〈みずほ〉で、なぜ理系が活躍できるのか?

インタビュー

LabBase Media 編集部

〈みずほ〉で、なぜ理系が活躍できるのか?

「銀行は文系だけの就職先」ではない。みずほフィナンシャルグループ(以下、〈みずほ〉)には金融工学やデータマーケティング、リサーチ、マーケット、ITシステム、新規ビジネス創出、大企業営業といった様々な分野で活躍する理系出身社員がいる。〈みずほ〉で活躍する年次の異なる3名の社員に、業務の実態とやりがいを伺った。 みずほフィナンシャルグループ: 〈みずほ〉 は、銀行・信託・証券・アセットマネジメント・シンクタンク機能をグループ一体となって提供するグローバルな総合金融コンサルティンググループです。社会・経済が未曾有の変革期にある中、金融・非金融の垣根を超えた“次世代金融への転換”に向けて、新たな価値創造にプロアクティブに挑戦し、お客さまの課題解決のベストパートナーを目指します。

「世界を変革」すべく、リソースの豊富な〈みずほ〉へ入社



――学生時代の専攻や入社の経緯など、自己紹介をお願いします。


田所:私は2021年入社です。大学ではスマートフォンのように画期的な製品を作りたいと考え、電気電子工学系を専攻していました。量子コンピューターのハードウェア開発に取り組み、半導体理論のほか物理や情報系の隣接分野も学びました。


その過程でビジネス開発に関心を持ち、就職活動では幅広い分野を検討。〈みずほ〉 に入社したのは、大企業だからこそ有している豊富なリソースを活用し「世界を変革するビジネス作り」を実現するためでした。


:2012年に入社し、今年で11年目になります。大学では物理や数学が好きで理学部に所属していましたが、一方で人と関わることも好きだったため、就職活動では「お客さまの喜ぶ顔を直接見たい」と営業職に関心を持つように。特にメガバンクの法人営業は、あらゆる観点から企業の成長を支援でき、より多くの人に喜んでもらえる点に魅力を感じました。


〈みずほ〉を選んだのは、社員が個々の強みを活かして働く様子に多様性を実感したから。銀行・信託・証券といったグループ会社への異動も盛んに行っているため、将来のキャリア構築の選択肢が多様な点も魅力でした。


早川:私は2001年に入社し20年以上キャリアを積んできました。大学では地震予知関連の研究をしていましたが、地震予知を実現するにはまだ数百年以上のデータを蓄積する必要があり、追究していくには難しいと個人的に結論付け、就職を考えました。 予知・予測をキーワードに情報を集める中で、経済予測に出会い、銀行での金融市場の予測・分析業務を担い収益につなげる業務に関心を持ち入社しました。


――これまでの業務内容を教えてください。


田所:金融数理の専門家が集うみずほ第一フィナンシャルテクノロジー株式会社(以下、FT社)に出向し、グループ内外を対象にDX支援や金融工学にのっとったリスク計量などのデータ分析アドバイザリーをしています。10本程度のプロジェクトを同時に抱えることもあり、入社以来多くの案件に携わることができています。


:入社直後に中堅中小企業に対する営業を経験した後、デリバティブ商品の設計・運営・販売を担う市場営業部でマーケット関連の営業をしていました。この業務では、学生時代に学んだモデルや数式の知識が活きましたね。


現在は入社時から希望していた、大企業営業を担っています。お客さまの成長戦略を共に考え、そのお手伝いができるソリューションを銀行・信託・証券等グループ一体で提案しています。


早川:入社から5年ほどは経済指標の分析や投資戦略の策定などマーケット予測業務に従事し、その後デリバティブ商品の開発に携わりました。2012年から社費留学でカリフォルニア大学にて金融工学修士を取得、その後ロンドンでクレジットリスク管理と企画業務に取り組みました。


現在は先端技術活用の研究をメインに行うチームの次長として、リソース配分や取り組む優先順位付け、そもそもやるかやらないかの意思決定や部下の技術的なサポートを担います。


理系の“知識”だけではなく、理系らしい“考え方”が仕事に活きる



――業務ではどんなときに理系の素養が役立っていると感じますか?


