27年就職 : インターン・仕事体験 設計・開発職(メカ、部品等)
【27卒:就活相談】トヨタ系Tier1企業 | CAE・鋳造設計・材料研究で次世代自動車用部品を創る鋳造メーカーの技術の働き方理解を深める個別面談
中央可鍛工業株式会社
<就職相談ってどんなことを話すの?>
「どこから手をつけていいかわからない」「企業選びに自信がない」そんな方も大歓迎!
人事or現場技術者との個別相談では、以下のようなテーマを一緒にお話しします!
1.研究内容や、自分の得意なことの棚卸し
2.キャリア観や希望職種についての整理
3.企業選びのポイントの見つけ方
4.就活の進め方や、不安に思っていることの共有
5.自己PRや面接での伝え方についてのアドバイス
ぜひ気軽にご参加ください!
希望者には、インターンや工場見学にご案内させていただきます。
--------------------------
【鋳造 × 設計 × 材料研究──モノづくりの根幹に関わる技術開発に挑む】
中央可鍛工業の研究開発部門では、理系で培った専門知識を活かしながら、鋳造技術を用いた自動車部品の高精度・高効率な製造プロセスの実現に取り組んでいます。
皆さんには、以下のような業務に携わっていただきます。
設備技術係,生産システム係
・DX,IoT分野,自動化分野
鋳造技術係の仕事
◆ 製造工程設計(CAE・図面解析など)
自動車用部品や産業用車両向け部品の設計図や3Dモデルをもとに、品質・コスト・機能性をすべて満たす最適な製造条件(鋳造方案)を設計します。
シミュレーション技術や理論的な検証を重ねながら、量産に適したプロセスを構築していきます。
◆ 品質・コスト・顧客要望を満たすための開発検討
製品に求められるさまざまな要素をバランスよく実現するため、以下の観点から開発検討を行います。
・品質(寸法精度、材質、鋳造欠陥の有無)
・コスト(生産性、工数、材料費)
・顧客要望(軽量化、強度、外観、価格)
理論的なアプローチと現場での実証を組み合わせ、製品の最適化を図ります。
◆ 鋳砂などの材料研究・開発
鋳造に欠かせない「砂型(鋳砂)」の組成や物性についても研究対象です。
製品の寸法精度や表面品質、さらには環境負荷の低減にも関わる領域であり、物質化学や材料工学などの知見が活かされます。
◆ 試作~検証プロセスへの参加
量産前に試作品を製作し、寸法・材質・強度などの品質を検査・分析します。
得られたデータをもとに改良を加え、量産に向けての完成度を高めていく「実験と検証のサイクル」に携わることができます。
【主な取扱製品】
・自動車用エンジン部品
・産業用ロボット向け部品
・産業用車両向け部品
【推奨される技術スキル】
・機械製図の基礎
・CADソフト(2D/3D)の操作経験(AutoCAD、SolidWorks、Creo など)
・材料力学、製図、加工法などの工学基礎知識
・機械,電気電子の基礎知識
・ロボット工学の基礎知識
・メカトロニクスの基礎知識
【この仕事の魅力】
・材料、流体、熱、構造といった理工系の幅広い知識を実務に応用できる
・製品設計から生産技術、品質保証まで、モノづくりの全工程を一貫して経験できる
・顧客ニーズを深く理解し、それをカタチにしていく達成感が得られる
『そもそも“鋳造”とはどんな技術か』
鋳造は、金属を高温で溶かし、型に流し込んで冷やし固めることで、目的の形状を得る製造技術です。自動車部品をはじめ、さまざまな産業機械の中核部品に用いられており、非常に重要な役割を担っています。
鋳造の特長は、以下の通りです。
(1)複雑形状の一体成形が可能
中空構造や複雑な曲面を持つ部品も一体で成形できるため、軽量化や高強度化に貢献します。
(2)大型・厚肉製品にも対応
鋳造はサイズや形状の自由度が高く、大型構造部品の製造にも適しています。
(3)多様な金属材料の選択が可能
鋳鉄、アルミ合金、銅合金など、用途に応じた最適な素材を用いることができます。
(4)量産に適した生産効率とコスト性
一度型を作れば同一製品を大量に生産できるため、自動車のような大量生産品に最適です。
鋳造製品は完成品の外からは見えにくいものの、製品の性能や安全性を支える“中核部品”として重要な役割を果たしています。
特に「強さ」「精密さ」「形の自由度」が求められる現場で、高い価値を発揮しています。