系を専攻しており、フォトマスクそのものとは少し異なる分野ではありましたが、半導体領域という点では共通する部分が多いと感じています。そのため、半導体の重要性や原理については理解を深めやすい環境でした。また、研究への取り組みという観点では、データ解析の経験が現在の業務にも大きく活かされています。目標に到達するまでのプロセスの組み立て方や考察の進め方、データの整理・まとめ方などは、今の仕事にも直結していると感じています。


桑田(ディスコ):私は大学時代、物理学を専攻し、「光量子工学」や「量子エレクトロニクス」と呼ばれる分野で研究を行っていました。現在は、レーザー装置の研究開発や要素開発に携わっています。論文を読みながら知識を深め、「この技術はこういう用途に活かせるのではないか」と考え、実際に手を動かして開発していく流れは、研究室時代の実験や研究の進め方と非常によく似ていると感じています。また、学生時代の研究内容がそのまま仕事に直結するケースは、実はそれほど多くないのではないかと思っています。入社後は、これまで培ってきた知識や経験を土台にしながら、新しいことを学び続けていくことが大切です。ですので、「今の研究は半導体と少し違う分野だから…」と後ろめたく感じる必要は、まったくないと思います。


——研究で身についた"考え方そのもの"が一番の資産なのかもしれないですね。


Q. 半導体業界に知見がない学生でもインターンシップに参加してよいでしょうか。


奥村(ディスコ採用担当者):桑田の話にもあった通り、学生時代の研究内容が仕事と直接関係していなくても、実際に十分活躍することはできます。
特にインターンシップは、「自分に合っているか」を判断する場というよりも、まずは業界や仕事について知るための機会だと思っています。ですので、少しでも興味がある方には、ぜひ気軽に参加していただきたいですね。


厚田(DNP採用担当者):私たちとしても、まずは「興味がある」「やってみたい」という気持ちを大切にして、インターンシップ先を選んでいただくのが良いと思っています。
研究内容と仕事が直結しているかどうかだけではなく、「これから先、自分が取り組んでいきたい」と思える分野にチャレンジすることで、より夢中になって仕事に向き合えるのではないでしょうか。
だからこそ、実際に現場へ足を運び、職場体験や社員とのコミュニケーションを通じて、その職場の雰囲気や働く人たちの熱量を感じ取っていただきたいと思っています。


——半導体の研究をしていなくてもOK。
最初は業界を知らなかった方でも活躍されているわけですね!


Q. 結局、日本の半導体企業って何がすごいんですか?


須田(DNP):実際に働く中でも、技術に対して熱心に取り組んでいる社員が多いと、私自身、周囲のエンジニアを見ていて感じています。「より高い品質でお客様に製品を届けたい」という想いを持ち、技術に真剣に向き合っている点は、大きな強みだと思います。
また、日本にいながらでもグローバルに働いている実感を得やすい環境です。業務を通じて海外のお客様と関わる機会も多く、実際に英語で会議を行っている社員もいます。


厚田(DNP):DNPでも、オランダやインドに研究拠点を設けるなど、グローバルに事業や研究開発を展開しています。また、日本企業ならではの良さという観点で見ると、海外企業と比べて極端な成果主義に偏りすぎず、人に寄り添う文化を持つ企業が多いと感じています。もちろん、グローバルでは「会社や組織のミッションにどれだけ貢献できるか」を重視する考え方が強い面もありますが、一方で日本企業には、仕事や会社に対する帰属意識の高さという良さがあるのではないでしょうか。そして何より、技術に対して内側から誇りを持ちながら仕事に向き合っている人が多いと感じています。


桑田(ディスコ):実際に研究開発を進める際には、さまざまなメーカーから部品を取り寄せて実験を行います。ただ、海外メーカーから調達する場合は、どうしても納品までに時間がかかることがあります。その点、国内メーカーには高い技術力を持った職人の方々が多く、精度の高い部品が翌日や翌々日には届くことも少なくありません。そのおかげで、実験や開発をスピード感を持って進めることができます。
こうした環境は、日本国内で研究開発を続けていく上で、大きな強みであり、有利な点だと働く中で実感しています。


奥村(ディスコ):私たちディスコは、「完全国内開発・完全国内生産」という体制をとっています。エンジニアによる研究開発は主に都内で行い、生産・製造は広島や長野で担っています。これは、私たちの大きなこだわりの一つでもあります。日本には優れたメーカーが数多く存在しており、ディスコの技術も、決してディスコ単体だけで成り立っているわけではありません。高い精度を持つさまざまな部品や技術を組み合わせることで、新たな付加価値を生み出し、それを世界へ届けています。だからこそ、ディスコの製品や技術には、日本のものづくりの強さが数多く詰まっているのだと感じています。


——一人一人の熱い想いが日本の半導体業界を大きく支えているのだなと感じグッときました。業界説明のFact 4で見たあの数字(半導体装置30%、部材50%超)の裏には、この4人のような技術者が何万人といるからこそ成り立つのだろうなと思いました。




半導体を“割れずに超極薄まで削る”技術 & 回路を“ナノ単位で正確に転写する”技術【世界の半導体を支える2社のヒミツを大公開!】


【企業紹介①】株式会社ディスコ|半導体を“割れずに超極薄まで削る”技術


【企業情報はこちらから!】



◆ ディスコのここがすごい!


