硫酸環境下での耐熱耐食金属材料に関する研究
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
JAEAでは、これまでカーボンフリー水素製造プラントとして、高温熱源を用いた熱化学水素製造法に関する研究開発を長年行ってきました。現在は工業材料で製作されたプラントを用いての連続水素製造試験を実施しております。一方でプラント内には硫酸溶液を用いた機器が多数あり、特に高温環境下では金属材料の腐食が激しく、セラミックスが用いられています。本実習では、腐食試験後のいくつかの金属材料サンプルを観察して頂き、セラミックスに代わる耐熱耐食金属材料を探索することを目的としています。新しい金属材料を生み出してやろうという野心のある方を歓迎いたします。
※応募前に担当者と連絡を取り、開始日、受入れ期間を調整ください。