田所:具体的な知識も役立っていますが、それ以上に大学で学ぶ中で培った「こうしたらああなるだろう」という感覚的なものが日常のちょっとした判断に活きていますね。量子技術領域のR&D関連の業務やデータ分析用のプログラムを書くときには、専門知識が直接的に役立っていますよ。


理系の素養や知識があることで、顧客企業の強みや技術をスムーズに理解できることが多いです。理系出身者のアドバンテージですね。


早川:「感覚的なもの」が役立つことは私も実感しています。例えば、部下が出した分析結果を見て、「このインプットならこうなるはずだからOK」と迅速な判断ができています。


入社前に想像していたよりも理系の知識が必要な機会が多いですね。マーケット理解において線形代数や確率・統計は必要な基礎知識です。新手法を実装して収益化の可能性を判断するためにも、実際に自分で手を動かしてみるといった、業務理解に加え技術理解が重要ですね。


――自分の成長や働くやりがいを実感するのはどんなときですか?


田所:〈みずほ〉全体のDX推進をFT社が主導するプロジェクトの運営等を通じて、対人交渉力が磨かれました。社内セミナーにシリコンバレーのベンチャーキャピタルで働く方を講師に招くなど、まったく面識のない方に連絡を取ることもしばしばです。直近だと〈みずほ〉CEOである木原さんと直接会って話す機会もあり、緊張しましたが度胸はかなりつきましたね。


:法人営業では、入社1年目から企業経営者とお会いし事業戦略について共に考えます。自分の提案がお客さまに大きな影響を与えるという点で責任も担いますが、当事者意識をもって自分の頭で綿密に考えることができるようになりました。


顧客企業ごとに課題は様々ですが、〈みずほ〉には幅広いニーズに対応できる商品やサポート体制などのリソースの蓄積があります。リソースを最大限活用して課題を解決し、お客さまから感謝の言葉をいただいたときには大きな達成感を感じますね。


早川:自分の経験に基づく判断で業務を効率化できたときにマネジメントとして大きな達成感を得られますね。例えば部下がマーケット分析について作成したモデルの報告に対し、「リーマンショック以降では基本上がる相場のため学習モデルとして不十分」とすぐ判断できるのはベテランとしての経験があるからこそ。グラフの傾向を見るだけでおおまかな改善点を指摘できることもあり、効率化につながっています。


課題解決のプロとして、日本全体を牽引できる人材を目指す



――今後のキャリアにどのような展望をお持ちですか?


田所:まだまだ新人なので、長期的な目標になりますが、いずれは日本全体を活性化する新ビジネスの創出に携わりたいですね。自分のバックグラウンドでもある量子技術関連分野にも貢献したいです。


課題先進国と言われる日本で、多くの企業を顧客とする〈みずほ〉が課題解決に取り組むことは、日本経済の起爆剤になりうると信じています。〈みずほ〉が持つ豊富なリソースを活用し、海外に輸出できる画期的な課題解決方法をもたらすビジネスを創り出したいですね。


:業界の知見を深く習得するため、〈みずほ〉の大企業営業は同一業種のお客さまを複数担当します。今後もお客さまにとって一番のパートナーとなれるよう業界知見の蓄積を続け、業界全体、ひいては日本全体を牽引していける人材になりたいですね。信託や証券の業務を経験することでさらなる専門性を得て、課題解決のプロとしてお客さまに貢献するというキャリアにも関心があります。


早川:すでに管理職に就いているので、自身のキャリアを築くよりも、部下にとって良い上司でありたいと考えています。良い上司とは、たとえ判断材料に不足があっても何が足りないのか、どうすれば良いかを経験から推測し、部下に助言できる人。部下がそろえた資料に基づく判断は誰にでもできますからね。資料が完璧でなくとも正確な判断が下せる上司になりたいです。


あとは、社内でDX推進の必要性を啓蒙していきたいです。市場部門には、DXの必要性を感じて本気で取り組みさえすれば関連知識を自分で習得できる人材が多くいます。そのため、DXそのものを教えるより、どのように役立つのかを啓蒙することが必要だと考えています。また、ESG投資などへの資産配分で経済構造を変革できることは銀行ならではの魅力。〈みずほ〉が金融システム全体を安定化させ、社会をよりよくすることに貢献していきたいですね。