  • 経常利益率:42%超え(製造業の平均は5〜10%なので、ほぼ3〜4倍)
  • 世界シェア:多くの製品で70〜80%
  • 売上の海外比率:約90%
  • 働きがいのある会社ランキング(大規模部門)2026年・1位

スマホを分解しても「DISCO」という文字は出てこない。
しかし、そのスマホが薄く小さくなっているのはディスコのおかげかもしれません。


◆ 何をしている会社?
「切る・削る・磨く」その分野でとにかく強い企業です。


  • 髪の毛1本を35分割できる精度で加工
  • シリコンウェハーをサランラップの半分の厚みまで削る

…という、原子相手の戦いに挑み、微細加工技術で世界の半導体を支える企業です。


【企業紹介②】大日本印刷株式会社(DNP)|回路を“ナノ単位で正確に転写する”技術


【企業情報はこちらから!】



◆ DNPのここがすごい!


  • 創業1876年(明治9年)、今年で創業150周年
  • 元は出版印刷業を行う印刷会社。なのに、最先端半導体に欠かせない「フォトマスク」のトップクラスメーカー ※外販用フォトマスクにおいて
  • スマホ部品、ICカード、クラウドペイメントサービスのシステム等、生活に身近な製品・サービスを数多く手掛ける
  • オランダ・インドにも研究所がある

「150年やってる印刷会社が、なんで最先端半導体に?」と思われましたか?
実は印刷の技術を150年かけて磨き上げた結果、ナノレベルの加工ができるようになったそうです。


◆ なぜ印刷会社が半導体を作れるのか?
本の印刷には大きく5つの工程があって、その中の 「製版・刷板」(印刷用の版を作る工程)こそが、微細加工技術の源流。「絵柄を版から正確に転写する」という考え方を極めていった結果、


  • フォトマスク(半導体の回路パターンを焼き付ける"原版")
  • ナノインプリントリソグラフィ(次世代の回路形成技術。物理的にスタンプで凹凸を刻む方式)

という、
半導体製造部材の中核領域に携わるポジションに至った、というわけです。
印刷技術が150年でナノレベルにまで進化していると考えると、震えますね。




【最後に】就活生へのメッセージ


ディスカッションが終わったあと、最後に4人から学生のみなさんへ一言ずついただきました。


株式会社ディスコより学生へのメッセージ
桑田:現在、就職活動をされている皆さんは、不安や悩み、大変なこともたくさんあると思います。ですが、悔いを残さず、妥協せず、「やり切った」と思えるところまで全力で取り組んでほしいと思います。
その就職活動を乗り越えた先には、とても充実した社会人生活が待っているはずです。ぜひ、自分らしく頑張ってください。


奥村:就職について考える中で、さまざまな悩みや迷いがあると思います。ただ、実際に働き始めると、「働くっていいものだな」と感じられる瞬間がきっと来ると思います。
仕事そのものも楽しいですし、特に半導体業界は非常にダイナミックで、経済的にも大きな規模で動いている業界です。資金規模が大きいからこそ研究開発にも積極的に投資されており、さまざまな意味で貴重な経験ができる業界だと感じています。
私たちディスコでも、DNPでも、あるいはまったく別の会社でも構いません。一度業界に触れてみることで、「こんなに面白く、意義のある世界なんだ」と感じていただけるのではないかと思います。


大日本印刷株式会社より学生へのメッセージ
須田:半導体業界に限らず、実際に体験してみないと分からないことは多いと感じています。私自身、就職活動では、それまであまり知見のなかった業界の話も積極的に聞いていました。最初から「ここに行こう」と決めつけるのではなく、知らない業界や、最初はあまり興味がなかった分野でも、まずは話を聞いてみることが大切だと思います。そうした経験を重ねる中で、徐々に自分のやりたいことや、自分に合う環境が見えてくるのではないでしょうか。焦らず、落ち着いて自己分析をしながら、自分のペースで就職活動を進めていただければと思います。


厚田:半導体業界には、DNPやディスコ以外にも数多くの企業があります。それぞれの会社が独自の技術を持っており、価値観や考え方にも違いがあります。今日のDNPとディスコのお話からも、その違いを感じていただけたのではないかと思います。もちろん事業内容も重要ですが、企業の考え方や雰囲気は、実際にその会社の社員と関わってみて初めて見えてくる部分も多いです。ですので、興味のある業界については、できるだけ幅広く社員の方と話をする機会を持っていただきたいと思います。さまざまな企業を見る中で、「自分にとってどんな環境が合っているのか」という判断軸を大切にしながら、就職活動を進めていただければと思います。


最後に、この記事を書いた半導体オタクことマーケティングチームの大西から
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
最初に書いたとおり、これは就活ガイドではなく、半導体業界の面白さを一番に伝えたかった記事なので、今後の進路選択のご参考になれば幸いです。


そしてここからは、さらに一歩動いてみたい人へ【特別なご案内】です。


▼ 株式会社ディスコ
記事で取り上げた働きがいランキング1位の社風、アプリケーション大学(自分で配属を決める制度)、完全国内開発など、もっと深掘りしたい人はこちらへ。
インターンシップも12月頃まで開催しています。
https://compass.labbase.jp/company/429


▼ 大日本印刷株式会社(DNP)
記事で触れたフォトマスク、ナノインプリントリソグラフィ、そして複数事業部での経験が気になった人はこちらへ。半導体に関するインターンシップテーマも用意するとのことなので、是非気になる方はアクションを起こしてみてください。
https://compass.labbase.jp/company/230


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ライター
LabBase 編集部
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