理系生は、仮説検証の申し子なはずなのに…。「やっちまった!」編
まずはクールポコも悲鳴を上げるやっちまったエピソードから。出るわ、出るわの「やっちまった…。」に一緒に震えましょう(そして、先人の失敗から学びましょう)。
- 専門的なことを喋りすぎてしまった。(農学・農業/M1)
- 緊張して早口で研究について詳細に話しすぎてしまった。恐らく文系であろう面接官の1人の顔がみるみる強張っていった。でも、止められなかった。(化学/M1)
理系あるあるであることは百も承知ながら、ついついやってしまうエピソードですね…。引いている相手をフォローしようと、言葉を重ねてさらにドツボにハマるという…。面接官が全員自分と同専攻であることはまれ。編集部が取材した理系就活猛者は「中学生にも分かるくらいのイメージで話す練習をした」と話されてましたよ〜。
緊張して空回るといえば、こんなエピソードも!
- 笑いを取りに行ってしまった。(天文/M1)
空気を和ませよう、緊張を緩和させようと卑下したり、相手をむやみに持ち上げたり、笑いを取りに行ったり……やっちゃいますよね。それでより地獄の空気が仕上がったり…(号泣)。普段の自分のテンションを変えすぎず自然体に背筋伸ばすくらいがちょうどいいです。

上記は「やっちゃうよね…(哀)」と肩に手を置いて励ましたくなるエピソードたちでしたが、「コラ!気を引き締めて〜」というエピソードもたくさんのようで…
- 駅からの距離を見誤ってダッシュ。汗だくどころか、風呂上がりのようなビショ濡れ具合で面接に駆け込んだ。(機械・M1)
- 電車を間違えて集合時間ギリギリに着いてしまったことがある。(電気・電子工学/M1)
- 時間ギリギリの電車が遅延した。(物理/B3)
- 指定場所がややこしくて遅刻しかけた。(医学/M1)
- 16時と18時を勘違いしていて遅刻したこと。(化学/M2)
失敗談で多かったのがなんと言っても遅刻。。。間に合うはずの電車が遅れた、時間を勘違いしていたなど、もう!あれだけ言ったのに!慣れない土地の場合はGoogle Mapに頼りすぎず、本命なら下見をするくらいの慎重さが必要ですよーーーーー!!
- 商品名をひとつも答えることができなかった。(化学/M1)
- 企業がやっている研究を調べ切れていなかった。(生物/M2)
- ケースをやることをしらずに選考に参加してしまい全く歯が立たなかった。(情報系/M1)
- 研究中にメールを見ておらず、面接日程がなくなってしまった。(化学/M1)
- SPIを対策なしで受けたら大変なことになった。(情報系/M1)
準備不足、事前研究不足エピソードも続々。就活は相性の部分はあるとはいえ、「丸腰」で等身大の自分を評価してなんてのは虫のいいハナシ。企業研究や企業理解が足りないと、入社後のリアリティショックが大きく早期離職に繋がるなんていう話もありますよ〜。
- 面接官からの質問とそれに対する回答をしっかり考えていたのに話す練習をしていなかったのでグダグダとした受け答えになってしまった。(化学/M1)
- 緊張で名前を名乗らず着席してしまい咎められた。少し圧迫気味の質問を聞かれ、頭が真っ白になってしまい沈黙を作ってしまった。(物理/M2)
緊張してしまうのは仕方がないこと。緊張することを前提に準備しておきたいですね。「書けた」と「話せる」の間には大河が流れているので、橋を渡せるよう、話す練習はお忘れなく。…にしても、緊張で名乗りもせず着席はパンチエピソード。緊張ゆえと笑って受け止めてくれる寛容な面接官もいるでしょうが、「ふてぶてしい」と大きなマイナスにも繋がりますよ…(涙)。

- グループディスカッションに参加したら自分以外スーツだった。(生物/M1)
- スニーカーで行ってしまった。(地球物理学/M1)
服装関係も失敗の宝庫。「服装自由」なんてこちらを試すような縛りもあるから、企業に合わせて空気を読むのも至難のワザですよね。オフィシャル、カジュアル、オフィスカジュアル…いずれで行くにせよ、清潔感は忘れずに!
やっちまったエピソードは、続く者たちが学びに変えていくことで成仏できます。先人の失敗を教訓に就活、駆け抜けていきましょう!
次回は「ガッツポーズエピソード」をお届けしますのでお楽しみに!
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