熱意をもって挑戦を続け、最適解を模索する姿勢が大切



――ともに働きたい人材像を教えてください。


田所:〈みずほ〉の「5ヵ年経営計画」に掲げられている基本戦略の一つに「熱意と専門性」があります。このうち専門性は後からでも身につけられますが、熱意は本人の素質です。熱意と行動力のある人と一緒に働きたいですね。


一緒に働きたいのは、自分の考えを恐れずに発信できる人。変化する社会に合わせ、〈みずほ〉も多様な意見を聞き入れ変化しながら進まなければなりません。「正解はないから議論しない」なんて姿勢では仕事にならないので、間違っていても自分の考えを持って仮説検証を繰り返し、最適解を模索する姿勢が大切です。


早川:マーケットに正解はなく、これまで正しかったモデルが役立たずとなることもしばしばです。なんでも決めつけではなく、まずは手を動かしてみる、時には失敗してもいいので挑戦してみるといった姿勢を大切にしており、そういった方と働きたいですね。


――最後に、読者の学生へのメッセージをお願いします。


田所:研究で忙しいと思いますが、自分のやりたいことや長所短所には徹底的に向き合ってみてください。社会人の目線から見た物事を教えてもらうことで、意外な興味の対象や自分の強みが分かることもありますから、たくさん企業の人と会話するのも必要ですね。ちなみに〈みずほ〉は「やってみなよ」と挑戦を後押ししてくれる人が多いので、若手から何か挑戦したいものがある人には非常に良いフィールドだと思います。


:就職後の人生のほうが長いので、楽しく働けそうな就職先を幅広く探してほしいですね。一見可能性がなさそうな職種でも、調べてみるとやりたいこととマッチしていることはありますから。どんな領域でも、理系の強みを活かせる機会があるはずです。


早川意外なところで理系の素養が役立つことは多いと思います。私自身、就活当初はいま担っているような職務が銀行にあるとは知りませんでした。「理系だから」「金融だから」と決めつけずに、自分にフィットするかどうかを粘り強く検討してください。


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編集後記


〈みずほ〉という幅広いフィールドの中で理系がどのように活躍し、キャリアを築いているか具体的にイメージできるインタビューだった。ご登場いただいた3人は2年目の若手から20年以上のベテランまで三者三様だが、みな理系のバックグラウンドをもとに、DX支援やデータ分析、法人営業、先端技術活用など専門性を磨き続けていた。理系のスキルを活かしながら社会に大きな変革をもたらしたい学生は、〈みずほ〉への応募を検討してみてはいかがだろうか。



ライター
三輪 愛
カメラマン
児玉 聡
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企業情報

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みずほフィナンシャルグループ

■『ともに挑む。ともに実る』 〈みずほ〉には、渋沢栄一、安田善次郎など数多くの先人がフェアでオープンな姿勢と先見性をもって、 社会経済の発展に挑んできた DNA があります。そして、現在の私たちには、だれよりも変化に先駆け、 新しい価値を生みだそうとする熱意があります。 「お客さま一人ひとりの夢と希望に向かう挑戦に寄り添い、金融やコンサルティングの力で幸福な人生に貢献すること」 「新しい技術や事業へ挑む企業に、他企業との協業や、事業・金融面のサポートをしながら、 サステナブルな社会に向けてともに歩んでいくこと。」 「〈みずほ〉で働くすべての人がつながり合い、日々新たな視点で変革や改善に取り組み、未来を変えていくこと。」 お客さまの挑戦を支え、自らも変革に挑戦しながら、豊かに実る未来を共創していきます。 ■次世代金融への転換 デジタル化、少子高齢化、グローバル化といったメガトレンドの下、「金融」という業界も、これまでの発想を遥かに超えた、非連続的な構造変化に直面しています。 〈みずほ〉は、柔軟な発想で変わりゆく時代に向き合い、変化に対応するだけでなく、むしろ変化を自ら創り出すことによって、更に大きく飛躍していきます。従来の金融の領域にとらわれず、お客さまの夢や希望、あるいは不安といった、より本源的なニーズそのものに正面から向き合う。そして、金融・非金融の融合領域を含め、金融にまつわる様々なことをつなげ、「金融+α」のソリューションを提供し、「金融を巡る新たな価値」を創造する。こうした取り組みを通じて、お客さまと新たなパートナーシップを構築し、『次世代金融への転換』を実現します。